病院や旅先など猫ちゃんと外出する際に必要になるキャリーケース。
現在は色々な猫グッズがあり、キャリーケースも例外ではありません。
ここまで多いと、どんな種類のものを選べばいいのか分からなくなってしまいますよね。
室内飼いの猫ちゃんを外に連れ出す際に、最も行く機会が多いのは動物病院と言われています。
そこで今回は病院に連れていくことを前提に考えたうえでおすすめできるキャリーケースの選び方を紹介します。
目次
猫のキャリーケースとは?
猫を連れて外に出かける際に利用するケース・バッグのことです。
「猫を外に連れていくことはしないから私には必要ない!」という人も、動物病院に全く行かないということはないはずです。
他にも災害時に猫を連れて一緒に避難するときもキャリーケースは重宝されます。
普段しょっちゅう使うわけではありませんが、必ず一つは家に置いておくようにしましょう(・∀・)
キャリーケースの種類
ハードタイプ
リッチェル キャンピングキャリー
ハードタイプの特徴は固くて丈夫なことです。
ソフトタイプのように柔らかいものでできていないため、安定感が抜群です!
猫が中でおしっこやうんちをしてしまった時も、中をサッと拭き取るなど比較的簡単に汚れを落とすことができます。
利用する際は中にお気に入りのタオルなどを敷き詰めて、普段から使っている安心できる匂いも一緒にしてあげるようにしましょう。
他にも外が見えないようにタオルをかぶせるなど、猫ちゃんがよりリラックスできるよう心がけてあげるのも大切ですね(^^)
価格は一つ当たり約3,000円程度のものが多いです。
ソフトタイプ
アイリスオーヤマ 折りたたみソフトキャリー
ソフトタイプは名前から分かるように、ハードタイプと比べて柔らかいキャリーケースです。
布やポリエステルなどでできたものが多いです。
こちらはデザイン性に富んでおりさまざまなタイプの商品が販売されています。
狭いところが好きな猫にとっては、ソフトタイプは包まれるようで安心することもあるようです。
ですが、キャリーケースが苦手な猫や暴れてしまう猫の場合、中に入れてチャックをしめる際にはさんでしまう危険もあるようです。
また布製のため猫の爪が引っかかってしまうことや、どうしても底面が若干たわんでしまうこともあり得ます。
そのためどちらかというとおとなしい猫向けのバッグと言えるでしょう。
値段は一つ当たり約3,000円~5,000円程度のものが多いです。
選ぶ際の3つのポイントとは?
キャリーケースは種類も豊富にあり、ついついオシャレなものを物色してしまいがちです。
ですが、一番大切なのは「使いやすいかどうか」であるため、まずは実用性の高いものを選ぶようにしましょう。
いくらオシャレでも猫にとって快適でなかったり、キャリーケースの役割として心もとなかったら意味がないですもんね。
実用性を考えた場合以下のポイントを満たしていると好ましいです。
1.ハードタイプが基本
初心者の方にはハードタイプをおすすめさせていただきます。
ハードタイプはソフトタイプのキャリーケースに比べて実用性の面で優れていることが多いからです。
実際にキャリーケースに猫を入れるとき、多くの猫は嫌がり暴れてしまいます。
というか本当にかなり暴れます(T_T)
ソフトタイプのケースだとどうしても入れにくいし、チャックをしめる際に猫をはさんでしまう危険もあります。
一方ハードタイプでは多少無理やりでもパッと入れて、パッと閉じてしまうことができます。
またハードタイプの方が手入れがより楽になります。
ソフトタイプでいけないということではありませんが、基本的にハードタイプをおすすめさせていただきます。
2.上開きができるもの
キャリーケースにはさまざまな種類のものがありますが、動物病院へ連れていくことを考えた場合、前面だけでなく上方へも開くものがおすすめです。
簡単な注射や触診なら上を広げてキャリーケースに入れたまますることができるからです。
入れたり出したりではなく、なるべく猫にストレスがかからないようにしてあげましょう。
3.耐久性があるもの
猫によっては入れるまでだけでなく、入れてからも暴れる子がいます。
なんとあまりの嫌さに、ケースの扉を蹴とばし壊してしまう猫もいるのです。
そんなに怖がらせてごめん!だけど心を鬼にして。という感じですが(´・ω・`)
そうならないためにもキャリーケースはしっかりした強いものを買うようにしましょう。
少なくとも猫商品を専用に作成しているメーカーの商品を購入すると良いでしょう。
猫を洗濯ネットに入れてからキャリーケースへ入れることですんなり中に入ります。
洗濯ネットは一見窮屈そうに見えますが、猫にとっては全身を守られる安心感があるため落ち着いていてくれます。
嫌がる猫のキャリーケースへの入れ方
キャリーケースを使う機会は病院に行くときが多くなるため、猫によってはキャリーケースに入ること自体を嫌がる子も多いです。
猫の中でキャリーケースに入る=病院(痛い、怖い)という方程式ができてしまうのですね。
そんな嫌がる猫の場合は洗濯ネットに入れてからなど、キャリーケースに入れるコツがあります。
他にも普段からキャリーケースに慣らせる方法があります。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事を併せて確認してみてください。
まとめ
キャリーケースは猫との同居生活をしていく上で、必ず一つは持っておきたいアイテムです。
数あるケースの中でも選ぶ際のポイントは下記の3点に絞られます。
- ハードタイプが基本
- 上開きができるもの
- 耐久性があるもの
基本的にはハードタイプはソフトタイプより実用性に優れたものが多く、比較的猫ちゃんを中に入れやすいです。
上開きができることで、病院などでは簡単な検査や注射くらいはキャリーケースに入れたままできるのです。
そして耐久性がないとキャリーケース本来の意味がなくなってしまうので、しっかりとしたメーカーのものを使うようにしましょう。