猫のおならを見たことはありますか?
想像しにくいかもしれませんが、猫もおならをすることがあるのですね。
そんな猫のおならは基本的には生理現象として起こるものですが、中には病気などのサインだったりすることがあります。
そこで今回はそんな猫のおならについて詳しく紹介していきます!
猫のおならについて
猫も人間と同じようにおならをするものです。
ただ猫のおならは、ほとんどが音のないすかっし屁が多いです。
音がしても大抵は「ぷすー。。」といったように、とても小さな音しかでないものであるため、気付きにくいと言えるでしょう。
▲大抵はこういったほとんど音のないおならです。
猫のおならの原因は、空気と腸内にある食べ物の発酵です。
猫のおならは基本的には、ただの生理現象であるため、気にしなくても大丈夫です。
ただおならだけでなく、以下のような症状も見られる場合は要注意です。
- パンパンに張ったお腹
- お腹を触られると痛がる
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
こういった症状が見られる場合以外に、「おならを何度もしている」のも要注意ですので、気になる際は獣医さんに診てもらうようにしましょう。
続いて、悪いおならの原因などについて紹介していきます。
悪いおならの原因と対策
猫のおならは基本的には食品の発酵で起こる生理現象ですが、中には病気などのサインだったりする場合もあります。
そんな悪いおならの原因としては以下が挙げられます。
- 寄生虫
- 病気
- ストレス
1つずつ詳しく見ていきましょう!
寄生虫
お腹に回虫などの寄生虫が住みついてしまっている場合は、それがおならの原因となってしまうこともあり得ます。
寄生虫がいるとおなら以外にも、嘔吐や下痢などの症状を見せます。
こういった症状が見られる場合は、獣医さんに診てもらうことをおすすめします。
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病気
1日に何回もおならをする場合などは、何か病気にかかっている兆候かもしれません。
おならはガスの蓄積によって起こることであるため、おならが多く出る場合は腸などに何らかの病気を抱えているサインかもしれません。
「小腸性下痢症」や「膵外分泌不全症」の可能性があります。
こういった病気にかかっている場合も、おならだけでなく「下痢」や「嘔吐」「お腹の膨れ」など何らかのサインがあるはずです。
心当たりがある際は、獣医さんに診てもらうようにしましょう。
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ストレス
猫はポーカーフェイスですが、意外と繊細な動物です。
私たちが気にしないことから、ストレスをため込んでしまうこともあります。
そういったストレスからお腹の調子を壊し、おならを多くしてしまうことなどもあります。
ストレスを溜めた猫は「グルーミングを長時間している」「部屋の隅にずっと隠れている」など、様々なサインを出します。
普段から猫がストレスを溜めないようにしてあげましょう。
野良猫はおならが多い?
拾ってきた子猫の中にはおならが多い子もいるようです。
野良の子猫でおならが多い場合は、大抵食事が原因と考えられます。
どうしても不規則で様々な食事となるため、おならが出やすくなります。
この場合は安定した食事を与えるようになることで、徐々になくなっていくことでしょう。
ただ他にも回虫などの寄生虫がお腹にいることも考えられるため、まだ獣医さんに診てもらっていない場合は、診察してもらいましょう。
猫のおならが臭い場合の対策!
「猫のおならが本当に臭い!」という場合は、腸内環境が整っていなかったり、キャットフード以外のものなどを与えていることが考えられます。
あなたは猫に以下のようなものを与えていないでしょうか?
- 低品質なキャットフード(添加剤などが多い)
- 消費期限を過ぎたキャットフード
- 私たちの食事の残り物
- 牛乳などの乳製品
- 唐辛子などの香辛料
こういったものを与えていると、猫のおならもかなり臭くなると思われます。
またストレスなどで腸内環境も悪くなってしまうため、なるべくストレスを与えないようにしましょう。
猫のお腹の腸内環境を整える対策としては以下が挙げられます。
- キャットフードを変える
- ヨーグルトを与える
【キャットフードを変える】
低品質なキャットフードだと、どうしても添加物が多く入っていたりします。
ヒューマングレイド(人間が食べても大丈夫)のキャットフードに変えることで、腸内環境も良くなるでしょう。
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【ヨーグルトを与える】
少しなら猫に無糖のヨーグルトを与えても大丈夫です。
ヨーグルトによってお腹の調子を整えることができます。
※与えすぎは逆にお腹を緩くしてしまいます。
まとめ
猫のおならは生理現象です。
ただおならが余りに多かったりする場合や嘔吐・下痢なども見られる場合は、何らかの異常のサインかもしれません。
普段から猫をよく見て大事にならないようにしましょう。
photo credit:shira gal by caption this、Howard Cheng by Alan and Charlie