イーペット「e-ペット70・50」の保険料と口コミ・評判は?

イーペット少額短期保険株式会社は、九州地方を中心に展開しているペット保険専門の少額短期保険事業者です。

このページでは、イーペットの提供する猫のペット保険「e-ペット70・50」について、保険料や補償内容と気になる口コミ・評判を紹介しています。

ペット保険の加入を検討されている方は、保険料や補償内容だけでペット保険を選ぶのではなく、補償範囲や契約更新時の対応などを総合的に評価しながら比較・検討されることをおすすめします。

ペット保険がたくさんあってどれを選べばいいのか分からないという方は「失敗しない保険の選び方」も参考にしてみてください。

【FP監修】失敗しない猫の保険の選び方! 生涯保険料の比較で見た安いペット保険は?

保険料改定
2020年12月1日以降の新規契約、及び継続契約より保険料が改定(値上がり)されます。
この記事は2020年12月1日時点で確認した内容を基に、改定後の保険商品を掲載しています。保険商品の内容については、必ずパンフレット、重要事項説明書、約款をご確認いただけますようお願いいたします。また、保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります。
参考:イーペットHP 

 

イーペットの特徴

ここがおすすめ
  • 手術や通院の回数・日数制限がない年間限度型
  • 豊富な割引サービス(最大16%OFF)
  • 補償されるケガ・病気の範囲が広い
  • 契約更新時の対応が良い
  • 保険料は全11社中5番目の安さ

 

ここに注意

  • 年齢による保険料の値上がり幅が大きい
  • 2020年12月以降の保険料が改定

 

2つの補償プラン

全プラン免責なしで「通院・入院・手術」が補償されます。

「50%補償」と「70%補償」の2つのプランから選べます。


引用:イーペットHP

 

保険料

年齢による保険料の値上がりは8歳頃から顕著に上がり続けます。

特に高齢期は保険料の負担が大きくなる点に注意が必要です。


※改定後の保険料を反映しています(保険契約始期日2020年12月1日以降の保険料)
※WEB割引適用の保険料になります
※保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります

 

保険料は全11社中5番目の安さ

各社の70%総合補償プランの料金比較では、イーペットは11社中5番目の安さになります。

▼ 70%総合補償プラン:生涯平均の保険料


※免責なし総合保険70%補償プランを提供する11社を対象に、生涯平均したひと月あたり保険料を安い順に表示
※au、イーペットの保険料は一部、推定値になります
※保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります

イーペットの70%総合補償プランの生涯平均(※)の保険料は約2,900円と、全11社の中で5番目の安さです。

※0-15歳まで加入した場合にかかる毎月の保険料の平均価格

同様に、イーペットの50%補償プランの生涯平均の保険料は約2,300円と、こちらも11社中、5番目に安い保険料になります。

ただし、保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります。

 

豊富な割引制度

イーペットはWEB割引を含め、4つの割引制度があります。


引用:イーペットHP

  • WEB割引:(5%OFF)
  • マイクロチップ割引(3%OFF)
  • 多頭割引(2頭目から3%OFF)
  • 無事故継続割引(過去1年保険金請求がなければ、5%OFF)

イーペットの割引は最大で16%OFFになります。

 

 

補償内容

ここがおすすめ
  • 手術や通院の回数・日数制限がない年間限度型
  • 全身麻酔下での歯科処置も補償範囲
  • 70%プランのみ初回のケガが100%補償される
  • 契約更新時の対応について良い口コミが多い 
ここに注意
  • 年間最大補償額は平均的

 

補償限度額と限度日数

補償プラン補償額免責金額
50%
(総合保険)
年間60万円までなし
70%
(総合保険)

イーペットは、補償プランにかかわらず年間60万円まで補償される年間限度型になります。

「一日単位の上限金額」や「手術・通院の回数制限」がないため、通院回数を気にせずに安心して診療を受けられます。

 

年間限度型とは?

ペット保険の補償限度額は2つのタイプ分けをすることができます。

突然のケガ・病気で、通院が重なったとしても、年間限度額まではしっかりと補償を受け取ることができます。

 

70%プランで初回の怪我補償は100%

70%補償プランでは、初めての怪我は100%補償(※)されます。
※病気は対象外。2回目以降のケガは通常補償になります。

ただ、猫に比べて小型犬のほうが骨折などのケガになりやすいため、猫にはそれほど魅力的なポイントにはならないかもしれません。

 

