どこから猫はエンジンルームに?事故を起こさないための4つの対策

冷える時期になってきましたね。
こんな寒い季節には、猫が暖を求めて車のエンジンルームに入ってしまうことなどがあります。

そんな中車を発進させてしまうと、ベルトの回転部分に巻き込まれたり、モーターの熱で焼けてしまい、見るも無残な状態になってしまう子もいるんだとか。。
中にはそれが原因で、猫を見たくなくなってしまう人もいるようです。

今回はそんな猫がエンジンルームに入らないようにするための対策方法などを紹介していきます!

 

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どうして猫はエンジンルームに入っちゃうの?

まずはこちらの映像をご覧ください。
猫はこんな所にいることがあるのです。

そもそもなぜ猫はエンジンルームに入ってしまうのでしょうか?
実は車のエンジンルームは、猫にとって非常に快適な環境が整っている場所なのです。

  • 暗く狭い
  • 暖かい
  • 人目に付かない

この3つはどれも野良猫が好むポイントなのですね。
外敵から身を隠すことができ、かつ暖かいという絶好の環境なのです。

当然のことながら、野良猫は家猫のように毎日安心してゆっくりと眠れるわけではありません。
そんな中エンジンルームは手軽には入れて、かつとても心地よい休み場所になるのですね。
そのため猫はエンジンルームや、ボンネットの上で休むことが多いようです。

また猫がエンジンルームに入ってしまい事故が起きるのは、件数こそ少ないものの夏もあるようなので季節問わず気をつける必要があります。

 

どこから猫はエンジンルームへ入るの?

猫にとってエンジンルームが、とても心地よい環境であることが分かっていただけたと思います。

ただどこから猫はエンジンルームに入ってしまうのでしょうか?
そう簡単に入れるような場所ではないですよね。

実はエンジンルームの真下の、部品のわずかな隙間から入ってしまうようです。
車のパーツなどが密集しておりかなり狭いですが、そんな隙間からでも子猫や体の小さい猫はうまく入ってしまうようです。

隙間はやはり成猫(大人の猫)には入るのが難しいようで、エンジンルーム内に入ってしまう猫の9割は子猫とのことです。

猫がエンジンルームに入り悲惨な事故が起こるのは、近年問題になっているようです。
実際のところ各社車メーカーなども新しい製品を開発する際には、隙間を少なくするようにしているようです。
ただどうしても細かいすき間は出来てしまいます。

それではエンジンルーム内での事故を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
続いて具体的な4つの対策方法を紹介していきます。

 

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悲惨な事故を起こさないための4つの対策

猫がエンジンルームに入らないようにするための、対処方法を4つ紹介していきます。
1つずつ確認してできそうなことをやってみてください。

  • ボンネットをノックする
  • エンジンルームの目視チェック
  • シャッター付き駐車場の利用
  • 猫が嫌がる工夫をする

1.ボンネットをノックする

まず第一に紹介したいのが、ボンネットノックです。

ボンネットを手でバンバンと軽く叩いてみて、何かが動く音がしないか聞いてみてください
野良猫は基本的に警戒心が強い子が多いため、自分の休んでいる場所がノックされるとびっくりして飛び出ていきます

少なくともゆっくりと休んだままということにはならないでしょう。
詳しいデータがあるわけではありませんが、ボンネットのノックだけでも6,7割程度はこういった事故を回避できるのではないでしょうか?

日産自動車も「猫バンバン」プロジェクトと題して、車で休んでいる猫の命を守るための活動を推奨しています。
個人的にこういったプロジェクトはとても好感が持てますし、共感できます。

ノックするのは最初こそめんどくさいかもしれませんが、慣れてしまえば1,2秒の手間だけで済みます。
是非習慣化してみてください!

引用元:Nissan(猫バンバンプロジェクト)

あくまでこのデータは参考値であるようですが、それでもかなりの効果があることが分かるのではないでしょうか?

