猫は毎日入念にグルーミングをしていることからも分かるように、かなりきれい好きな動物です。
ただいくらきれい好きと言っても、耳かきは思うようにできません。
週に1回ほどのペースで耳かきをしてあげるようにしましょう。
目次
猫の耳かきについて
耳かきって大切なの?
耳かきをしないで放っておくと、耳垢が溜まってしまいます。
耳垢が溜まることで臭いがしたり、外耳炎になってしまうことがあるため、たまに掃除をしてあげましょう。
猫は耳の中に入ったごみを、頭を振って外に出すため毎日耳かきをしてあげる必要はありません。
耳かきのペースは週に1回ほどで大丈夫です。
もし飼っている猫の耳垢が極端に溜まっている場合は、耳ダニに寄生されている可能性があります。
耳かきの際に用意するもの
イヤークリーナー(洗浄液)
ノルバサンオチック118ml
猫の耳の中は脂っぽいため、専用の洗浄液を使用します。
動物病院やペットショップで売っています。
オリーブオイルでも代用できますが、オリーブオイルを使う場合はより注意深くする必要があります。
ガーゼ(コットン)
綿棒ではなく、できるだけガーゼやコットンを使うようにしましょう。
綿棒では耳の奥まで入ってしまう危険があるためです。
耳かきのやり方
耳かきは「簡単な耳掃除」、「しっかりした耳掃除」の2種類があります。
簡単な耳掃除は週に1回、しっかりした耳掃除は月に1回程度行ってあげてください。
簡単な耳かきの仕方
用意してあるガーゼをぬるま湯に浸します。
猫の耳を片手で持ってめくり、汚れをチェックします。
固くしぼったガーゼを汚れた部分にあて、耳の先に向かって拭きます。
簡単な耳かきはこれで終了です。
本当に簡単じゃないですか?(・∀・)
しっかりした耳かきの仕方
1.耳にイヤークリーナーを入れます
耳の先を軽く引っ張って広げ、クリーナーを2,3滴入れます。
クリーナーが耳の奥まで入ってしまうのではないかと心配かもしれませんが、猫の耳の構造上奥までは入らないようになっているので大丈夫です。
ただ入れっぱなしにしてしまうのは、外耳炎などの病気の元になります。
しっかりと拭き取ることが大切です。
耳にイヤークリーナーを入れるのを猫が嫌がる場合は2番から始めてください。
オリーブオイルを使う場合も同様です。
2.耳の付け根をマッサージするようにもみます
クリーナーを入れるのが怖い場合は、洗浄液を染み込ませたガーゼで耳の内側を軽くふいてください。
オリーブオイルを使う場合は、少しで大丈夫です。
その後人さし指と親指で耳の付け根をつまみ、マッサージするように優しくもみ洗いします。
子猫の場合、タオルでくるんで優しく声をかけながらしてあげましょう。
3.ガーゼで液体を吸い取る
濡れていないガーゼを耳の中に入れて、水分を吸い取ります。
拭きすぎると、耳を傷つけてしまうため余分な水分のみ吸い取るようにしましょう。
これで耳かきの仕方は終了です。
実際にやっているところを見ないと分かりにくいため、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
耳掃除をすることで耳垢が溜まるのを防げます。
耳垢が溜まってしまうと臭いがしたり、病気になってしまう可能性があるため、耳掃除は大切です。
猫の耳かきは週に1回程度のペースで行ってあげる必要があります。
また耳かきをする際は、綿棒ではなくコットンやガーゼなどの柔らかいものを使ってあげましょう。
photo credit: Stanley via photopin (license)