【知らないと大損?】限度額と限度回数で見る猫のペット保険!

猫のペット保険を提供している会社は現在13社ほどあります。
どの会社もそれぞれプランが異なるのですが、これだけ多いと何を選べばいいか分からなくなってきますよね。
そこで本日は保険選びをする際に最も大切になってくる、「補償限度額」と「補償限度回数」について、詳しく紹介していきます

 

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ペット保険選びで大切な「限度額」と「限度回数」とは

まず限度額と限度回数とは、それぞれ以下のことを指します。

「限度額」とは?:

限度額とは「通院・入院・手術」で支払われる保険金の総額のことです。
限度額の設定は会社・プランによって異なります。
年間でいくらまで保険金がでるという会社もありますし、1日あたりいくらまでと区切っている会社もあります

 

「限度回数」とは?:

限度回数とは保険金の請求ができる回数のことです。
限度回数も限度額同様、会社プランによって設定が違います。
年間で何回までと制限している会社があれば、限度回数の制限を一切出していない会社もあります

これら二つの項目はペット保険選びをする際に、とても重要になってきます
なぜ重要になるかに関しては、次章で紹介していきます。

 

ペット保険は2つの補償タイプで分けることができる?

基本的にペット保険は、限度額と限度回数によって、何らかの縛りを加えています。
ペット保険をタイプごとに分類すると、以下の2つのタイプに分けられます

  • タイプA:限度額と限度回数が決まっている保険
  • タイプB:年間の限度額のみ決まっている保険

それぞれどんなものなのか、具体的に見てみましょう。

タイプA【限度額と限度回数の制限があるもの】
※例:アニコム損保50%

治療項目 限度額 限度回数 総支払額
通院 1日10,000円まで 1年で20日まで 200,000円
入院 1日10,000円まで 1年で20日まで  200,000円 
手術 1回100,000万円まで 1年で2回まで 200,000円 

タイプB【年間の限度額のみ決まっているタイプ】
※例:ガーデン50%

治療項目 限度額 限度回数 総支払額
通院 年間500,000円まで 特になし 年間500,000円まで
入院
手術

このように、「限度額と限度回数が決まっている保険(タイプA)」と「年間の限度額のみ決まっている保険(タイプB)」の2つで、同じ50%補償であっても、補償内容が全く違うことが分かります

そしてこのタイプが違うだけで、返ってくる保険金の額が変わってくる可能性があるのです

それでは実際に、治療費がかかった場合のシミュレーションを通して、返ってくる保険金にどんな違いが出てくるのかを見ていきましょう。

 

保険金シミュレーション(具体的なケースで比較!)

それぞれ返ってくる保険金にどんな違いが出るかを見るために、3つのケースを見ていきましょう。
※どのケースも、実際に保険会社に請求があった例になります。

ケース1:猫が骨折した場合

猫が高いところから飛び降りて、前足を骨折しました。
10日間の入院と1回の手術、また経過観察のため、5日間の通院をしました。

  • 通院:42,000円
  • 入院:186,800円
  • 手術:98,000円

合計金額は「306,800円」です。

タイプA(50%補償)であれば、かかった金額の半分である「153,400円」が自己負担額になります。
タイプB(50%補償)も、同様に「153,400円」が自己負担額になります。

自己負担額とは?
自己負担額とは、言葉の通り、自分で払う必要のある金額(自腹分)ということです。

 

ケース2:猫が異物誤飲をした場合

猫がおもちゃを飲み込んでしまいました。
検査の結果、胃の中におもちゃがあることが分かったため、摘出手術と経過観察として6日間の入院をしました。

  • 入院:35,800円
  • 手術:235,000円

合計金額は「270,800円」です。

タイプA(50%補償)の最終的な自己負担額は「152,900円」になります。
タイプB(50%補償)であれば、かかった金額の半分である「135,400円」が自己負担額になります。
このケースでは、タイプBの方が17,500円分多く保険金が返ってきます。

なぜタイプAの方が自己負担額が高くなるかと言うと、1回あたりの手術補償金額が100,000円までしか出ないからです。
100,000円+35,800÷2=117,900円(返ってくる保険金)
270,800-117,900=152,900円(自腹となる金額)