エンジンルームにいた比率こそそれほど高くなかったようです。
ただ車の下やタイヤ近くで休んでいた場合もとても危険ですし、こちらはかなり比率も高いです。
こういった猫の命を救うこともボンネットノックで回避することができます。

 

2.エンジンルームの目視チェック

ボンネットをノックすること以上に、エンジンルーム内での事故を防ぐ最も有効な方法が「目視チェック」です。

エンジンルームを覗くことで、猫がいないかどうか。
もしくは猫がいた形跡がないかなどを確認することができます。

ボンネットノック以上に古典的で手間がかかってしまいますが、エンジンルーム内での事故を防ぐには最も効果的な対策になります。
また車の近くで休んでいる猫もいるため、目視後でもボンネットをノックすることをおすすめします。

 

3.シャッター付き駐車場

これは猫への対策というよりかは、駐車場をシャッター付きの場所にすることです。
シャッター付き駐車場に停めることで、猫は入れなくなります。

有効的ではありますが、簡単にできないという点では中々現実的ではないかもしれません。
あくまで1つの手段として考えてみてください。

 

4.猫が嫌がる工夫をする

猫が嫌がる工夫とは、猫が「ここには近づきたくないな」と思うような対策をすることです。
具体的には以下のような対策が挙げられます。
1つずつ解説していきます。

  • 忌避剤の使用
  • 超音波発生器の使用

忌避剤の利用

忌避剤とは、猫が近づくのを嫌がるような匂いを発する薬剤のことです。
猫が嫌がる匂いは主にハーブやワサビ、または柑橘系のフルーツなどの匂いになります。

こうした忌避剤を使うことで、近くにいるのを敬遠するようになります。
薬局やホームセンターなどでも販売しており、手軽な方法の一つです。
ただ忌避剤だけでは効果はおそらく薄いでしょう。

超音波発生器の使用

超音波発生器とは、文字通り超音波を発生させる機械です。

この機械が有効な理由は、私たちと猫の体のつくりの違いにあります。
猫は人間よりも聞くことのできる周波数が高いのです。

周波数とは?
音の高さみたいなものです。
高い周波数帯の音のことを超音波と呼びます。

人間が14k~20k(20,000)ヘルツ(Hz)程度までの音しか聞き取れないのに対して、猫は100kヘルツ程度の周波数まで聞こえるようです。

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つまり人間が聞きとれず、猫が聞き取れる音の高さは20k~100kヘルツほどとなります。
その高さの周波数の音(超音波)を大きな音で流すことで、猫が嫌がって近づかないようにするのです。

実はこの超音波発生器はエンジンルームへの侵入だけでなく、自宅の庭などへの侵入被害も防げるとかなり口コミで広がっているようです。
そのため庭に糞をされて困っている人などにも、おすすめできる方法の一つと言えます。

ただ一点注意として安物の超音波発生器などは周波数が18kヘルツ程度であるため、耳が良いと聞こえてしまう人もいるようです。
いわゆる18kヘルツなどは、モスキート音と呼ばれる高さの音ですね。

せっかく買ってきても、自分や周りの人にまで聞こえる音だったら意味がありませんよね。
そのため利用されたい方は、ひとまずモスキート音でチェックしてみてはいかがでしょうか?
モスキート音(Youtube)

10,000円程度の少し高級な超音波発生器などを使用すれば、より高い周波数帯の音を発生させることができます。
気になる方はそういったものを利用してみてはいかがでしょうか?

【超音波が効果的?】5つの野良猫の糞尿対策と処理方法

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もしもエンジン始動後に気付いたら?

猫がいることに気付かず、エンジンを回してしまった後に猫がいることに気付いたらどうすればいいのでしょうか?
そんな状態に気付いた方は以下の順に対処法を試しましょう。

1.車(エンジン)を止める

まずはエンジンを止めましょう。
猫がいる状態でエンジンを動かし続けると、悲惨な事故になってしまいます。

2.中にいる猫を取り出す

エンジンルームが熱くなっているため、停止後は冷ましましょう。
そして自力で救出できる場合は、猫を取り出しましょう。

3.救出が難しい場合JAFに連絡する

猫が奥まで入り込んでしまっていたり、自力で救出してあげるのが難しい場合はJAFに連絡しましょう。
JAFにもこの手の相談がよく来るようなので、うまく取り出してくれることでしょう。

もちろんボンネットノックや目視をしていても、気付かずにエンジンを回してしまうこともあるかもしれません。
そんなときもできるだけ焦らないように、対処をしましょう。

 

まとめ

冷える季節は猫が暖を求めて、エンジンルームに入ってしまうことがあります。
その状況で車を発進させてしまうと、車内部で事故が起きてしまいます。

そうならないためにもボンネットノックや目視をするようにしましょう。
中にはわざわざそういったことをするのが、めんどくさいという人もいると思います。

ただエンジンルーム内で事故が起きてしまうと、その後の処理など車の持ち主が一番大変だと思います。
猫の命を守るためだけでなく、事故を起こして手間をかけないためにも是非少しだけ対策をしてみましょう

photo credit:James Whitesmith by Cat

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