ネコのしっぽは口ほどにものを言います。
猫の表情だけ見ても何を考えているか分からないときは、しっぽを合わせて観察してみましょう。
しっぽはストレートに気持ちが現れる場所であるため、どんな気持ちか理解しやすくなります。
基本的なしっぽのボディランゲージを学んで、愛猫の気持ちを理解してみましょう。
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目次
しっぽから読み取る猫の感情
しっぽは最も猫の感情が現れる場所と言われています。
しっぽを無暗に触ると猫が嫌がるのも、しっぽが感情と直結しているからだと考えられています。
猫の感情としっぽの相関図があるため、まずはこれを基に猫がどんな気持ちを持っているのかを見ていきましょう。
猫の感情としっぽの相関図

photo credit:pinterest dog/cat language
1つずつ見ていきましょう!
1.しっぽに力を入れて下げている(防御、警戒)
⑧の「防御、不安、服従」と似ていますが、より攻撃的な意味合いが強い防御の姿勢と言えます。
しっぽに力を入れて、相手の攻撃に対して警戒をしています。
2.しっぽをピンと上に立てている(友好、満足)
友好的なあいさつの姿勢です。
同時に何かに対して満足感を持っている時も、このようにしっぽをピンと立てます。
あなたと一緒にいる時によくこのようなしっぽの立て方をしているなら、仲が良いと判断できるでしょう(^O^)
3.しっぽを左右に振っている(イライラ、警戒、興味)
しっぽを激しく左右に振っている猫はイライラしています。
あまりに激しい場合は、床に叩きつけるようなしっぽの動かし方をしている場合もあります。
先端のみピクピクと動かしている場合は、「気になるけどちょっと警戒している」という気持ちを表しています。
4.しっぽの先だけ折れて上に立てている(友好)
②の「友好、満足」と似ており、意味もほとんど同じです。
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5.しっぽを水平にしている(様子見、友好)
しっぽを水平よりやや上げた状態でキープしている時は、自信がなく何かの様子見をしています。
しっぽが水平にリラックスしている場合は相手に対しての友好的な気持ちを表現しています。
6.しっぽを上に立てて左右に震わせている(うれしい)
猫が嬉しいときのしっぽの動きです。
しっぽを上にピンと立ててぶるぶるとゆっくり左右に震わせています。
ただしっぽをピンと立てたまま左右に揺らすのは「バカにしている」場合もありますが、基本的には安心していたり、うれしい気持ちを持っています。
7.しっぽをやや下げてクネクネさせている(発情)
しっぽをやや垂れ下げるように魅惑的な振り方をしている時は、恋人募集中という気持ちの表れです(^^)
飼い主さんの判断次第になりますが、子供を望んでいない場合は去勢・避妊手術を受けるようにしましょう。
去勢・避妊手術のメリット、デメリットはこちらから確認できます。
8.しっぽを自分の後ろに隠している(防御、不安、服従)
しっぽを自分の後ろに隠すように下げるのは、相手から攻撃されるのを防ぐ防御の気持ちの表れです。
またしっぽに力を入れて、警戒しています。
相手に対して「降伏しますよ。服従しますよ。」という場合は、しっぽを後ろ足の間に入れて自分を小さく見せます。
またしっぽが攻撃されるのを防ぐ役割もあります。
9.しっぽの毛が逆立って上に上がっている(怒り)
毛を逆立てて、しっぽを立てているのは自分を大きく見せようとして威嚇をしているのです。
この状態のときはあまり近寄らないようにしましょう。
まとめ
猫のしっぽは感情がストレートに現れる場所です。
あなたが猫の感情を読み取りたいと思っているなら、より意識してみる必要があるでしょう。
猫の気持ちをより詳しく理解したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください!
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