この記事は、「NPO法人わんにゃん保護のおうち」の詳しい活動内容を知りたい方や保護猫の里親になりたい方、支援をしたい方に知っていただきたい内容が満載です!
ご紹介記事では掲載しきれなかった発足の経緯や活動への想い、この記事を読んでいるみなさんに伝えたいことなど詳しく掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
「NPO法人わんにゃん保護のおうち」発足の経緯について
NPO法人わんにゃん保護のおうちさんが発足したのはいつ頃でしょうか?
当会が発足したのは2018年10月です。
ホームページによると、法人設立前も他の保護団体で活動されていたようですが、活動を始めたきっかけについて教えてください。
はい。法人設立前に働いていた保護団体は、ブリーダーなど繁殖を引退した犬や猫の引き取りがメインでした。
活動を続けるうちに、行政で殺処分されてしまう子の受け皿を少しでも増やしたい気持ちが強くなり、個人で愛護センターから引き出し、自宅で保護・譲渡活動を始めたことがきっかけです。
現在一緒に活動されている方々は何名ですか?
代表とスタッフ1名のふたりです。
元々働いていた保護団体で、同じ気持ちをもってくれていたスタッフとNPO法人を立ち上げました。
活動実績について
NPO法人わんにゃん保護のおうちさんの活動実績について教えてください。
はい。
2022年度・2023年度の実績は下記の通りです。
- 【2022年度】
- 保護:猫58頭、犬4頭
- 譲渡:猫48頭、犬3頭
- 【2023年度(4月~12月)】
- 保護:猫59頭、犬7頭
- 譲渡:猫54頭、犬6頭
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ありがとうございます!
飼い主のいない猫を取り巻く過酷な現状や、猫と人との幸せのために懸命に活動を続けているボランティアの方々のことを、もっと多くの若い人に知ってもらうために必要なことは何だとお考えでしょうか。
SNSでの情報の拡散だったり、とにかく保護活動や保護猫が目に入って記憶に残ることが大事だと思います。
保護猫の譲渡について
保護猫の譲渡可能地域について教えてください。
はい。日本国内にお住まいの方で、面会や引き渡しに当施設まで来ていただけるのであれば地域の制限はありません。
ただ、動物の状態によっては遠距離の移動が負担になってしまうこともありますので、お断りする場合もあります。
譲渡の際、特に重要視していることや理想の里親さんについて教えてください。
愛情をもって終生飼養してくださること。その子の性格に合わせてくださる方だと嬉しいです。
里親希望の方とLINEや電話・シェルターでお話をする際に、心がけていることがあれば教えてください。
譲渡条件の最低ラインをまずはお伝えしています。
また、保護猫それぞれの性格に合ったずっとのお家を見つけるためには、里親希望者さんのお人柄を知ることが大切だと思っていますので、電話でのやり取りや面会に来られた際の動物への接し方、ご希望の子の性格や病状をお伝えして受け入れてくださるかなどで判断しています。
里親を検討されている方や保護シェルターへ行ってみたい方に向けて、メッセージをお願いします。
保護シェルターですが、ふれあいに来るだけでも大歓迎なので、ぜひ遊びにいらしてください♪
遊びに来て、写真や動画をSNSにアップしていただくだけでも繋がる命があります!
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「NPO法人わんにゃん保護のおうち」への支援について
直近で特に必要な支援や足りない物資はありますか?
猫のフードやシステムトイレの砂、新聞紙が毎日大量に消費されるので、ご支援いただけると助かります!
引用:ブログ
支援物資の郵送先は下記の通りです。
〒545-0021
大阪市阿倍野区阪南町3-38-14
継続的なご支援をお願いします!
猫の保護依頼について
子猫を見つけた、保護したいが飼えないなど、困っている方からの問い合わせはありますか?
はい、あります。
そのような問い合わせへの対応はどのようにしていますか?
野良猫の保護依頼があった場合は、当施設の子を守るために、予防関係や駆虫など初期医療のご負担を保護主様に必ずお願いしています。
初期医療が済んで、受け入れ頭数に空きがあればお引き受けすることもありますが、当会は行政からの保護をメインに活動しているため、受け入れ不可の場合もあることをご理解お願いしています。
問い合わせをする方に向けて、メッセージがあればお願いします。
野良猫の保護依頼や飼育放棄、いずれにしても丸投げの依頼はすべてお断りしています。
できることをできるだけ全力でやることを、みんなが意識してほしいと思います。
「自分には何もできないから、できる人に託す」のではなく、「できる人にアドバイスをもらいながら、自分で行動する」姿勢が大切なのではないでしょうか。
また、ボランティア団体がある地域だからといって、猫を捨てたり置いて行ったりするのは絶対にやめてください。
動物の遺棄は犯罪です。
「NPO法人わんにゃん保護のおうち」の今後について
最後に、今後の活動についての抱負や目標があれば教えてください。
はい。できるだけ多くの小さな命があたたかい家族と幸せに過ごせるように、捨てられる命がなくなる日が来るように、自分たちのできる範囲でやれることをやっていきたいと思います。
一匹でも多くの保護猫が幸せになれるよう願っています!
ありがとうございます。
保護猫ってどんな子?懐かない?汚い?
悪いイメージがある方も、一度ふれあってみて、その子の過去を想像してみてください。
威嚇する子には理由があるということを知れば、きっとそんな性格も愛おしく思うはずです。
NPO法人わんにゃん保護のおうちさん、貴重なお話をありがとうございました!
インタビューを終えて
犬猫の殺処分数は年々減少していますが、その背景には行政だけでなくNPO法人わんにゃん保護のおうちさんのようなボランティア団体の尽力があることを忘れてはいけません。
「猫と暮らしたい」と思っている方は、まずは終生飼養ができるのかを考え、ペットショップではなく保護猫を引き取るということを検討してもらいたいと思います。
大阪市周辺にお住まいの方、今回の記事を読んでNPO法人わんにゃん保護のおうちさんを応援したいと思った方は、ぜひ継続的なご支援をお願いします。
NPO法人わんにゃん保護のおうちさんのホームページ・ブログ・SNS、お問い合わせ先一覧は下記をご覧ください!
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支援先・問い合わせ先一覧
支援金の寄付 | 支援・寄付 |
支援物資の郵送先 | 〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町3-38-14 |
お問い合わせ先 | 06-6770-5804 |
今回は大阪市阿倍野区のボランティア団体「NPO法人わんにゃん保護のおうち」さんにお話を伺いました!
殺処分対象の猫や犬の受け皿となるべく2018年に法人設立。
行政からの保護をメインに、保護シェルター・ペットホテルの運営もおこなっています。