【写真38枚】猫の博物館(静岡県伊東市)へ行ってきた感想!

静岡、伊東市の一角に「猫の博物館」があるのはご存知ですか?
今回は私が実際に猫の博物館に行ってきたため、どんな感じだったかを紹介していきたいと思います。
伊豆・伊東市方面への旅行を考えていて、猫の博物館を回ろうか悩んでいたら、是非参考にしてみてください!

 

「猫の博物館」体験レポート!

バス停~入口

伊豆高原駅前のバスに乗って、「大室高原7丁目」駅で降りて少し歩くと、猫の博物館は目に入ってきます。
私は今回はバスで行ったのですが、バス自体はかなり空いており、道中は快適でした。
車の場合でも、駐車場があるので心配ご無用です。

周辺には、吹きガラス体験などができる「伊豆クラフトハウス」などがあります。
猫の博物館の外観としてはこんな感じになります。

▲ちょっと怖い。。というより異様?(笑)
怪しい新興宗教の建物のように、かなり異彩を放っています(*_*)
猫がエジプト出身と言うこともあってか、階段横にはエジプトっぽい彫像も設置されています。

館内受付~1階

受付横にもちょっと怪しい猫の像があります。
そして受付で入場料(大人1,300円)を払って、いざ館内へ。

施設へ入ると、世界中に生息しているネコ科動物(いわゆるトラやライオンなど)の紹介や、絶滅してしまった猫科動物の標本の展示などがあります。

▲どの標本もかなり堂々とした佇まいをしており、かなりかっこいいです。

またネコ科の動物の系統はどのように分かれているのか?
どこから猫と犬が違う動物になったのかなどの、簡単な系譜もあって興味深いです。

2階【ふれあい広場・世界の猫種・猫の美術館】

ふれあい広場(簡易猫カフェ)

2階は大きく3つのエリアに分かれています。

一つ目がふれあい広場。
これは小さな猫カフェのような施設です。
こじんまりとした部屋の中に猫が4,5匹おり、優しく撫でたりすることができるという場所になっています。

▲私が行った時は丁度お盆休みシーズンだったということから、かなり人が多く、猫も疲れてしまっているのが分かりました。
平日などであれば、もっと触れ合うことができたのかもしれません。

世界の猫種

2階の大部分は世界の猫種紹介です。
ただ「世界の猫種」と言っても、世界中の全ての猫種がいるわけでは全くありません。
確か私が行った時で、20種類位の猫がいたという感じです。

▲猫はそれぞれケージの中に入っており、外からその様子を見ることができます。
イメージとしては、ペットショップの猫たちを見るのと同じような感じですね。

一部の猫ちゃんは首輪付きで外に出ており、触れたのですが、ずっと色んな人に触られてかなり嫌がっていたため、ちょっと複雑な気分になりました(._.)

猫の種類はメインクーンなどの大型の猫種が多かったです。
また人気のある猫種(スコティッシュフォールドやベンガルなど)はおりましたが、正直珍しい猫種が多い感じではないです。

ただネーべロングやラパーマなどの珍しい猫も数匹おり、中には「マンチカール」という、MIX猫もいました。
ここもやはりお昼真っただ中だったこともあり、写真に納めた猫ちゃんは皆夢の中でした(*_*)

猫の美術館

2階奥には「猫の美術館」という施設もあります。
様々な猫系のキャラクターの展示がされています。

▲有名どころだとドラえもんやキティちゃんをはじめとして、海外で人気のあるフェリックスなんかもいました。

また猫の美術館の一角には、おみくじをひけるところもありました。(1回100円とお手頃です。)

試しに引いてみたところ、まさかの「大吉」(笑)
おみくじ運勢書きは中々面白く、猫の博物館らしい説明が並んでいます。

更に奥に進むと、「不思議の国のアリス」をモチーフに作られた「猫の国のアリス」という模型ワールドがあります。

▲なかなかデティールに凝った楽しい模型となっています。

お土産コーナー

最後は観光名所に必須といっても良い、お土産コーナーです。
お土産品もやはり猫に関連したものばかりで、猫アイテムが好きな方なら楽しめると思います。

お土産品コーナーはなかなか可愛らしい雰囲気です。

 

【総評】猫の博物館の感想!

全体の感想としては、「ちょっと物足りないかな」というのが正直なところです。
全体的に施設自体に年季が入っており、かなり古めかしい印象がありました。

1階は様々な猫科動物の標本や骨格展示が置いてあり、猫科の動物自体が好きだったりする方にはおすすめできます。
ただ剥製とかを見るのが好きでない方にはおすすめできないですね。

気になる2階ですが、私自身ペットショップ・猫カフェで勤めていることもあり、あまり印象に残るような部分はありませんでした。

世界の猫種展示コーナーも珍しい猫が多数いるのであれば、なかなか面白かったと思いますが、ほとんどがペットショップにいる子達と同じ種類です。
なにより展示コーナーの一部の猫たちは首輪につながれ、多くのお客さんにずっと触られているという、ストレスフルな感じになっており、それが個人的にはかなりショッキングでした。

ふれあい広場(簡易猫カフェ)に関して言えば、制限時間などがあるわけでもなく、自由に猫たちと戯れることができます。
ただ実際はほとんどの猫が人の手を嫌って(当然ですが)触れない場所にいるので、あまり触れる感じではありません。

たまたまお盆休みにいったということもあり、「猫:人」の割合も圧倒的に人が多くなってしまっており、猫達はかなりストレスを感じていたように見えました。
連休シーズンは多くのお客さんが集まってしまい、猫と遊ぶに遊べないという状況になってしまいます。

ふれあい広場で猫とも遊びたいという方は、平日などお客さんの少ないと思われる日に行かれることをおすすめします。
ただ正直な話、猫と遊びたいのであれば、猫カフェに行った方がはるかに楽しめると思います。

最後に混み具合についてです。
私の行ったのはお盆休み真っただ中でしたが、全体としてはそれほど混んでおらず、まあまあ快適でした。
ふれあい広場はかなり混んでおり、遊ぶに遊べない感じでした。
ただふれあい広場以外はそれほど混んでいなかったので、人が少ないところが好きな方にはおすすめかもしれません。

総括すると、入場料1,300円を払って、わざわざ見に行くほどではないと感じました。
ただ近くの施設に行かれる場合などは、ついでに立ち寄ると面白い体験ができるかもしれません。

※周辺には「伊豆シャボテン公園」や「伊豆クラフトハウス」などもあるので、そのおまけとして行かれるのもいいかもしれません(^^)

 

公式情報

猫の博物館のアクセスや営業時間など諸々については、オフィシャルサイトに詳しく書いてあるので、気になる方はチェックしてみてください!
またオフィシャルサイトから100円OFFになるクーポン券もあります。
ねこの博物館(オフィシャルサイト)

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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