このページではSBIプリズム少短(旧:日本アニマル倶楽部)が提供する、猫の保険「プリズムコール」について、保険料や補償内容と気になる口コミ・評判を紹介しています。
※2020年7月1日に日本アニマル倶楽部株式会社は社名を「SBIプリズム少額短期保険株式会社」に変更しています。
ペット保険の加入を検討されている方は、保険料や補償内容だけでペット保険を選ぶのではなく、補償範囲や契約更新時の対応などを総合的に評価しながら比較・検討されることをおすすめします。
ペット保険がたくさんあってどれを選べばいいのか分からないという方は「失敗しない保険の選び方」も参考にしてみてください。
この記事は2020年12月28日時点で確認した内容を基に掲載しています。保険商品の内容については、必ずパンフレット、重要事項説明書、約款をご確認いただけますようお願いいたします。また、保険料は今後の商品改定等により変更される場合があります。
目次
プリズムコールの特徴
- 保険料は満13歳まで変わらず一定
- 補償割合は全プラン100%
- 保険料は比較的に高め
- 満13歳以降の継続はシニアプランのみ
- 1日の補償限度額に注意
- 契約更新時の対応に注意
選べる3つの保険プラン
プリズムコールは3つの保険プランを展開しています。
全てのプランが補償割合100%になっているのがプリズムコールの大きな特徴です。
参照:SBIプリズム少短
補償内容は「通院・入院・手術補償」の「グリーンプランⅡ」と「プレミアムオレンジプランⅡ」。
「入院・手術特化」の「ホワイトプランⅡ」になります。
ペット保険は基本的に一つのプランがずっと継続していくものですが、プリズムコールは13歳を境目に、シニア専用プランへの切り替えがあります。
13歳以降も継続する場合は、2つのプランのどちらかを選ぶことになります。
参照:SBIプリズム少短
※シニアプランは新規加入ができない更新専用のプランになります。
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保険料
プリズムコールはプラン毎に料金が異なりますが、満13歳までは保険料は変わらず一定です。
13歳以降のシニアプラン「プラチナプランⅡ」と「シルバープランⅡ」は比較的高めの保険料になります。
プリズムコールの生涯保険料を「通院・入院・手術」対応の最安プランである「プレミアムオレンジプランⅡ+シルバープランⅡ」の組み合わせで試算してみると、
0歳から満15歳まで継続して加入した場合、ひと月あたりの保険料は約2,800円になります。
3つの割引制度
プリズムコールは3つの割引制度があります。
- WEB割引 … 初年度のみ3%OFF(※多頭割引・福祉割引との併用はできません)
- 多頭割引 … 2~3頭:5%OFF、4頭以上:8%OFF
- 福祉割引 … 5%OFF(※)
※被保険者や被保険者と生計を同一にするご親族に身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者福祉手帳をお持ちの方がいらっしゃる場合、福祉割引の対象となります。
引用:プリズムコール
WEB割引を利用する場合は、それ以外の2つの割引は使えない点に注意が必要です。
また、WEB割引の場合、クレジットカードによる月払い、または一括払い(年払い)が条件になっています。
反対に、多頭割引と福祉割引はWEBからのお申込みでは適用されない点にも注意が必要です。
参考:プリズムコール
補償内容
- 1日の補償限度額に注意
- 通院と手術の補償限度額に注意
- 契約更新時の対応に注意
補償限度額と限度日数
引用:プリズムコール
100%補償だからと言って、医療費が全て返ってくるかというと、必ずしもそうではありません。
通院・入院・手術それぞれに設定された、「1日の補償限度額」を上限に保険金が支払われます。
プリズムコールはこの補償限度額が他社と比べて少ないため、必ずしも補償が充実しているとは言えません。
プレミアムオレンジプランⅡの場合、通院補償の限度額は1日5,000円までとなっています。
これは、一回の通院で5,000円の支払いを超える分は、自己負担になるということです。
例えば、通院費用として15,000円が1日でかかった場合、差し引き10,000円を自分で支払うことになります。
100%補償・免責なしのメリットは、何より保険活用の機会が多いことが挙げられます。
免責があると、ちょっとした通院費用が補償されないことが多いですが、「100%補償・免責なし」なら診療金額によらず保険が使えます。
※ただし、診療内容が補償範囲外である場合は補償されません。
高額な通院・手術費用では思わぬ自己負担になることも
プリズムコールの通院・手術の補償限度額が比較的に低く設定されています。
そのため、高額な入院・手術費用がかかった場合に自己負担が大きくなってしまうことが考えられます。
猫の手術費用は15万円、20万円を超えることもあるため、最低でも10万円以上の限度額が欲しいところですが、
最も手厚いプランのグリーンプランⅡであっても、手術の限度額は9万円と少なめです。
100%補償の保険ではありますが、通院と手術に関しては、自己負担が大きくなる可能性があることに注意が必要です。
契約更新時の対応は要注意!
