【ペット保険】慢性疾患だと契約更新できない?各社対応まとめ!

ペット保険によっては、慢性疾患や特定の病気の保険金請求が続くと、翌年度契約からその病気が補償の対象外となったり、契約更新自体が断られることがあります
言いかえると、普通に使っていても、場合によってはその病気の補償が使えなくなったり、契約更新ができなくなるケースがあるということです。

慢性疾患とは

治療をしても治らない病気のこと。
猫の慢性疾患で特に多いのが、慢性腎不全などです

「そんなんあり!?何のための保険?」と思うかもしれませんが、実際のところ、ほとんどの会社がそういった保険会社にとって有利なルールを定めています。
そこで今回はどの保険会社がどんな対応ができるのか(どんなルールを定めてるか)を、1社ずつ確認し、その結果をまとめました
もしこれからペット保険に加入する予定の方は、一度目を通すことを強くおすすめします

※当ページにおける「現時点」とは、2018年7月8日現在のことです。

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保険会社の契約更新時の対応には要注意!

まず初めに言っておくと、どの保険会社も無制限に保険金を払うようなことをしないために、リスクを避けるためのなんらかの規定(縛り)を設けています
縛りは会社によって、1日あたりの限度額が少額であることだったり、契約更新の際のルール付加(特定の病気を補償しないなど)だったりと様々です。

このページでは、契約更新時のルール追加(特定の病気補償対象外・契約更新不可)について詳しく紹介していきます。
イメージとしては以下になります。

このような契約更新時の対応は、私たち消費者に見えにくいように、「約款」などのあまり目を通さない部分に隠されています
ただ、誤解して頂きたくないのが、「約款が全てではない」ということです。
どういうことかというと、約款はルールではあるが、それを今現在使用しているどうかは会社次第と言うことです。

つまり、約款では「場合によっては契約更新しません。」と記載があっても、現時点でそのような対応をしているかというと、必ずしもそうではない可能性もあるのです。
そのため今回は、会社ごとに2つのポイントに分けて紹介をします。

  1. 約款(もしくは重要事項説明書)ごとの記載
  2. 電話での確認(現時点での会社方針)

もちろん最悪の場合の対応(約款上の記載)は理解しておく必要がありますが、基本的にペット保険の対応を知る上では、②の電話での確認が重要だと考えられます
それでは早速確認をしていきましょう!

猫の場合、慢性疾患の対応は要注意!

猫の保険選びをする場合、猫は慢性疾患の一つである慢性腎不全になりやすいため、この項目はかなり重要になってきます。
どのような対応が取られるのかは確認するようにしましょう!

 

 

慢性疾患・契約更新時の各社対応一覧

アニコム損保

★約款上の記載(意訳)

不担保条件追加や、契約更新断りに関しての記載はなし
参考:アニコム損保【約款】

★電話での確認

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。
また限度額と限度回数も年度をまたげば、リセットされます。

 

アイペット損保

★約款上の記載(意訳)

不担保条件追加や、契約更新断りに関しての記載はなし
参考:アイペット損保【約款】

★電話での確認

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。
また限度額と限度回数も年度をまたげば、リセットされます。

 

アクサダイレクト

★約款上の記載・HP上の記載

契約更新の際に、引受審査があります。
審査結果によっては、特定の傷病を補償対象外とする場合(免責事項の追加)や、契約更新を断る可能性があります

引用:アクサダイレクト

 

ペット&ファミリー

★約款上の記載(意訳)

保険金の請求がとても多くなった場合などは、関係役所への届出を行ったうえで、継続契約の保険料の増額または、保険金額の減額を行うことがあります。
参考:ペット&ファミリー【重要事項説明書&約款】

★電話での確認

現時点で、特定の傷病の不担保条件追加や、契約更新を断ることはありません。

 

PS保険

★約款上の記載(意訳)

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。
ただ、病気が完治しないで続いている場合(慢性疾患も含む)、限度額と限度回数は前年のものを引継ぎになります
つまり慢性疾患などが続いている場合、契約を更新しても、その病気の補償がほとんど使えない状況になることもあります

