猫のトキソプラズマ症の症状と感染経路、予防対策や治療方法とは

トキソプラズマ症は猫から人にうつる、代表的な病気として知られています。
今回はそんなトキソプラズマ症の「猫に対して」の症状や、予防対策に照準を当てて紹介していきます
トキソプラズマ症についてほとんど知らないという飼い主さんは是非確認してみてください。

※トキソプラズマ症の人への症状などについて別ページにて確認できます。

猫から人にうつるトキソプラズマの人への症状と感染経路、予防対策とは

2017.01.07

 

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猫のトキソプラズマ症の症状

トキソプラズマ症は「トキソプラズマ・ゴンディ」という寄生虫によって引き起こされる病気です。
この寄生虫はネズミなどにも寄生しますが、その数を増やす(有性生殖をする)ことができるのは猫の体内のみという一風変わった寄生虫です。

そんなトキソプラズマ症の成猫への症状は以下になります。

  • (成猫の場合)無症状で終わることも多い
  • 無気力
  • 発熱
  • 体重減少
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲減少
  • 息切れ

気をつけたいのが子猫とお腹の中にいる赤ちゃん猫への影響です。
トキソプラズマは子猫に対しては、嘔吐や下痢などを起こさせ死に招いてしまうこともあります
また弱っている成猫の場合は、目の炎症などより重い症状も現れることがあります。

 

猫のトキソプラズマ症の感染経路(原因)

トキソプラズマ症の原因は「トキソプラズマ・ゴンディー」という寄生虫が原因であることは先ほど記述しました。
それではその寄生虫はどんな感染ルートを辿って、猫に寄生するのでしょうか?

トキソプラズマが猫に寄生する感染ルートは主に以下になります。

  • (寄生されている)猫の糞を通して
  • (寄生されている)生肉を食すことによって
  • (寄生されている)ゴキブリやネズミ、ハエを食すことによって

※猫の糞にオーシスト(トキソプラズマの卵のようなもの)が排出されるのは、猫が初めて感染して3~24日ほどが経った後の10日程度です。

トキソプラズマの宿主
トキソプラズマはネズミなどほぼすべての哺乳類と鳥類にも寄生しますが、その数を増やすことができる(有性生殖をおこなえる)のは猫の体内のみです。
そのため終宿主(しゅうしょくしゅ)である猫へ移動するために、ネズミなどの中間宿主(ちゅうかんやどぬし)を移動に使います。
またゴキブリやハエも菌を運んでいることがあります。

続いて、猫がトキソプラズマにかからないための予防対策を紹介していきます。

 

猫のトキソプラズマ症の予防対策

猫がトキソプラズマに感染しないようにするための予防対策は以下になります。

  • 完全室内飼い
  • 生肉を与えない
  • 部屋を清潔にする

【完全室内飼い】
室内飼いを徹底することで、猫への感染は大部分防げます
感染猫の糞やネズミなどと接することは、家の外に出さない限りほとんどないでしょう。

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【生肉を与えない】
完全室内飼いを徹底していても、生肉などを猫に与えてしまうとトキソプラズマ症を発症することがあります。
おやつとして鶏肉などを与える際も、必ず湯がいたり火を通すようにしましょう。

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【部屋を清潔にする】
トキソプラズマを意図せず運んでいるゴキブリやハエを食べてしまうことによっても、トキソプラズマ症を発症することはあります。
完全に防ぐのは難しいですが、なるべく家の中をきれいにするようにしましょう。

 

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猫のトキソプラズマ症の検査と結果の見方

飼い猫がトキソプラズマ症にかかったことがあるかどうかは検査することができます。
間隔を1~2週間空けて、2回採血検査をすることになります
その後採血した血液を検査機関に送り、結果報告までに数日程度かかるようです。

※トキソプラズマの検査を希望する場合は、事前に動物病院に予約する際にその旨を伝えるようにしましょう。

以下、検査結果の見方です。

初めに【2回とも陽性のケース】
この場合は、既にトキソプラズマに感染したことがあるということです。
今後猫の糞内にオーシスト(トキソプラズマの卵のようなもの)が排出される危険性はほとんどありません。

続いて【1回目が陰性で、2回目が陽性のケース】
新たにトキソプラズマに感染したことを示しています。
猫が初めて感染した後3~24日ほど経ってから、10日程度オーシスト(トキソプラズマの卵のようなもの)が糞と共に排出されます。

最後に【2回とも陰性のケース】
これは猫がまだ1度もトキソプラズマにかかったことがないということを意味しています。
今後トキソプラズマにかかる危険性があります。

 

猫のトキソプラズマ症の治療

トキソプラズマ症を発症している猫の治療には、クリンダマイシンなどの抗生物質やいくつかの抗菌薬を使用します
また下痢や発熱などの症状があらわれている場合には、並行してその治療も行います。

残念ながら免疫力のかなり低下している猫や、重症化している猫の多くは死亡してしまいます。

 

トキソプラズマの人間への影響

トキソプラズマは人に移る猫の病気として有名です。
人に移っても、大抵は無症状かちょっとした体調不良程度で済んでしまうことが多いです。

ただ妊婦さんや、これから妊娠する予定の方は注意する必要のある病気になります。
トキソプラズマの人への症状や感染経路などについては、かなり詳しくなるため別ページにてまとめています。

猫から人にうつるトキソプラズマの人への症状と感染経路、予防対策とは

2017.01.07

 

まとめ

猫のトキソプラズマ症を予防するためには、「完全室内飼い」「生肉を与えない」ことが特に大切になります。
子猫や赤ちゃん猫・免疫力が弱っている猫がトキソプラズマに感染してしまうと、かなり危険なため気をつけるようにしましょう。

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猫から人にうつるトキソプラズマの人への症状と感染経路、予防対策とは

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