猫って表情豊かに見えることもありますが、基本的にはやっぱりクールな生き物ですよね(^^)
そんな猫たちの考えを読み解くには、表情ではなく、仕草(ボディランゲージ)を見ることが大切です。
そこで今回は猫が「遊んで欲しい」「構って欲しい」と思っている時に出すサインを紹介していきます。
これを知ると、今まで見過ごしていた仕草が構ってアピールだったと気付くことができるかもしれません!
興味がある方は是非ご一読を!
目次
【遊んでアピール】猫がかまって欲しい時に取る6つの仕草!
猫の主な構ってサインは以下になります。
- 近づいてきて甘噛み
- 足元に顔をスリスリこすりつける
- 部屋を全力ダッシュ(真空行動)
- 大声でミャーミャー鳴く
- 新聞紙やパソコンの上に乗る(邪魔してくる)
- お腹を見せてゴロゴロ
一つずつ見ていきましょう!
近づいてきて甘噛み
これは飼い主さんの注意を引きたいときに取る行動です。
「そんなのは良いから、僕と遊ぼうよ!」という意味ですね。
猫によって、後述の「頭スリスリ」をよくやる子と、「近づいてきて甘噛み」をよくやる子で分かれます。
私のいる猫カフェでも、猫によっては甘噛みをする子もいますし、普段から噛んだりしない子は頭スリスリで構ってアピールを取る子が多いです。
足元に顔をスリスリこすりつける
猫が足元に来たと思ったら、頭をこすりつけてきた。
こんな経験はありませんか?
よくお風呂上りにする子が多い仕草ですね。
この頭スリスリには「マーキング(匂いつけ)」や「何かのおねだり」等のほかに、「構ってアピール」などの意味もあります。
個人的に、この仕草の場合は、「遊んで!」よりも「構って!」の意味合いが強いように感じられます。
遊びたいかどうかはともかく、「私に注意を向けて!」という類の意味に近いでしょう。
この仕草をしている時に膝の上に乗せて撫でてあげると、喜んでくれる可能性が高いですよ(^O^)
部屋を全力ダッシュ(真空行動)

気付いたら猫が全力で部屋の中を暴れまわったということはありませんか?
全力疾走だったり、ジャンプできる場合には高いところへ登ったり、とにかく全力でエネルギーを発散させるような行動。
これは「真空行動」と呼ばれるものです。
真空行動は溜まりにたまったエネルギーを放出するための生理現象のようなものです。
特に若い猫に多く見られる行動ですが、成猫などでも時折見られます。
構ってアピールとは若干異なりますが、このような時に猫じゃらしなどを用意してあげると、ほぼ100%襲ってきます。
真空行動は一定時間(猫が疲れるまで)は続くため、エネルギー発散を手伝う目的でも遊んであげると良いでしょう。
大声でミャーミャー鳴く
愛猫がこちらをジーっと見つめていたかと思ったら、急に「ニャーニャー」と何かを要求するかのように鳴いてきたことはありませんか?
そうです。
これはご想像の通り、「要求」のサインです。
何を要求しているのかは、その時々で違います。
ご飯を求めている時や、遊んでもらいたい時など、その猫や状況によって異なります。
何を求めているかを理解するには、どういう状況かをよく視ることが必要になるでしょう。
ご飯を食べるのが好きな子ならご飯を要求している可能性が高いですし、あまりご飯に興味のない子ならトイレ掃除など、それ以外のことを要求しているかもしれません。
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新聞紙やパソコンの上に乗る(邪魔してくる)

新聞紙を読んでいたり、パソコンを見ていたら猫が上に乗ってきたという経験はありませんか?
猫にとって私たち人間の取る行動とは理解できないことが多いようです。
新聞紙を読む、パソコンを見る。
猫から見ると、こういった行動は何をしてるか全く分かりません。
ただ、遊んで欲しいと思っている子や構って欲しいと考えている子によっては、邪魔をしに来ることがあります。
「そんなものはいいから僕と遊んでよ!」と言う感じですね(^^)
最初に紹介した「甘噛み」や「頭スリスリ」と似ている表現方法ですね。
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お腹を見せてゴロゴロ
猫によっては、気持ちのいい状況になると、体をゴロンとして、お腹を見せるポーズ。
いわば仰向きのようなポーズになって、ゴロゴロ気持ちよさそうにする子がいますね。
あの仕草はとても可愛いですよね!
お腹を見せるというのは、急所をさらけ出すのと同義です。
自然界では命取りになる可能性がある行為なので、よっぽど油断していないと仰向けにはなりません。
裏を返せば、あなたの目の前でこのポーズをとる場合は、あなたのことをとても信頼していることを示しています(・∀・)
また、このポーズは気持ちの良い時に取るだけでなく、時には「遊んでいいよ?」というサインだったりもします。
そのままお腹を撫でると、大抵の場合、甘噛みなどをしてじゃれてくるでしょう。
お腹の撫で心地は最高なので、是非優しく撫でてあげてください!
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かまってアピールがしつこいときの対処法
猫がどんなに構ってアピールをしていても、時間がなくて構えない時ってありますよね。
そんな時は以下2つの対処法がおすすめです。
- 猫じゃらしなどをどこかにぶら下げて固定しておく
- キャッチミーイフユーキャンを使う
【猫じゃらしなどをどこかにぶら下げて固定しておく】
市販の猫じゃらしなどをうまくソファの隙間などに挿してみてください。
すると、結構うまく固定され、猫は勝手にその猫じゃらしと遊んでてくれます。
ただ、中には全く興味を示さない子もいるので、そういう場合は「キャッチミーイフユーキャン」を使った方が良いかもしれません。
【キャッチミーイフユーキャンを使う】
キャッチミーイフユーキャンはご存知ですか?
電池式の自動猫じゃらしおもちゃと言った感じです。
▲キャッチミーイフユーキャン使用時の動画です。
この電動おもちゃを起動すれば、猫じゃらしが勝手に動いてくれるため、ほとんどの猫が興味を引き付けられます。
当然慣れてくると反応は薄くなってきますが、それでも飼い主さんから注意が逸れる位には遊んでくれるのでかなりおすすめです。
猫とのおすすめの遊び方!
遊んでサインが出たときに、もし時間が許すようなら遊んであげてください。
猫のエネルギーがよく発散できる、おすすめの遊び方は「釣竿じゃらし」の利用です。
通常の猫じゃらしと違って、糸の先っぽ部分に羽やネズミおもちゃが付いているため、本当の狩りを模した遊びをさせてあげることができます。
猫はこそこそ動く小さいものがあると、興味をそそられて、一気に襲ってきます。
この遊びは短時間で猫も疲れるので、エネルギー発散にも効果的です。
他にも色々な遊び方があるので、興味がある方はこちらのページを読んでみてください。
今まで行ったことのない遊びに目を向けてみるのも良いかもしれませんね(^^)
まとめ
まとめると、猫が構って欲しいと思っている時に取る仕草は主に以下になります。
- 近づいてきて甘噛み
- 足元に顔をスリスリこする
- 部屋を全力ダッシュ(真空行動)
- 大声でミャーミャー鳴く
- 新聞紙やパソコンの上に乗る(邪魔してくる)
- お腹を見せてゴロゴロ
こういった仕草が良く見られる場合は、普段の遊び量だと少し足りないのかもしれません。
場合によっては、もう少し愛猫に時間を割いてあげたり、かまってあげる必要があるかもしれませんね。
その他にも猫の仕草からは色々な感情を読み取ることができます。
こちらのページにあらかたのボディランゲージはまとめているので、興味がある方は是非どうぞ!