一方タイプBは年間総額500,000円まで保険金がでるため、かかった総額の半分が自己負担額となります。

 

ケース3:猫が下部尿路疾患にかかった場合

猫が下部尿路疾患(腎不全など)になりました。
検査や注射などのため、併せて28日間通院をしました。

  • 通院:243,320円

合計金額は「243,320円」です。
※通院20日目までにかかった金額は「173,800円」かかりました。

タイプA(50%補償)の最終的な自己負担額は「156,420円」になります。
タイプB(50%補償)であれば、かかった金額の半分である「121,660円」が自己負担額になります。
このケースでは、タイプBの方が34,760円分多く保険金が返ってきます。

なぜタイプAの方が自己負担額が高くなるかと言うと、年間で使える通院の回数が20回までと決まっているからです。
そのため通院20日目までにかかった金額「173,800円」の半分である、「86,900円」が保険金として返ってきます。
21回目以降でかかった通院料は、全額自己負担となります。
結果、243,320-86,900=156,420円が自腹となるのです。

一方タイプBは年間総額500,000円まで保険金がでるため、かかった総額の半分が自己負担額となります。

 

実際どっちがお得なの?メリット・デメリット比較まとめ!

それぞれ数値上での違いなどを見てきましたが、まとめると、どのような違いがあるのかを見ていきましょう。

タイプAのメリット・デメリット:

メリット

  • 保険料がかなり安いプランがある
  • 補償総額だけ見ると、タイプBより多い

デメリット

  • 治療形態ごとに、限度額・限度回数が決められているため、想定しているよりも返ってくる保険金が少なくなることがある
  • 高額な手術などの補償が薄い
  • 通院・入院・手術などそれぞれに限度回数が設定されているため、回数を超えた場合は保険金が出ない

 

タイプBのメリット・デメリット:

メリット

  • 1日(1回)あたりの保険金の限度額、限度回数がない
  • 1回あたりの限度額がないため、高額な手術の請求などに強い
  • 通院・入院・手術のバランスが極端になっても保険金が返ってくる(通院が極端に多くなっても対応可能など)

デメリット

  • 補償総額はタイプAと比べて少なめ
  • 年間の補償総額を超えた場合は、契約年度内は全て自腹に

 

プラン毎に分ける保険会社
それぞれタイプAの会社、タイプBの会社はどのようなものがあるのでしょうか?

タイプAの会社

  • アニコム損保
  • アイペット損保
  • FPC
  • PS保険
  • 日本アニマル倶楽部
  • 日本ペット共済

タイプBの会社

  • ガーデン
  • アクサダイレクト
  • ペッツベスト(※免責あり)
  • ペット&ファミリー
  • イ―ペット
  • au損保
  • あんしんペット

 

まとめ:管理人のおすすめは?

結論から言うと、私は「タイプB(年間の限度額のみ決まっているタイプ)」の方がおすすめだと感じています
私は現在タイプA型のペット保険である「FPC」に加入していますが、更新する機会が来たら、タイプBの保険に乗り換える予定です。

なぜタイプBがおすすめかと言うと、メリット・デメリットを比較して分かったように、タイプBの方が何かあったときに色々と融通が利くためです。(1日あたりの限度額がない、限度回数がない)

タイプAは補償総額こそ多いものの、シミュレーションからも分かるように、実際に使える補償は少なくなってしまいやすいです。
手術が高額になった場合も、1回あたりの手術で支払われる保険金の総額は決まっています。

であれば年間の限度額内であれば、それ以外はしっかりと保険金が返ってくるタイプBがおすすめだと考えるわけです。
※もちろん、この点に関しては、違う考え方の方もいると思うので、あくまで自分に合っていると思うプランに加入することをおすすめします。

またペット保険でチェックした方が良い項目は、限度額と限度回数にもいくつかあります。
どんな項目を見ればいいか知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください

【ペット保険とは】猫でも分かるペット保険の基本と比較方法!

2017.12.21

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