この記事は、「保護ねこの家」の詳しい活動内容を知りたい方や保護猫の里親になりたい方、ボランティア活動をしてみたい方に知っていただきたい内容が満載です!
ご紹介記事では掲載しきれなかった発足の経緯や活動への想い、この記事を読んでいるみなさんに伝えたいことなど詳しく掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
「保護ねこの家」発足の経緯について
保護ねこの家さんが発足したのはいつですか?
2017年4月1日に、代表を含む3名で発足しました。
発足のきっかけは何だったんでしょうか?
2017年4月に成猫5匹と子猫4匹の多頭飼育崩壊に関わったのがきっかけです。
それまでは、それぞれが自身の出来る範囲で猫の保護や譲渡活動などをおこなっていました。
多頭飼育崩壊の子たちを保護するためにシェルターを開設し、現在にいたります。
発足当初は3名とおっしゃっていましたが、現在は何名で活動していますか?
約30名で活動しています。
5年で10倍に増えたんですね!
メンバーの皆さんは大阪市在住の方ばかりでしょうか。
そうですね。
大阪市在住のスタッフが多いですが、大阪府在住のスタッフも多数いますし、東京都在住のスタッフもいます。
最も遠方なのはドイツ在住のスタッフですね。
日本だけでなく、海外の方も活動のお手伝いをされているんですね!
メンバーの皆さんはどのようなきっかけで、保護ねこの家さんで活動することになったのでしょうか。
猫ブームがきっかけで保護猫やボランティアの存在を知り、「何か自分にできることを。」と思い、活動を始めたというスタッフが最も多かったですね。
保護猫やボランティアに興味を持った方が、一歩踏み出して活動に参加してくれているのは嬉しいですね!
活動実績について
2021年にTNR・保護・譲渡した猫の頭数について教えてください。
はい。
2021年の活動実績は、
- TNR約40頭
- 保護27頭
- 譲渡14頭
です。
昨日TNRしました 3頭です、1頭は新しくお手伝いいただいているボランティアさんの自宅周辺に来る 猫ちゃんをご自分で捕まえて搬送だけだったので実際には2頭です 2カ所の現場で前回はどちらも空振りだったので良かったです pic.twitter.com/NWgJX8rqe3
— 保護ねこの家 (@hogonekonoie) May 9, 2022
ありがとうございます!
先ほど、「猫ブームがきっかけで保護猫やボランティアの存在を知り、活動を始めたスタッフが多い」というお話がありましたが、保護猫のことやTNR活動をもっと多くの若い人たちに知ってもらうために必要なことは何だとお考えでしょうか。
やはりSNSでの発信が重要だと考えています。
なぜなら、若年層にとってSNSは生活の一部となっているからです。
また、猫ブームにより保護猫への関心度は高まっています。
その流れに乗り、SNSをうまく活用することが、私たちの活動を知っていただく一番身近なツールだと考えています。
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保護猫の譲渡について
続いて、保護猫の譲渡についてお伺いしたいのですが、譲渡可能地域は決まっていますか?
はい。
近畿圏内が基本ですが、場合によっては近畿圏外の方への譲渡もおこなっています。
過去には愛知県や小豆島、今月は福岡県の里親様へのトライアルを予定しています。
その子にとって最善の幸せを第一に考え、行動するよう心がけています。
譲渡条件の中で特に重要視する項目や理想の里親さん像などはありますか?
そうですね。
猫の気持ちを第一に考え、猫の気持ちに寄り添った対応をしていただける方が理想です。
例えばよく鳴く子の場合、しつけと称して安易に怒ったりするのではなく、「なぜ鳴くのか。」原因を考え、その子に合った対応をしていただきたいと思っています。
猫の気持ちを知るためには、その子をしっかり観察して、じっくり向き合うことが大切ですよね!
保護ねこの家さんは、毎月第1日曜日に譲渡会を開催していますが、譲渡会にはだいたい何組くらい来場されますか?
そうですね、だいたい20組くらいの方にご来場いただいています。
引用:譲渡会
譲渡会に行ってみたい方や里親になることを検討している方へのメッセージをお願いします。
はい。
現在、全国にはたくさんの保護猫カフェがあり、週末には全国各地で私たちのようなボランティア団体が譲渡会を開催しています。
保護猫たちをご家族に迎えていただくことで、私たちはまた新たな命を救うことができます。
新しい家族を迎える選択肢の1つとして、保護猫をご検討ください。
ボランティア募集について
現在、一緒に活動するボランティアさんの募集はしていますか?
はい。
ボランティアさんは随時募集しています。
時期によって募集している活動内容が異なりますので、ホームページ内のボランティアさん募集ページから、活動内容や応募条件等をご確認ください。
ありがとうございます!
どのような方と一緒に活動したいですか?
ご自身で考えて行動できる方ですね。
当会の活動に没頭するあまり、ご家庭やお仕事、自宅の猫ちゃんとの関係がおろそかになるなど、何かを犠牲にしてまでの活動は望んでいません。
ご自身のキャパを十分に理解され、無理のない範囲でお手伝いしていただける方を募集しています。
ボランティアの問い合わせはホームページからでいいでしょうか?