契約更新時の対応が良い

基本的にペット保険は、どの会社も無制限に保険金を支払うことを避けるためのリスク回避の条文を規約に盛り込んでいます。

イーペットの場合、基本的に特定の病気を補償対象外にしたり、契約の更新を断ることはありません。

ただ、会社の経営状況によっては、継続契約の保険料の増額または、保険金額の減額を行うことがあります。

この点はトラブルになりやすい部分なので、注意する必要があります。

契約更新時の各社対応

契約更新時、前年度の保険利用状況に応じての各社対応は様々です。

治療回数に応じて翌年度の保険料が値上がりしたり、特定の疾病が補償外(不担保)となったり、傷病ごとの限度額が決まっていたりと様々です。

契約更新時の保険各社の対応をまとめています。

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補償されるケガ・病気の範囲

補償対象

全身麻酔下での歯科処置、歯周病の治療の一環として行われる歯石除去(※)、パテラ、椎間板ヘルニアなど
※ただし、歯周病予防を目的とした歯石除去は、補償対象外になります。
参考:重要事項説明書、約款

「歯科治療」「パテラ」「椎間板ヘルニア」は補償されない保険会社も多いので、他社と比べてもまずまずの補償範囲と言えます。

猫の歯周病

驚くべきことに、3歳以上の猫の80%は歯周病だと言われています

歯周病は放っておくと、全身をむしばむ恐ろしい病気です。

そうならないためにも、日頃から歯磨きをして習慣にすることが大切です。

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保険が使えない事例

保険加入後によくあるトラブルの一つが、「保険が使えると思っていたのに、補償されなかった」というもの。

補償される内容についてよく理解しておくことで無用なトラブルを避けましょう。

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サービス内容

 

  • ペット賠償責任特約
  • 満10歳まで加入可能
  • 保険金請求の際にペットの体毛が必要

 

ペット賠償責任特約

ペット賠償責任特約とは、ペットが他人を噛んで怪我させたり、他人の持っているバッグなどを壊してしまった場合に、保証金が出るという特約(オプション)です。

イーペットは猫の場合、毎月130円をプラスすることで、賠償責任特約を付けることができます。

ただ、室内飼いの猫の場合はペット賠償責任特約は必要のないオプションだと言えます。

 

新規加入の条件

新規加入の条件は生後45日~満10歳まで(※)の終身継続となっています。
※ただし、保険契約の始期日時点での満年齢

待機期間

イーペットでは、病気の待機期間(※)が15日間に設定されています。
※待機期間とは、補償開始日から一定期間中、保険金をお支払いしない期間をさします。

待機期間中に発症した病気は補償の対象とはなりません。(ケガには待機期間が設定されていません)

 

イーペットの解約方法

イーペットHPより「解約依頼書」をダウンロード、必要事項を記入のうえ、イーペットお客さまセンター宛てに郵送することで解約ができます。

 

保険金の請求方法(ペットの体毛が必要)

イーペットは郵送での保険金請求のみに対応しています。

保険金請求の際に、以下の2点に注意が必要です。

  • 保険金の請求に必要な書類(※)を診療日から30日以内に提出する必要があります。
  • 保険金請求書にペットの体毛を何本か張り付けて送る必要があります。

※請求に必要な書類3点

引用:イーペットHP

どちらも、不当な請求をなくすためと思われますが、保険金請求の際に少し手間が増えることはデメリットと言えます。

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イーペットの口コミ・評判

イーペットの口コミ・評判はどうなのでしょうか。

実際にイーペットに加入している人たちの意見を紹介します。

入った理由は?
  • 初回の怪我が100%補償だから
  • ペットショップでおすすめされたから
  • 免責となる傷病が少ない
  • 加入後に慢性の疾患にかかっても継続を断られない
  • 年間限度額内であれば日数や回数の制限がない。
改善して欲しいと思う点は?
  • 高齢期の保険料が高い
  • 2020年12月以降の保険料が大幅に上がってしまうこと
  • 窓口精算に対応して欲しい

引用:みんなのペット保険、他

イーペットは他社に比べて口コミがあまり多くないのが現状です。

メリット(入ってよかった点)としては「補償内容」や「ケガ・病気の範囲」、「契約更新時の対応」を評価する声が多かった印象です。

一方デメリット(改善して欲しいこと)としては「高齢期の保険料の値上がり」や「保険料の改定」がありました。

 

イーペットの総合評価

ここがおすすめ
  • 手術や通院の回数・日数制限がない年間限度型
  • 豊富な割引サービス(最大16%OFF)
  • 補償されるケガ・病気の範囲が広い
  • 契約更新時の対応が良い
  • 保険料は全11社中5番目の安さ


ここに注意

  • 年齢による保険料の値上がり幅が大きい
  • 2020年12月以降の保険料が改定(詳細

 

イーペットは補償内容と契約更新時の対応がしっかりしているのが特徴のペット保険になります。

保険料自体は取り立てて安いわけではありませんが、豊富な割引オプションを適用できれば保険料を最大16%抑えることができます。

参考:WEBパンフレット

 

おすすめの猫保険はどれ?

安くて素晴らしい保険はありませんが、安くても十分な補償がついている保険はあります。こちらのページでは徹底比較によって分かった、バランスの良い猫の保険を紹介しています。

【FP監修】失敗しない猫の保険の選び方! 生涯保険料の比較で見た安いペット保険は?

 


失敗しない保険選び

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