基本的にペット保険は、どの会社も無制限に保険金を支払うことを避けるためのリスク回避の条文を規約に盛り込んでいます。
プリズムコールの場合、契約更新の際の審査によっては、特定の傷病が補償の対象外になる可能性があります。
第 34 条(特定疾病不担保特則)
1.当会社は、保険契約を新規にまたは更新して引き受ける場合、その条件として、本条の 特定疾病不担保特則を適用して、引き受ける場合があります。
引用:プリズムコール約款
契約更新時、前年度の保険利用状況に応じての各社対応は様々です。
治療回数に応じて翌年度の保険料が値上がりしたり、特定の疾病が補償外(不担保)となったり、傷病ごとの限度額が決まっていたりと様々です。
契約更新時の保険各社の対応をまとめています。
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補償されるケガ・病気の範囲
尿石症、膀胱炎、アレルギー性皮膚炎、異物誤飲、下痢、皮膚病、嘔吐、外耳炎、時間外診療 など 鼠径ヘルニア、膝蓋骨脱臼(パテラ)、股関節形成不全症、レッグペルテス、てんかん、停留睾丸、チェリーアイ、気管虚脱、猫免疫不全ウィルス感染症 、歯削(歯切)および歯石除去並びに歯肉、歯牙、歯周病、不正咬合等の歯に係る一切の歯科医療措置など 補償されるケガ・病気の範囲は他社と比較しても少なめと言えます。 補償される内容についてよく理解しておくことで無用なトラブルを避けましょう。 記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。 万が一のことがあった場合にかかる葬祭費用を、3万円まで肩代わりしてもらうことができます。 場合によっては診断書が必要ないケースもあるようですが、基本的にプリズムコールの保険金請求は獣医さんの診断書も必要になります。 診断書の発行は動物病院によっては有料のところもあるため、この点はデメリットになります。 賠償責任特約などのオプションはありません。 実際にプリズムコールに加入している人たちの意見を紹介します。 口コミを見ると、メリットとしては「保険料が上がらないこと」「100%補償」の2つを挙げる声が多かったです。 一方デメリットとしては、「コールセンターの対応が悪い」「更新の際に不担保傷病の項目が多くなる」という2点が主に挙げられていました。 プリズムコールは100%補償と満13歳まで保険料が一定で上がらないことが特徴の猫の保険です。 ただ、保険料が比較的高いことと、1日の補償限度額が少ない点に注意が必要です。 契約更新時の対応もトラブルになりやすいため、補償されるケガ・病気の範囲や口コミの内容を十分に確認されることをオススメします。 安くて素晴らしい保険はありませんが、安くても十分な補償がついている保険はあります。こちらのページでは徹底比較によって分かった、バランスの良い猫の保険を紹介しています。
保険加入後によくあるトラブルの一つが、「保険が使えると思っていたのに、補償されなかった」というもの。サービス
葬祭保険金が出る
もちろん長生きしてもらいたいものですが、いざという場合に手厚く葬ってあげることができます。診断書が必要な郵送請求
特約はなし
ただ、猫の場合は、正直それほど必要ではないでしょう。プリズムコールの口コミ・評判
入った理由は?
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プリズムコールに入った感想は?
総合評価