はい。
ご応募は申し込みフォーム、ご質問などがある方はお問い合わせフォームからご連絡をお願いします。
ボランティアをしてみたい方へ向けてメッセージをお願いします。
当会は猫の飼育経験などは問いませんし、猫にこだわった採用はしていません。
さまざまなボランティア部門がありますので、猫を飼ったことがない方や触ることが苦手な方でもご応募いただけます。
また、募集要項にないボランティア内容でも熱意を持ってご提案いただければ採用可能です。
猫を想う気持ちがあれば、お手伝いいただけることは必ずあります。
ご自身の想いや長所を活かし、共に活動を支えてください。
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大阪市にお住まいの方や「猫のため、地域のために自分にできることはないか」と考えている方は、保護ねこの家さんでボランティア活動をしてみてはいかがでしょうか。
「保護ねこの家」への支援について
直近で特に必要な支援や足りない物資はありますか?
支援金や支援物資は大変助かりますし、SNSでの拡散協力も助かります。
直近で特にこれといったものはありませんが、無理のない範囲で当会をサポートしていただけましたら幸いです。
保護ねこの家さんへの支援方法一覧はこちらからご覧いただけます。
ぜひ継続的なご支援をお願いします!
支援物資を頂きました!ありがとうございます!
送ってくださった方はYouTubeの視聴者様で
K.Kさんです 21日から九州でトライアルに入る、あかたん、むーちゃん、イクラにキャッチミーと
懐石を送ってくださいました
九州に持って行きます いつもご支援ありがとうございます! pic.twitter.com/L8sgcNFDfQ— 保護ねこの家 (@hogonekonoie) May 14, 2022
猫の保護について
ホームページの「よくあるご質問」ページに、「猫の保護依頼は承っておりません」と記載してありますが、それでも丸投げの保護依頼や預かりの相談はあったりするのでしょうか。
はい、ありますね。
引用:よくあるご質問
そのような問い合わせへの対応はどのようにしていますか?
「できる範囲での協力はします。」と説明しています。
具体的には、捕獲のお手伝いや捕獲後に必要な処置、動物病院の紹介、当会の譲渡会への参加や当会Webサイトでの里親募集などです。
保護した猫の飼養は依頼主にお願いする旨を説明しています。
保護依頼や相談をされる方に改めてメッセージをお願いします。
保護依頼にはお応えできませんが、できる範囲でのご協力はいたします。
互いに協力し、猫ちゃんの幸せにつなげましょう。
「自分には何もできないから、できる人に託す」のではなく、「できる人にアドバイスをもらいながら、自分で行動する」姿勢が大切なのではないでしょうか。
丸投げの依頼だけでなく、猫を捨てたり置いて行ったりするのも絶対にやめてください。
動物の遺棄は犯罪です。
迷子猫に関する問い合わせについて
迷子猫を探している飼い主さんからの問い合わせはありますか?
そのような問い合わせがあった場合、捜索のアドバイスなどはされていますか?
問い合わせはありますね。
ペット探偵など、捜索のプロに相談することを提案しています。
当会は脱走対策の徹底をお願いしていますので、脱走に対する経験はほとんどありません。
また、脱走は時間との勝負なので、経験豊富なプロの方に相談することが時間的に有効だと考えています。
そのうえで、捕獲器の貸し出しや情報の拡散など、必要なサポートは惜しみません。
猫は飼い主さんが探し出してくれるのを待っています。
決して諦めず、探し続けてほしいと思います。
「保護ねこの家」の今後について
最後に、今後の活動についての抱負や目標があれば教えてください。
はい。
今までの活動を引き続きおこないつつ、SNSでさまざまな情報の発信に力を入れていきたいです。
興味をもった方が「保護活動をはじめる」「支援でサポートする」など保護活動にご理解とご協力いただけるような発信をおこなっていきたいです。
結果、当会だけでなく保護活動をする方々の負担が少しでも軽減されればと思います。
負担の軽減が、より多くの猫たちを幸せにできると考えています。
一人でも多くの人が、野良猫や保護猫の現状を知り、行動してくれるといいですよね。
そうですね。
ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、当会だけでなく、お近くの譲渡会への参加や、お住まいの地域のボランティア団体へのご協力をいただけると嬉しいです。
1匹でも多くの猫たちを救えるよう、皆さんのお力をお貸しください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
保護ねこの家さん、貴重なお話をありがとうございました!
インタビューを終えて
野良猫や保護猫を取り巻く現状を多くの方に知ってもらうため、積極的に情報発信をおこなっている団体は数多く存在します。
保護ねこの家さんもその一つ。
ねこわらは、これからも保護ねこの家さんの活動を応援しています!
大阪市にお住まいの方、今回の記事を読んで保護ねこの家さんを応援したいと思った方は、ぜひ継続的なご支援をお願いします。
保護ねこの家さんのブログ・SNS、支援先一覧は下記をご覧ください!
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今回は大阪府大阪市のボランティアグループ「保護ねこの家」さんにお話を伺いました!
多頭飼育崩壊をきっかけにシェルターを設立。
毎月第1日曜日に譲渡会を開催したり、YouTubeで24時間ライブ配信をしたりと、精力的に活動を続けています。