世界には様々な種類の猫がいます。
中にはとんでもない高値で取引される猫種もいるのです。
そこで今回は世界で最も値段の高い猫種ランキングトップ10を発表します。
今回こういったランキング記事を作成するにあたって、出来るだけ独断と偏見をなくしたかったため、様々な記事を参考にさせていただきました。
参考記事に関しては、一番下にリンクを貼らせていただきました。
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値段の高い猫種ランキングトップ10!
10位.ロシアンブルー

価格帯:約5万~30万円
ロシアンブルーはブルーの被毛と、エメラルドグリーンの瞳が美しい猫種です。
日本でもとても人気な猫種の一つで、おとなしく物静かな性格からマンションなどでも飼いやすいです。
飼い主に対しては愛情深いですが、初対面の人に対しては人見知りをする傾向が強いようです。
9位.スコティッシュフォールド

価格帯:約5万~30万円
全体的に丸っこいボディを持つスコティッシュフォールドは折れ耳が有名な猫種です。
ただ意外にも折れ耳の子は、スコティッシュ全体の3割ほどしかいません。
温厚で優しい陽気な性格をしている子が多く、日本ではトップクラスの人気を誇ります。
また折れ耳の場合だと、2~3万円ほど値段も高くなる傾向があるようです。
8位.スフィンクス

価格帯:約5万~30万円
スフィンクスは無毛の見た目が特徴的な猫種です。
とてもフレンドリーで優しく飼い主にはとてもよく懐きます。
飼い主と一緒に楽しい時間を過ごすのがスフィンクスにとっての幸せで、注目を集めるためにわざとおどけた行動を取ることもあります。
また無毛のボディは皮脂が出るため、意外とケアが大変なことでも知られています。
7位.マンクス

価格帯:約8万~40万円
マンクスはウサギのようにピョンピョンと跳ねて移動する猫種です。
尾がない(もしくは短い)のも特徴の一つで、こうした特徴から「バニーキャット」とも呼ばれます。
飼い主に対してとても忠実で、活発で遊び好きな性格をしている子が多いようです。
6位.ペルシャ

価格帯:約10万~55万円
「猫の王様」とも呼ばれることのあるペルシャは世界的にとても人気の高い猫種です。
豊かな被毛と丸みを帯びたボディ、潰れ鼻の愛嬌ある顔立ちが特徴的です。
とてもおとなしく、ゆったりと時間を過ごすことのできる性格の子が多いです。
ペルシャは猫愛好家の間では、50万を超える値段で取引されることもある高価な猫種なのです。
ただ一般的には10~25万程度で譲ってもらうことができるでしょう。
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5位.ピーターボールド

価格帯:約15万~60万円
ピーターボールドは「ドンスコイ」(ロシア出身のスフィンクス)と、「オリエンタルショートヘア」の人為的な交配種です。
ピーターボールドは被毛がほぼないロシアの新しい品種です。
スフィンクスと似た性格をしており、明るく注目欲求が強い子が多いようです。
世界的にもとても希少な猫種のため、値段は50万を超えることもあるようです。
4位.低刺激性猫

価格帯:約50万~80万円
低刺激性猫は特に品種という意味では猫とかけ離れています。
ただ猫アレルギーの原因となる遺伝子などをなくした猫のことを「低刺激性猫」と呼びます。
開発したのはアメリカのLifestylepets社です。
どうしても猫を飼いたい猫アレルギー持ちの人にとっては、考慮する価値のあることかもしれません。
3位.ベンガル

価格帯:約10万~250万円
ベンガルは野性猫のアジアンレパードと家庭猫の交配種です。
彼らは家猫サイズのヒョウのような姿が、高級感あふれる雰囲気を醸し出しています。
わんぱくでやんちゃ好きな性格をしていますが、飼い主に対してよく懐きます。
アジアンレパードがベンガル河周辺に生息したこともあり、水に濡れることを嫌がりません。
ベンガルは大きく3つの種類の模様に分かれます。
- スポット
- ロゼット
- マーブル

この中の真ん中、ロゼット模様が一番高価になります。
ロゼットがきれいに出ているベンガルほど、高くなります。
恐らく上記画像のロゼット模様のベンガルも、かなりきれいな模様をしているためかなり価値が高いと思われます。
ただ模様などにこだわらなければ20万円もあれば、ブリーダーから購入することができます。
2位.サバンナ

価格帯:約40万~500万円
野性猫のサーバルと家庭猫の人為的な交配種がサバンナです。
彼らは他の家猫とは若干区別された家猫と言えます。
サバンナはサーバルの血がどれほど濃いかによって、F1~F7までの分類わけをされます。
数字が小さいほどサーバルの血が濃く入っており、値段も高くなる傾向にあります。
日本ではF1~F3までのサバンナを飼育する際は、都道府県知事の飼育許可が必要になります。
容姿も小型のヒョウにとても近いです。
ワイルドなボディに大きく高い耳が特徴的です。
とても好奇心旺盛で冒険好きな性格をしている一方で、飼い主に対してはとても忠実なようです。
家猫としては最も体の大きな猫種でもあります。
サバンナを飼っている家の様子(Youtube)
1位.アシェラ

価格帯:約250万~1000万円
アシェラが最も高価な猫種です。
本当にもう、アシェラだけは額が飛びぬけていますね(^^;)
アシェラはベンガルヤマネコとアフリカンサーバルと家猫を掛け合わせてできた、人為的な交配種です。
日本では家猫でなく、ヒョウやトラと同じ「野生動物」という判断基準に即した猫種です。
体型も猫というよりかは、小型の虎とでもいうような大きさです。
「低刺激性猫」を開発したLifestylepets社が作成した品種で、模様は野性のユキヒョウと同じようです。
作成元のライフスタイルペッツ社曰く
「性格は賢く、ほかの動物にも慣れるのが早いためペットとして最適。ただまだ新種であるため性格も個体差がある」と評しています。
個人的には野生種を掛け合わせたアシェラが、飼いやすい性格をしているとはちょっと想像しにくい部分があります。
全世界で最も高価な猫種である一方で、世界で最も希少な品種の一つでもあります。
まとめ
希少価値があるほど何でも値段は高くなる傾向にあります。
猫も例外ではなく、1位のアシェラなどはとんでもない値段でしたね(^^)
高い猫が悪いとは全く思いませんが、猫が欲しい場合は保健所などで無料で譲ってもらうことができます。
今後猫を飼いたいという方は、購入ではなく譲り受けるのも是非考えてみてください!
このサイトでは他にも様々な分類でランキング記事を作っているので、興味がある方は参考にしてみてください(^^)
photo credit:Soon Koon by PETERBALD CAT、destinationluxury
参考記事:pet360、mostluxuriouslist、destinationluxury、pet4homes、msn