【12のシーン別!】猫が怪我したときの応急処置のしかた!

室内飼いの猫でも、思わぬケガや事故に遭うことがあります。
いざという時のために、簡単な応急処置の仕方は覚えておきましょう。

また覚えるのが難しい場合、猫の救急箱にシーン別応急処置の方法を書いた紙を入れておくのもアリです。
今回は猫のシーン別、応急処置の方法を紹介していきます。

 

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猫が怪我をした時の5か条!

愛猫が非常事態にあるときこそ、飼い主さんが気をしっかり持って対応する必要があります。
緊急事態になると冷静になるのが難しいですが、適切な応急処置以外は怪我の悪化にもつながります
猫がけがをした際の最低限の原則として、以下を覚えておきましょう。

  1. 大きな声を出さない
  2. 傷口に直接触らない
  3. むやみに薬を使わない
  4. 水や食べ物を与えない
  5. できる限り早く病院に連れていく

またシーン別応急処置のしかたを見ても対応法が分からない場合。
どうしていいか不明な場合は、かかりつけの獣医に電話して指示を仰ぎましょう

 

12のシーン別猫の応急処置のしかた

1.出血している場合

完全室内飼いの猫でも、ガラスや包丁に触れることでケガをして出血をすることがあります。
傷口を清潔にして圧迫止血をする必要があります
出血が少なければ傷口の毛を刈り、ガラスの破片などを取り除いてあげます。

その後水道水かオキシフル(消毒液)を3%に薄めたもので傷口を消毒します。
最後にガーゼと包帯で保護します
出血が多い場合は、止血だけして病院へ急ぎましょう。

 

2.骨折している場合

骨折している場合は、できるだけ動かさず病院へ連れて行く必要があります。
猫の骨折は気づかないことが多いため、まず猫が骨折したことに気付くことが大切です。
骨折をしたときの症状は以下になります。

  • 足を引きずっている
  • 歩き方がおかしい
  • 長い間じっとしている
  • 触られるのを嫌がる
  • 関節が異常に曲がっている
  • 骨が変形、露出している

上記の症状・特徴が見られたら骨が折れている可能性があります
応急処置として添え木をすることもできますが、素人がやると怪我が悪化する場合もあります
できるだけ動かさないようにして、すぐに病院に連れていきましょう。

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3.やけどをしている場合

やけどは分かりにくい怪我の一つであるため、よく観察する必要があります。
やけどをしている場合の症状は以下になります。

  • 毛が焼けている
  • 皮膚が赤くなって腫れたり、毛が簡単に抜ける
  • 皮膚がはがれている

上記の症状が見られたら、やけどの危険性が高いです。
部分的なやけどの場合、患部に冷水でしぼったタオルを当て、その上から患部に氷のうを当てます。

広い範囲のやけどの場合、一度体を水に浸し、その後冷たい水でしぼったタオルで体をくるんで病院へ向かいます

 

4.落下してしまった場合

落下した場合、猫の体に傷が見えなくても内臓の損傷や、骨折をしている恐れがあります。
猫が立てないときは、背骨などを骨折している可能性もあります。
できるだけ動かさないようにして、すぐに病院に連れていきましょう。

 

5.溺れてしまった場合

溺れて水をたくさん飲んでしまっている場合は、頭が体よりも低くなるようにテーブルなどに腹這いに寝かせて、飲んだ水を自然に吐かせます
動物病院への移動中も、空気の通り道(気道)を確保するためできるだけ首を伸ばして寝かせるようにしましょう。

意識がない場合は、舌がのどに詰まってしまうことがあるため、舌を口の中から出してすぐに病院に連れていく必要があります。

 

6.けいれんしている場合

痙攣をしている場合は、毛布などで全身をくるみ静かに寝かせて見守ります
けいれんが5分以内で止まれば大丈夫です。

5分以上続くようなら一度病院に連れていきましょう。
基本的にけいれん自体で亡くなるようなことはないですが、脳腫瘍や肝臓病などの可能性が疑われます

 

7.感電している場合

コンセントが差し込んである状態で猫に触れると、飼い主も感電する危険があります。
まずはコンセントを抜いて、その後猫の状態を確認します。

呼吸や脈拍が早い場合はすぐに病院に連れていきましょう。
連れていく際は気道の確保をするように意識しましょう。

 

8.窒息している場合

至急喉につっかえている異物を取り出す必要があります。
猫の頭を固定して、先の丸いピンセットなどで取り出しましょう。

呼吸困難から意識不明になるとかなり危険なため、多少強引にでもすぐに取り除くようにしましょう
暴れて上手くできないときは複数人で行うか、全身をタオルでくるんで行いましょう。

 

9.喉に骨が刺さった場合

のどに骨が刺さることは、人間の場合重大な問題にはなりにくいです。
ただ、猫はよりデリケートなため、のどに骨が刺さったときはかなり危険です。
のどに骨が刺さった場合、下記の症状を見せます。

  • 急に食べるのをやめて口元をこする
  • 急に食べるのをやめてよだれを垂らす
  • 急に食べるのをやめて苦しそうにする

このような症状を見せたら、のどに骨が刺さってしまった可能性が高いです
ライトでのどを照らしながら、先の丸いピンセットで骨を抜き取りましょう
取るのが難しい場合は、すぐに病院へ連れていきましょう

 

10.針が刺さった場合

この場合もピンセットで抜く必要があります。
ただ、無理はしないようにしましょう。

難しい場合は病院へ行って取ってもらいましょう。
またうまく取れても感染症にかかる危険があるため、念のため病院へ行きましょう。

 

11.目の中に異物が入った場合

水で目を洗い流す必要があります
異物が取れたり、取れたか分からないような場合は、すぐに病院へ連れていきましょう。
また病院に着くまでに目をこすろうとする際は、エリザベスカラーをつける必要があります。

 

12.ハチに刺された場合

ハチに刺された場合、一刻も早く病院に連れていく必要があります
アレルギー反応を起こして、ショック状態に陥る危険があるからです。
病院に連れていく際は横向きに寝かせて舌を引き出して、気道の確保を必ず行うようにしましょう。

 

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猫用救急箱には何を準備する?

応急処置をする場合、状況によって必要な道具は変わります。
やけどをしたなら冷やすために氷のうが必要になりますし、出血をしたなら血を拭き取るためのガーゼなどが必要になります。

どんな状況でも対応できるようにしておくため、猫の救急箱を用意しておきましょう
猫の救急箱には、以下のものをそろえるようにしておきましょう。

  • ガーゼ
  • 脱脂綿
  • 止血帯
  • ハサミ
  • 先の丸いピンセット
  • 爪切り
  • スポイト
  • エリザベスカラー
  • カイロ
  • 氷のう
  • 体温計

いざという時にすぐに持ち出せるようにするためにも、猫用救急箱は持ち出し袋の中に入れるようにしましょう。

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まとめ

猫が非常事態の時は、飼い主であるあなたが気をしっかり持って対応をする必要があります。
適切な応急処置をすることで、怪我が悪化するのを防ぐことにもつながります。

ただ応急処置をしている際の注意として、以下の5点は必ず守るようにしましょう

  1. 大きな声を出さない
  2. 傷口に直接触らない
  3. むやみに薬を使わない
  4. 水や食べ物を与えない
  5. できる限り早く病院に連れていく

また応急処置をする際に、救急用具がないと適切な処置が取れなくなってしまいます。
念のため、猫用の救急箱も用意しておくようにしましょう。

photo credit:Touch me,Harry – Overwatch via photopin (license)

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