上記具体例

加入して猫が1年目に慢性腎不全になり、15日通院したとします。
PS保険の通院補償は年間の請求限度回数が20日ですが、2年目に慢性腎不全関連の通院補償が効くのは、5日分のみとなります。

その後病気が完治して、再度同じ病気を発病した場合、前回の病気と関連がないと判断されれば、リセットされた限度回数・限度金額の補償が効きます。
ただ関連性があると判断されれば、限度回数・限度金額は引継ぎとなります
参考:PS保険【重要事項説明書】

★電話での確認

約款と同様のアナウンス

 

FPC

★約款上の記載(意訳)

契約更新の際に、引受審査があります。
審査結果によっては、特定の傷病を補償対象外とする場合(免責事項の追加)があります
※数年治療を行っても、完治しない場合は慢性疾患と判断され、条件付き(その病気は補償対象外)での継続契約となることが多いようです。(2018年7月8日現在、このような対応を受けているのは全契約者の内0.1%未満。)

また、特定の傷病は完治後も、基本的には保険の対象外となるようです
参考:FPCペット保険【約款】

★電話での確認

約款と同様のアナウンス

 

ペッツベスト

★電話での確認

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。

ただ、1傷病に対して支払うことができる保険金の限度額が決まっているため、それを超えると特定の傷病に対しては、保険を使うことが一切できなくなります
そのため慢性疾患の治療がかさんだ場合、2年目からはほとんど保険を使うことができなくなってしまう可能性もあります。
※ベーシックプランは1傷病につき25万円まで、ファーストプランは1傷病につき50万円までの限度額です。

また完治後であっても、その傷病に対する限度額のリセットは行われません

※ペッツベストは約款が確認できなかったため、電話での確認のみになります。

 

日本ペットプラス

★約款上の記載(意訳)

契約更新の折に、保険料その他の契約見直しをする可能性があります。
収支を検証した結果によっては、保険契約の更新を断る可能性があります
また、日本ペットプラスは契約期間内に、保険金の支払限度額へ達した場合、自動的に契約が失効となります。
参考:日本ペットプラス【約款】

★電話での確認

現時点で、特定の傷病の不担保条件追加や、契約更新を断ることはありません。

 

あんしんペット

★約款上の記載(意訳)

契約更新の折に、保険料その他の契約見直しをする可能性があります。
収支を検証した結果によっては、保険契約の更新を断る可能性があります
参考:あんしんペット【約款】

★電話での確認

現時点で、特定の傷病の不担保条件追加や、契約更新を断ることはありません。

 

au損保

★約款上の記載(意訳)

不担保条件追加や、契約更新断りに関しての記載はなし
参考:au損保【約款】

★電話での確認

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。
また限度額と限度回数も年度をまたげば、リセットされます。
ただ、au損保は契約期間内に、保険金の支払限度額へ達した場合、自動的に契約が失効となります。

 

eペット

★約款上の記載(意訳)

保険金の請求がとても多くなった場合などは、関係役所への届出を行ったうえで、継続契約の保険料の増額または、保険金額の減額を行うことがあります。
参考:eペット【約款】

★電話での確認

現時点で、特定の傷病の不担保条件追加や、契約更新を断ることはありません。

 

プリズムコール

★約款上の記載(意訳)

契約更新の際に、審査があります。
審査結果によっては、「※特定の傷病に対する不担保期間」を付けることがあります

※特定の傷病に対する不担保期間とは

特定の傷病に対しての保険義務を負わない期間のこと。
つまりその不担保期間内に発生した特定の傷病に対しての診療費に関しては、保険金が下りません。

不担保期間は、一生涯付加の場合もあるため、プリズムコールは事実上「免責事項の追加あり」と捉えて問題ありません
また、特定の傷病が完治して、不担保期間が外れることもあれば、継続になることもあるようです。
参考:プリズムコール【約款】

★電話での確認

約款と同様のアナウンス

 

SBIペット保険

★約款上の記載(意訳)

猫の健康状態その他が会社の定める基準に適合しない場合、継続契約を断る可能性があります
もしくは特定の病気を補償しない、特別条件特則が追加される場合などもあります。
参考:SBIペット保険【約款】

