お風呂嫌いな猫におすすめ!10分でできる蒸しタオルリフレッシュ!

あなたの猫はお風呂を嫌がりませんか?
お風呂に入るのが嫌いな猫の場合は蒸しタオルで体を拭くことで、汚れを取ることができます。

今回は体の汚れをサッと拭き取る蒸しタオルでのリフレッシュ方法を紹介していきます。
お風呂が苦手な猫ちゃんを飼っている場合はこの方法を試してみましょう。

猫のお風呂への入れ方を知りたいという方はこちらから確認できます。

簡単な猫の洗い方!シャワーとシャンプーで全身キレイに!

 

お風呂嫌いな猫へのリフレッシュ方法とは?

お風呂嫌いな猫はとても多いです。
そんなお風呂嫌いな猫でも、温かいホットタオルで拭いてあげることで汚れを取ることはできます
早速蒸しタオルでの体の拭き方を見ていきましょう。

また猫を拭く前にあらかじめブラッシングを念入りにしてあげる必要があります。
ブラッシングの仕方はこちらから確認できます。

毎日やっても嫌がらない?猫が喜ぶブラッシングのやり方!

 

何を用意すればいいの?

タオル2、3枚

1枚のタオルはお湯で温めたもの(蒸しタオル)を使います。
蒸しタオルは冷たくなったらまたお湯でしぼり温めましょう。

もう1枚のタオルは最後に猫の体を拭くために使います
体を乾かすためのタオルは、少し大きめのタオルを用意するか何枚か余分に用意してあげましょう。

 

温かいお湯

洗面器などにお湯を用意しましょう。
温度は高めの37~38度くらいがおすすめです。
タオルをお湯に入れてしぼった後は、パタパタと軽く振って表面を少し冷ましましょう。

タオルリフレッシュの前にチェック!
以下の注意点に引っかかってないか確認しましょう。
・体調は悪くない?
・あなたの爪は長く伸びてない?
・室内は冷えてない?
・あらかじめブラッシングできてるか?

 

猫の拭き方

1.タオルで背中全体を包むように拭く

まずは猫の背中全体をゆっくりとなでるように拭きます。
首の後ろからお尻にむけてまんべんなく拭きましょう。

首の後ろを温めよう
首の後ろを温めることで猫の抵抗力を維持する助けになります。
具体的には鼻水の症状の予防ができます。
過去に風邪をひいたことがある猫や、シニア猫は30秒ほど首の後ろを温めるようにしましょう。

 

2.あごの下と体の側面を拭く

次に拭くのはあごの下、胸、体の側面です。
片手で顔を軽く固定しながら拭きましょう。
ここで注意が必要なのが、蒸しタオルは冷めてたら再度お湯で温めなおす必要があるということです。

腰を温めよう
タオルを腰に置いて30秒ほど待つことで全身の血のめぐりを良くすることができ、免疫力の維持につながります。
特に腎臓などの泌尿器関係に不安を覚える猫にはおすすめです。

 

3.足先は指の間もしっかりと拭く

続いて足を拭きます。
足は1本ずつ蒸しタオルで包み込むように拭いていきます。
指の間や肉球、爪は汚れていることが多いため、細かいところもしっかりと確認しましょう。

後ろ足を温めよう
泌尿器に近い後ろ足を温めることで、病気予防対策になります。
かかとからすっぽりと蒸しタオルで包みこみ温めましょう。

 

4.体を起こしておなかを拭く

猫の体を片手で持ち上げて起こし、首やおなか、下腹部を拭きます。
猫が持ち上げられるのを嫌がる場合は、おなかと床の間に蒸しタオルを入れて拭いてあげましょう。

おなかを温めよう
おなかを温めることで胃腸の働きが良くなります。
下痢や消化不良が目立つ猫におすすめです。

 

5.しっぽとおしりを拭く

最後にしっぽとおしりを拭きましょう。
しっぽは下から蒸しタオルで包むように先端に向かって拭いていきます。
最後にしっぽを持ち上げてお尻を拭き、完了です!

 

まとめ

お風呂が嫌いな猫は多いです。
そういった時にはホットタオルでリフレッシュをすることができます。
以下がそのやり方になります。

  1. タオルで背中全体を包むように拭く
  2. あごの下と体の側面を拭く
  3. 足先は指の間もしっかりと拭く
  4. 体を起こしておなかを拭く
  5. しっぽとおしりを拭く

また各部位を温めることで猫の免疫力も高めることができます。
風邪をひきがちな猫やシニア猫は、汚れを取ると同時に温めてあげましょう。

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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