7つの実例から考える猫のスプレーマーキング防止対策!

猫のスプレーマーキングの臭いは強烈ですよね。
あまり知られていないですが、実はスプレーマーキングはオス猫だけでなく、メス猫も場合によってはします。
そこで今回は猫がマーキングをする理由と、その防止対策をいくつかの実例と合わせて紹介していきます。

 

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そもそもマーキングとは?

マーキングとは自分自身の匂いをつけることによって、縄張りを主張する行動です。
猫の場合、自分の縄張りだと思っている場所にマーキングをしたり、自分のものだと思っているものに対してマーキングをすることがあります。

マーキングの方法は以下のようにいくつかあります。

  • 顔のすりすり
  • 爪とぎ
  • オシッコスプレー

【顔のすりすり】
顔のすりすりはマーキングの意味もありますが、同時に好きな人や猫に対しても行われる行為でもあります。
顔の臭腺から出る自身の匂いを、お気に入りの場所や人につけることで、「ここは(この人は)私のもの!」と主張するのです。
猫同士で行われる場合は、あいさつの意味やより親密になるための行動となります。

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【爪とぎ】
続いて爪とぎも猫のマーキングの一種です。
正確に言うと、爪というよりかは肉球の匂いをつけることでマーキングをしているのです。

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【スプレーマーキング(オシッコ)】
そして最後が、人間にとって最も厄介になってくるスプレーマーキング(オシッコ)です。

スプレーは上の動画のように、通常のオシッコより濃い尿をスプレーのように噴射、もしくは垂らします
今回はこのスプレーマーキングの原因や、防止対策に焦点を絞って紹介していきたいと思います

 

実例から考える猫のスプレーマーキング防止対策!

基本的に猫がスプレーマーキングをするのには、何かしらの理由があります。
実際にあった原因と、それぞれの防止対策を紹介していきます。

ケース1

小さいころから順調に育ってきたオス猫が、最近スプレー行為をするようになってきた場合。

これはオス猫に多く見られる、スプレーマーキングだと考えられます。
去勢していないオス猫は異性を引き付ける、もしくは自分の存在を主張するためなどの理由から、スプレーをする頻度が高いことで知られています。

この場合の対処法としては、去勢手術をすることです。
去勢手術をすることで、完全にスプレーマーキングをしなくなる、また完全になくなるまでいかずとも、スプレーの頻度はほぼ確実に減ることでしょう

またオス猫だけでなく、メス猫も避妊手術を受けることで、スプレーをしにくくなるようです。

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ケース2

家に新しい赤ちゃんや、新しい同居人などがいる場合。
この場合は、猫が自分の縄張りを侵害されていると感じている可能性があります。

赤ちゃん用のベッドなどが猫のよくいる、もしくはよくいた部屋に置いてないですか?
また猫の縄張りだと思われる場所に対して、なんらかの囲いなどをしてしまっていないですか?

例えば、猫お気に入りの場所の周りが、子供のおもちゃなどで散らばってる場合なども、猫は縄張りを侵されていると感じてしまうものです。
猫は縄張りに敏感な動物です。

自分の縄張りだと思っている場所を侵害されそうだと感じている場合、もしくは侵害されている場合は(※たとえこっちにその気が全くなくとも)スプレーマーキングによって、縄張りの主張をすることがあるのです。

この場合の対処法は、猫の縄張りの周りから物をどけることです。
猫が自分の縄張りがしっかり確保されていると安心すれば、この場合はスプレーをしなくなるでしょう

 

ケース3

なぜだか分からないが、飼い猫がスプレーをし始めた場合。
理由を探ってみたところ、窓の外に野良猫が見えることが分かりました。

ケース2からも分かるように、猫は自分の縄張りをとても大切にする動物です。
他の野良猫などが周囲をうろついているため、自分の縄張りを主張するためにスプレーマーキングをしている可能性があります

この場合の対処法は、まず野良猫が家の近くにやってこないような対策を取ることです。
それが難しい場合は、飼い猫が外を見ることができないように、ブラインドやカーテンを降ろして野良猫の姿を見せないようにしましょう

 

