猫好きにとって、猫を撫でるのは至上の幸福ですよね(^O^)
ただ、幸せなのはあなただけではありません。
猫にとっても撫でられることは、大きな幸せなのです。
そんなあなたの大好きな飼い猫が、もっと喜ぶ触り方があるとしたら知りたくないですか?
今回は、猫により幸せを感じてもらう触り方のコツをまとめました。
目次
猫にとって触られることとは
多くの猫は触られるのが好きです。
科学的な観点からも、触られることによって、脳内に喜びや幸福感をもたらすエンドルフィンという化学物質が分泌されると考えられています。
あなたも愛猫を撫でている時に、猫が「ゴロゴロ」と喉を鳴らしているのを聞いたことはありませんか?
これは、猫が幸福を感じている時に見せる行動と言われています。
このようにほとんどの猫にとっては、適した方法さえとってあげれば、撫でられるのは幸せを感じることなのです。
猫の触り方のコツ
猫が喜ぶ触り方をするのには「触り方」、「触る場所」、「触るタイミング」の3点を守ってあげるのがコツになります。
このように書くとかなり複雑に思えますが、実際はそこまで難しいことではありませんのでご安心ください。
それでは、順に見ていきましょう。
猫が喜ぶ触り方
毛に沿った撫で方をする
ほとんどの猫は、毛を逆なでされるのが嫌いです。
猫の毛は、肌に毛がピッタリと倒れて効果的に肌を守り、暖かさを保つようになっています。
そのため毛の向きが逆向きになると気持ち悪さを感じるのです。
もちろん毛向きは関係なしに、くしゃくしゃされたり、撫でられるのが好きな猫もいます。
ただ、多くの猫は毛向きを気にします。
そのため猫を撫でる際は、毛に沿った撫で方をしてあげるようにしましょう。
猫は自分より高い位置にいる動物は、優位な立場にいるという認識を持っています。
そのため上から撫でようとするのでなく、同じ高さからそっと撫でてあげるのが良いです。
指の腹を使って撫でる
猫を撫でるときは、手のひらを使って撫でてあげるのではなく、指の腹(指紋のある部分)を使って触ってあげるようにしましょう。
具体的には猫がほかの猫に対して、舌でグルーミングをしてあげてる際の舌の使い方をイメージしながら触ってみるとよいでしょう。
止め時を理解する
どんな猫でも触られていて嬉しい時から、そうでない時に切り替わるタイミングがあります。
ほとんどの猫は、「これ以上撫でてほしくない」となったときには自分から離れます。
ただ、触っている途中に次のサインがあったら、あなたの方から撫でるのをやめましょう。
- しっぽを投げやりに左右に振り始める
- 耳を後ろに倒す
上記2点は、「もう今は触らなくていいよ。」という合図です。
その後も触り続けてしまうと、イライラが募り噛まれてしまうこともあります。
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猫を触る場所・部位
触られてうれしい場所
以下の4点が、猫が触られるのを好む場所です。
- 顔まわり
- 首周辺
- 耳の後ろ
- 背中
多くの猫は、上記の場所を撫でられると喜びます。
主に、自分でグルーミングできない場所とも考えることができます。
ただ触られて嬉しい部分は猫によって違うこともあるので、あなたの猫が好きな部分を見つけてあげるようにしましょう。
触られて喜ぶ部位がわかったら、その場所を重点的に触ってあげるようにしましょう。
触られるのが嫌いな場所
以下の3点は、ほとんどの猫が触られるのを嫌う場所です。
- しっぽ
- お腹
- 足先
上記の場所を触られることは、ほとんどの猫が嫌います。
ただ、お腹などは稀に好む猫もいます。
そのため、上記の部位を必ずしも全ての猫が嫌がるというわけではありません。
猫を触るタイミング
触ってほしいとき
お腹を出してごろんとしてるとき
猫にも触られて嬉しいときと、そうでない時があります。
お腹を出して寝ているのは、あなたのことを信頼している証拠です。
また同時にあなたに遊んでほしい気持ち、あるいは降参の意思表示でもあります。
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すりすりしてくるとき
猫が体を擦りつけてくるのは、あなたに匂いを付けたいからです。
これは「僕の(私の)飼い主だ!」というマーキング的な意味をもって行われる行動です。
その他にも、ごはんのおねだりや、甘えたいときにも同様の行動をします。
そのため愛猫がすりすり体を擦りつけて来たら、できる限り可愛がってあげましょう。
触ってほしくないとき
以下のタイミングは、猫にとって触られたくない時です。
- 食事中
- 毛づくろい中
「食事中」と「毛づくろいをしている最中」は気を付けましょう。
この2つの行動を取っているとき、触られて喜ぶ猫はほとんどいません。
まとめ:正しい撫で方は簡単!
猫にとって触られることは、とても幸せを感じる行為です。
それは、猫を飼っているあなたが誰よりも知っていることだと思います。
飼い猫が幸せそうな顔をして、無防備に体を任せてくれるときほど嬉しいことはありませんよね。
喜んでもらえる触り方は、ちょっとしたことに気を付けてあげるだけでできるのです。
飼い猫からもっと好かれたいと思う方は、好かれる人の特徴を確認してみてください。
猫の気持ちをより詳しく理解したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください!