この記事は、
- 活動を始めたばかりの団体や個人の方
- 行政との連携を模索している団体
の皆さんに知っていただきたい内容が満載です!
ぜひ最後までご覧いただき、今後の活動の参考にしてください!
目次
行政との連携について
前回のインタビューで、「設立当初から行政と連携している」とおっしゃっていましたが、岡崎地域猫の会さんは、行政からの要請で会を立ち上げたのか、会を立ち上げてから行政と連携について話を進めたのか、どちらでしょうか。
会を立ち上げてから、行政との連携を進めてきました。
そうなんですね!
行政との連携や協力体制についての話し合いがうまくいっていない団体さんもあるかと思うのですが、行政との話し合いを円滑に進め、最大限の支援と協力を得るためのポイントがあれば教えてください。
- お互いの意見を押し付けない
- お互い感謝の気持ちを忘れない
- お互いできることを、協力しながらやる
上記3つが大切なのではないかと考えています。
行政だからやって当たり前ではないですし、かと言ってボランティアがやって当たり前でもないので、常に、「これは私たちでお手伝いできるのですが、これは行政のほうでできますか?」と話し合いながら活動を進めています。
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行政との連携について模索している団体や個人の方に向けたメッセージ
行政との連携について模索している団体や個人の方に向けたメッセージがあればお願いします。
聞く耳をもってください。人それぞれ色々な意見があると思います。
聞く耳を持って協力しあうことができれば、きっとうまくいくはずです。
不妊去勢手術への助成金や日々の活動資金について
岡崎市は行政と協力して地域全体でTNR活動をおこなっていますが、不妊去勢手術の補助金などがない地域でTNR活動をする場合、資金を捻出するための次善策はあるのでしょうか。
どうぶつ基金さんのチケットなどを使うとよいと思います。
私たちも、設立当時はチケットを使ってTNR活動をしていました。
TNR活動を続けるためには、不妊去勢手術費用だけでなく、怪我や病気の際の医療費やキャットフードなどの消耗品費も必要になるかと思うのですが、資金面での課題とどう向き合っているか教えてください。
ただ寄付やご支援を呼びかけるのではなく、活動ブログなどの文面に、フードがたくさん必要とか、治療が必要と記載し、その時々に必要なことをアピールします。
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日々の活動について
岡崎地域猫の会さんは、Instagram投稿を頻繁にされていますが、投稿する上で工夫していることがあれば教えてください。
活動場所や猫たちの居場所を特定されないように、モザイクを入れたり、アップの写真にしたりしています。
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居場所を知られないようにすることは、猫たちを守るために最も大切なことですよね!
地域住民の理解や協力、支援を得るために実施したことはありますか?
地域の方への理解協力は、議員さんにお力添えをいただきました。支援については、TNRを実施した地域の方々から徐々に広がっていきました。
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最後に、代表というのはとても責任重大な立場だと思うのですが、団体として活動する上で大切にしていることがあれば教えてください。
私たちはあくまでもボランティアですので、活動の強制はしていません。
できることをできる時にしてもらう。これが大切だと考えています。
また、活動以外の集まりごとはさけています。
それぞれの仕事や家庭を優先しながら、活動を続けているんですね!
岡崎地域猫の会さん、貴重なお話をありがとうございました!
インタビューを終えて
「猫のために」という想いが強いと、つい自分の考えばかりを主張してしまうこともあるかもしれませんが、「人それぞれ考え方や想いは違う」ということを念頭に置いて話し合うことができれば、猫のための支援の輪がもっと広がるかもしれません。
岡崎地域猫の会さんの日々の活動は、ぜひホームページやSNSでチェックしてください!
岡崎地域猫の会のホームページ・SNS
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岡崎 地域猫TNR の会 |
今回は愛知県岡崎市のボランティア団体「岡崎 地域猫の会」さんのインタビュー記事第二弾!
行政との連携を円滑に進めるポイントや資金面での課題との向き合い方など、詳しくお伺いしました!