ケース4

家で多頭飼いをしている、もしくは多頭飼いを始めた場合。
猫は自分の好みの場所があり、それぞれ自分にとって安心して休める場所が必要です。

一般に立場の強い猫は低所(部屋の床など)、立場の弱い猫は高所(キャットタワーの上など)を好む傾向が強いです。

この場合の対処法は、全ての猫がゆっくりとくつろげるように、家の中の環境を整えてあげることです。
それぞれトイレを自分のものだと思っている場合は、トイレを複数用意することなども防止対策になるでしょう

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ケース5

猫のトイレが汚いまま放置されている場合。
猫は皆さんもご存知の通り、清潔好きな動物です。

汚いトイレなどを嫌い、自分が好ましいと考える場所でトイレを済ませます。
この場合の対処法は、よりこまめにトイレ掃除をしてあげることです。

こまめな掃除が難しい場合は、トイレの複数設置などが解決策になりえます

 

ケース6

最近忙しくて、あまり猫と遊ぶことができていない場合。
猫は一般にあまり手のかからない動物だと考えられていますが、それでも毎日それなりに構ってあげる必要はあります。

遊ぶ時間が少ないことで、ストレスを溜めてしまい、スプレーマーキングなどの問題行動に出てしまう猫は少なくありません

この場合の対処法は、言うまでもなくより猫にストレス発散(狩り遊びなど)をさせる時間を増やしてあげることです。

 

ケース7

最近日常に何かしらの変化(引っ越しやご飯の変化、トイレ砂の変化など)があった場合。
猫は日常・環境の変化を極度に嫌う動物です。

そのためこういった何かしらの変化からストレスを強く感じ、それを表現するためにスプレーマーキングをしていることも考えられます

この場合の対処法は、可能な限り変化前の状態に戻してあげることです。
ご飯の変化などを考えている場合は、徐々に変化していく必要があります。

ただ引っ越しなど戻すのが難しい場合は、猫がスプレーマーキングをした場所にトイレを複数設置する。
また後述のフェリウェイスプレーの使用などが好ましいです。

 

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その他の対策

上記のケースのどれにも当てはまらず、理由が分からないという場合は、以下のことを試してみることをおすすめします。

  • 基本的なスプレーマーキング対処法
  • ストレス要因の排除
  • フェリウェイスプレーの使用

1つずつ詳しく見ていきましょう。

基本的なスプレーマーキング対処法

スプレーをされてしまった場合は、基本的には以下のように対処することが大切です。

  1. 猫がスプレーをした場所を、強力消臭材などで臭いを取る
  2. 猫がスプレーをした場所に、トイレを置く
  3. 複数の場所にマーキングをされた場合は、された場所にトイレを設置し、徐々にトイレ同士の場所を近づけていく
  4. 最終的にトイレの数を1つか2つほどに減らす

 

ストレス要因の排除

猫は様々な目的からスプレーマーキングをします
それは性的アピールだったり、存在のアピール、またストレスが溜まることでスプレーをすることもあります

猫は以下のように、様々なことからストレスを溜めてしまいます。

  • 引っ越しなどの環境の変化
  • 自宅周りの工事の騒音がうるさい
  • 遊ぶ時間が少ない
  • 逆に触り過ぎってしまっていないか

何か心当たりがある場合は、なるべく猫がストレスを感じないようにしてあげましょう。
より詳しく知りたい場合は、こちらの記事から確認してみてください。

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ストレスの原因はこれだ!猫がストレスを感じる環境・行動一覧

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フェリウェイスプレーの使用

ビルバック フェリウェイ スプレー 猫用 60mL

猫の粗相を防止するための専用スプレーです。
中身は猫のフェロモンを科学的に合成したもので、リラックスさせる成分も入っているようです。

効き目は猫によって全く効かないという子から、スプレーが直ったという子まで様々です。
ただどうしても粗相が直らず困っている方の場合、試してみる価値はあるかと思います

 

まとめ

猫のスプレーマーキングの原因は様々です。
ただ基本的な考え方として、猫は何かしらの原因からスプレーをしているものです。
そのためスプレーをする原因は何かを、猫目線に立って考え、防止対策を立てることが大切になってきます。

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