大好きな可愛い猫との生活。お家に新しく猫を迎え入れた方は特に「これから猫と楽しい生活を始めるぞ~!」とワクワクしていることでしょう。
しかし、猫との幸せで楽しい生活を送るためには、猫の習性であったり生活の中に潜んでいるあらゆるリスクを知ることが重要です。
本記事では、猫との生活が長い筆者の個人的な意見を交えつつ、快適な暮らしを長く続けるための5つのポイントを解説します。
危険なものは置かない
猫は人間で言うと2~3歳児ほどの知能を持っているそうです。
なので家の中に3歳児ほどの子供がいると思って、危険なものは部屋の中に置かないようにしています。
特に子猫の場合、遊びのつもりで口に加えたものを誤飲してしまうことがありますので、飲み込みやすいモノをすぐ手が届く場所に置かないようにすることが大切です。
電源コード
好奇心旺盛な猫は、何でもおもちゃにして遊び、口に入れたりします。たとえば危険なのが電源コード。
猫はひも状のものが好きですので、コードを獲物に見立てて遊ぶことが多いです。
じゃれついてかじっている際に感電したら怖いと思い、コードカバーなどでコードを覆っています。
あとはひも系のものも誤飲しやすいと雑誌などで見たためすぐに片づけています。
ビニール袋
中にはビニール袋に興味を示さなかったり、カサカサ音を怖がる猫もいますが、たいていの猫はビニール袋が大好きです。
袋で遊んでいるうちに、ビニール袋がちぎれたりなどして食べてしまうこともあるようです。
もちろん消化できないものですので腸を傷つける危険があるため、袋系のものは猫の生活圏内には放置しないようにしています。
我が家では猫にとって危ないと思われるものが部屋の中にあれば、扉付きの棚の中にしまうなどして対策をとっています。
猫の手が届く場所に食べ物を置かない
我が家の子は、私がご飯を食べていて、美味しそうな匂いがすると寄って来たりします。
横にちょこんと座ったりして「ちょうだい」アピールをしてきますが、人間の食べ物は猫にとって有害なものが多くあるため絶対にあげません。
また目を離したときにテーブルのお皿を手で引っ掛けて落としたりしないよう、テーブルの端には食べ物を置かないようにしています。
活発な猫はテーブルの上に乗っかることもありますので、猫が乗れないような場所に食べ物を置いたり、食べかけのものはすぐにラップをして冷蔵庫へしまうなどしています。
猫は動きが素早いため、ちょっと目を離しているうちにつまみ食いされますので気を付けてくださいね。
部屋を傷つけさせないための工夫
猫は爪とぎをする習性があるので、爪とぎ対策をしておかないと部屋のあらゆる場所でガリガリして家具や壁などを傷つけられます。
猫の性格にもよりますのでこればかりは何とも言えないのですが、市販の爪とぎで満足してくれる子、ドアや壁、ソファなど家の家具で爪とぎする子もいます。
我が家で飼っている子は、キャットタワーの麻のポールでガリガリするのがお気に入りです。あとはドアの枠部分でガリガリしていました…。
これはあくまでも猫の習性ですので強く叱ることもできません。なので、こちらが対策すれば良いだけのことです。
ドアの枠部分にホームセンターで買ってきたドアに似た色の枠カバーを両面テープで貼り付けました。
すると、爪とぎしづらくなったようでぴったり治まりました。
家で工夫しているのは、爪とぎは家の中に何か所か設置することと、猫それぞれの好みに合わせたものを置いています。段ボールや木など。
床直置きタイプか壁立て掛けタイプかでも変わってきますので、色々と試してみるのが個人的にはおすすめです。
外への飛び出し防止
次に猫を飼っていて注意したいポイントは、脱走です。
今は完全室内飼いをしている方が増えていますが、飼い主さんがドアや窓を開けたすきを狙って外へ逃げていくというケースはよく聞きます。
避妊・去勢をしていない猫の発情期の時期に多いです。
盛りの付いた時期は外へ出ようとしますし、鳴き声なども騒音になる可能性が高いですので避妊・去勢手術は受けた方が良いです。
私がおこなっている対策は、玄関に脱走防止のゲートを置いてみたり、窓を開けたいときは猫をケージの中に入れるなどしています。
自分で扉を開ける猫なので、網戸も開けてしまうかもと不安で網戸を開けたりしないように、網戸ストッパーも付けています。
空調を快適にする
猫は汗を分泌する汗腺が、肉球・鼻先のみです。なので、熱を放出するのが難しいようなんです。
グルーミングをして唾液と一緒に熱を逃がして体温を下げているそうですが、真夏はやっぱりきつそうです。
夏場は猫が涼しい、気持ち良いと思える場所に勝手に移動できる快適な環境を作ってあげています。
窓のカーテンは閉め、直接日が当たらないようにしてあげたり、エアコンなど空調をうまく使って猫が熱中症にならないようにしています。
ただエアコンの風って結構寒いですよね。
猫の体調が悪くなることも考えられるので、エアコンの風を上向きに設定してみたり、段ボールや猫ハウス、キャットタワーを風が直接当たらない向きにしたり、場所を変えてあげたり。
その都度、猫が快適に過ごせるような部屋作りを心がけています。
あと冬になるとこたつに入ってきますが、低温やけどが怖いのでスイッチをある程度の間隔で切ったりつけたりして、あとはこたつ布団の一か所だけテーブルの上にかけてわざと隙間を作っておくなどしていますよ。
まとめ
猫を我が子のように思い、大切にしながら生活をすることが何より大事だと私は思っています。
飼い主からの愛情が伝わると、猫の寿命も自然と伸びるそうですよ。
そして飼い主も猫の愛情をたっぷり受け取り、その可愛さに毎日癒されますので、猫も飼い主も健康になれるんじゃないかなと思います。
猫がのんびり寛げる、マイペースに過ごせるストレスフリーな環境を準備してあげてくださいね。
コメントを残す