★電話での確認

現時点で、特定の傷病の不担保条件追加や、契約更新を断ることはありません。

 

イオンペット保険

★電話での確認

慢性疾患や特定の傷病の請求が続いたからといって、免責事項へ追加することや契約の更新を断ることはありません。

ただ、1傷病に対して支払うことができる保険金の限度額が決まっているため、それを超えると特定の傷病に対しては、保険を使うことが一切できなくなります
※50%プランは1傷病につき25万円まで、70%プランは1傷病につき35万円までの限度額です。

また完治後に同じ部位の病気が再発した場合、全く別の病気と判断されれば新しい限度額設定となりますが、関連があると考えられれば、限度額は引継ぎとなります

※イオンペット保険は約款の公開をしていないため、電話での確認のみになります。

 

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実例から学ぶ慢性疾患時の注意!

前章にて、慢性疾患(特定の傷病)となった場合の各社対応をまとめました。
しかし、対応方法を述べただけで、実際どんな事態になるのかイマイチ想像しにくいものです。
そこで以前にアクサとの間で起こったトラブルをまとめていたブログがあったため、紹介していこうと思います

「ペット保険の闇」

元ブログはかなり長いので、簡単に要約すると以下のような経緯となります。

「ペット保険の闇」一連の流れ

  1. ブログ主はアクサダイレクトのペット保険に加入
  2. 加入してから4年経った頃に、猫に「肝障害」が見つかる
  3. 肝障害などに対して、保険を使いながら更に4年が経つ
  4. アクサからの更新の通知に、翌年度契約から「特定傷病補償外特約」として、「肝・胆道系疾患」は対象外になるという通告を受ける
    ←翌年度契約から肝臓・胆道系の病気は対象外とするという通知をもらった
  5. 納得がいかないため、アクサに連絡を取り、更に書面や対面形式で事情を聞くことに
  6. 最終的にはアクサ社員と2度対面し、協議を重ね一応の解決となる

私個人の意見としては、アクサが詐欺をしていたとは全く思いませんが、アクサの印象はそれほど良くないというのが正直なところです。
規約で免責事項の追加がある旨は書いていたものの、やはりそれが伝わりにくくなっていたのは、誰もが認めるところではないでしょうか。

ただ誤解して頂きたくないのは、現在ではアクサもこういったトラブルを出さないため、ホームページ上にて、免責事項の追加をする場合があることを大きめに載せています

引用:アクサダイレクト

話の本筋からずれてしまいましたが、伝えたいのは以下の通りです。
保険会社によっては、慢性疾患(特定の傷病)になったり、請求が多くなると、その病気を更新の際に補償の対象外とすることがあるということです。
そして実際にそういったトラブルを起こして、保険会社と揉めている方もいるのです。

この部分は各社パンフレットなどに記載こそほとんどしていませんが、本当にトラブルになりやすいため、気をつける必要があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
あまり知られていないですが、ペット保険によっては、慢性的な病気やその他特定の病気の保険金請求が積み重なると、補償の対象外になったり、更新自体出来なくなることがあります

特に猫を飼っている方の場合、猫は慢性腎不全などになりやすいため、慢性疾患時の対応は重要なものとなってきます
自分の加入しようとしている保険会社が、どのような対応をしてくれるのかは、必ず理解した上でペット保険に加入するようにしましょう。

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おすすめの猫保険はどれ?

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【猫のペット保険比較ランキング!】猫保険のおすすめはこれだ!

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いつかペット保険に入ろうと考えているあなたへ

 

その「いつか」は永遠に来ません。
ペット保険は今入るか、一生入れないかのどちらかです。

断言しても良いですが、気付いた時には愛猫は病気になり、ペット保険の審査には落ち、猫の高額な治療費に悩まされることになります。

何を隠そう、管理人が正にそうだからです。
もし管理人のように猫の治療費に40万円を支払いたくないなら、8分だけ時間を取ってこの記事をお読みください。



猫の保険、入らなくて大丈夫ですか?

 

猫の治療費は1回30万円を超えることもざらにあります。
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