楽天人気ランキング1位を獲得したこともある日本ペット(旧:日本ペットプラス)。
このページでは日本ペットの猫のペット保険「いぬとねこの保険」について、保険料や補償内容などを詳しく解説しています。
また、実際に日本ペットの保険に加入している契約者の口コミ・評判をメリットだけでなくデメリットも含めて紹介しています。
ペット保険の加入を検討されている方は、保険料や補償内容だけでペット保険を選ぶのではなく、補償範囲や契約更新時の対応などを総合的に評価しながら比較・検討されることをおすすめします。
ペット保険がたくさんあってどれを選べばいいのか分からないという方は「失敗しない保険の選び方」も参考にしてみてください。
2020年1月に「日本ペットプラス少額短期保険株式会社」から「日本ペット少額短期保険」に社名変更しています。
この記事は2020年12月20日時点で確認した内容を基に掲載しています。 保険商品の内容については公式HPをご確認いただけますようお願いいたします。また、保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります。
目次
「いぬとねこの保険」の特徴
- 選べる7つのプラン
- 手術補償プランは8社中2番目に安い
- 1日あたりの限度額や回数制限がない年間限度型
- 他社プランとの掛け持ちができる
- 総合補償プランの保険料は11社中6番目
- 補償されるケガ・病気の範囲に注意
- 口コミ・評判は賛否あり
選べる7つの保険プラン
日本ペットの「いぬとねこの保険」は補償範囲でみると3種類の保険プランを出しています。
「通院・入院・手術」が全て補償される総合保険「プラチナプラン」。
そして、通院のみ補償される「ゴールドプラン」と、手術のみ補償される「パールプラン」です。
全プランとも免責なしで、補償割合は50%・70%・90%の3つから選べて、全部で7種類の保険プランを提供しています。(ただしパールプランは70%プランのみ)
引用:日本ペット
保険料
総合保険「プラチナプラン」は特に年齢による値上がりが大きく、6歳〜10歳までの値上がりが顕著です。
愛猫が若い頃の保険料と比べると、高齢期の保険料は高くなることに注意が必要です。
プラチナプラン(70%補償)の生涯平均(※)の保険料はひと月約3,500円です。
※生涯保険料は0-15歳まで加入した場合にかかる毎月の保険料としています
ただし、保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります。
豊富な割引制度
日本ペット「いぬとねこの保険」は4つの割引制度があります。
- WEB割引:(初年度のみ5%OFF)
- 多頭割引(※):(1頭につき:900円OFF)
- 無事故割引:(次年度10%OFF)
- マイクロチップ割引:(600円OFF)
※WEB割引と多頭割引は併用できません。割引額の大きいインターネット割引が優先して適用されます。
補償内容
- 使いやすい年間限度型
- 希少な90%補償プラン
- 通院のみ補償プランは日本ペットだけ
- 契約更新時の対応は良い!?
- 限度額まで使うと、契約更新ができない!?
- 補償されるケガ・病気の範囲に注意
補償限度額と限度日数
補償率 | 補償額 | 免責金額 | |
プラチナ (総合保険) | 50% 70% 90% | 年間50万円まで 年間70万円まで 年間90万円まで | なし |
ゴールド (通院のみ保険) | 50% 70% 90% | 年間50万円まで 年間70万円まで 年間90万円まで | なし |
パール (手術のみ保険) | 70% | 年間30万円まで | なし |
1日あたりの限度額や回数制限がない年間限度型
日本ペット「いぬとねこの保険」は使い勝手の良い「年間限度型(※)」なので、一回あたりの治療費や通院回数を気にせず治療を受けられます。
※通院・入院1日あたりの限度額や、手術一回あたりの限度額、通院・入院回数の制限、手術回数の制限がなく年間補償限度額まで補償されるタイプを年間限度型としています。
年間補償限度額は補償率に応じて増えるので、安心して治療を受けられると言えます。
希少な90%補償プラン
ペット保険は50%、70%プランが多く、免責なしの総合補償80%以上のプランを提供しているのは3社(※)だけになります。
※PS保険、プリズムコール、日本ペット
ただ、保険料だけを見比べると、3社の中で一番高いのが日本ペット(赤色)です。
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契約更新時の対応
基本的にペット保険は、どの会社も無制限に保険金を支払うことを避けるためのリスク回避の条文を規約に盛り込んでいます。
日本ペット「いぬとねこの保険」の場合、「その年の限度額いっぱいまで保険金の請求を行うと、その時点で契約が失効になる」ことを問い合わせで確認しています。
ただし、限度額いっぱいというのは年間100万円以上の診療費がかかった場合になるので、あまり気にする必要はないと考えます。
重要事項説明書と約款には、契約更新の際に保険金の支払い状況に応じて保険料の見直しや、更新拒否をする可能性について明記されています。
契約更新時の対応は、加入後にトラブルになりやすい部分なので保険加入時に確認が必要となります。
補償されるケガ・病気の範囲
歯科治療やパテラは補償されない点に注意が必要です。
保険加入後によくあるトラブルの一つが、「使えると思っていたのに保険金が支払われなかった」というもの。
補償される内容についてよく理解しておくことで無用なトラブルを避けましょう。
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サービス面
- 保険金請求
- ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約とは、ペットが他人を噛んで怪我させたり、他人の持っているバッグなどを壊してしまった場合に、補償金が出るという特約オプションです。
日本ペットは猫の場合、毎月90円をプラスすることで、賠償責任特約を付けることができます。
猫を室内飼いしている場合はペット賠償責任特約は不要と言えます。
保険金の請求
保険金請求の流れは以下になります。郵送請求としては一般的なやり方になります。
(1)請求書をHPからダウンロード (2)必要な書類2点(※)を用意して郵送
※(1)で用意した保険金請求書と動物病院発行の診療領収明細書原本 参考:日本ペット
「いぬとねこの保険」の口コミ・評判
楽天人気ランキング1位を獲得したこともある、日本ペット「いぬとねこの保険」の評判はどうなのでしょうか?
入った理由は?
- 通院の回数制限や年間の限度額設定がないから
- 保険料と補償のバランスが良いから
- 90%補償の保険があったから
改善して欲しいと思う点は?
- 毎年保険料が上がるのが不安
- 窓口精算に対応して欲しい
- 保険金支払いが思ってたよりも遅かった
- 大手の保険と比べても、保険料が低く、補償もかなり良かった。
- 保険料が6歳までは安い。また、使わなかった場合の無事故割引も嬉しい。
- これがダメとなるのが少なく、通年での補償限度額だから安心できる。
- 毎年保険料が上がるのに加えて、6歳以降の値上がりが大きいと思う。
- 待機期間中に皮膚疾患にかかったところ、他の病気でも皮膚疾患由来と言われ、保険金が下りなかった。
- 思ってたよりも保険金が支払われるまでに時間がかかった。
口コミを見るとメリットとして「限度額の制限が通年単位で使いやすい」「保険料と補償のバランスが良いこと」の2つを好意的に挙げる声が多かったです。
デメリットとしては、「6歳以降の保険料の値上がり」などの声が比較的多かったです。
総合評価
日本ペット「いぬとねこの保険」は、豊富なプランから保険料と補償内容を選べるのが特徴のペット保険です。
総合補償プランの保険料は他社に比べ平均的な水準になります。
保険料が割安な手術特化プランと通院特化プランは、他社のプランとの組み合わせが面白いプランになります。
安くて素晴らしい保険はありませんが、安くても十分な補償がついている保険はあります。こちらのページでは徹底比較によって分かった、バランスの良い猫の保険を紹介しています。