猫を飼ってると、お尻にウンチが付いてしまっていることがたまにありますよね。
しかもウンチが付いた状況で、家の中を走り回るなんてこともしばしば。。。
特に長毛種の猫を飼ってる方は、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、愛猫のお尻が汚れてしまっている場合の簡単な拭き方と汚れないようにするための対策を紹介していきます!
目次
猫のお尻のうんち汚れの取り方!
まず初めに言っておくと、私は「猫のお尻周辺の汚れ取りの達人」です(笑)
なぜかというと、私は現在ペットショップと猫カフェで勤めているのですが、お尻汚れは出勤する度にきれいにしているようなものだからです(・∀・)
そんな(自称)お尻の汚れ取りの達人とも言える私が、3つのケース別にどのようにきれいにすれば良いのかを紹介していきます!
- 形のある便が毛に絡まっている場合
- 軟便が少しだけ付いている場合
- 軟便がたくさん付いている場合
形のある便が毛に絡まっている場合
形のある便がお尻の毛に絡みついているだけの場合は、かなり簡単です。
以下の手順できれいにしましょう。
- 固まっている便と周辺の毛をスリッカーで軽く梳いていきます
- 毛にくるまった便が取れます
猫の毛はスリッカーによって簡単に抜けるため、毛に絡まった便とその周囲の毛はスリッカーをかければきれいに取れます。
また、猫はお尻周りの汚い部分を自分でもグルーミングしますが、気になるのであれば、ウエットティッシュで拭いてあげても大丈夫です。
軟便が少しだけ付いている場合
続いて、下痢などの緩い便がお尻周りの毛に少しついてしまっている場合です。
これは先ほどよりも、大変な作業になります。
暴れる猫などもいるため、難しい場合は2人1組で行うのをおすすめします。
1人で行う場合は、猫の首根っこを掴みながらやりましょう。
※猫は首根っこを掴まれることで、子猫のときに母猫に咥えられていたことを思い出し、大人しくなります。
- 猫をしっかりと固定して、しっぽを上にあげます
- 一人で拭く場合、うまく手などで、しっぽが下にいかないようにします
- 汚れている部分に霧吹きをかけます
- 濡らした部分をウエットティッシュで素早く拭いていきます
- コームやスリッカーで汚れている部分を梳かしていきます(4と5をきれいになるまで繰り返す)
モタモタしてしまうと、本気で暴れる子も多いため、道具をあらかじめ用意して、なるべくスムーズに終わらせるのがコツになります。
最初は難しくても、何回か行ううちに慣れていきます。
軟便がたくさん付いている場合
下痢や軟便が色んな場所についてしまっている場合、無理にウエットティッシュなどで拭くよりも、シャンプーをする方が楽です。
汚れがお尻周辺に限定されているのであれば、お尻周辺のみシャンプーをしてあげれば、比較的簡単に済みます。
もちろん乾かす際には、ドライヤーを使いながら、毛をスリッカーやコームで梳かすことを忘れないようにしましょう。
お尻付近を汚しやすい猫と特徴毎の対策!
よくお尻を汚してしまう猫には特徴があります。
特徴毎にどのような対策をすればいいかを解説していきます!
- 長毛種の猫
- お腹が緩くなりやすい猫(下痢をしやすい猫)
- 肥満気味の猫
長毛種の猫
ペルシャやラグドールなどの長毛猫は、お尻を汚してしまいやすいです。
長毛猫は短毛猫と比べてお尻付近の毛がたくさん生えているため、汚してしまいやすいです。
お尻周辺をバリカンで軽くカットしてしまいましょう。
猫はバリカンの音を強く嫌がるため、2人1組で行いましょう。(バリカンを極度に怖がる猫の場合は小型のハサミでも大丈夫です。)
もし自力でやるのが難しければ、動物病院や猫可のトリミングサロンに連れていきましょう。
お腹が緩くなりやすい猫(下痢をしやすい猫)
当然のことですが、下痢をよくする子はお尻周辺が汚れてしまいやすいです。
お腹が緩くなりやすい子は、下痢の原因を見極めることが何よりも大切になります。
下痢の原因を見極めることが大切です。
ストレスからくる下痢だったり、室温が低いことによる下痢、フードが体質に合っていないこともあります。
原因がよく分からない場合は、獣医さんに相談しに行きましょう。
肥満気味の猫
肥満気味の猫は、自力でお尻周りのグルーミングをするのができないケースがあります。
この場合、飼い主が普段からよく注意して、お尻周りを拭いてあげたり、毛を梳いてあげないと汚いままになってしまうので気をつけましょう。
もし自力でグルーミングできるようにしたいなら、ダイエットをする必要があります。
猫のダイエットは、独自で行うのは危険です。
もしするのであれば、獣医さん指導のもと計画的にフード量を決めるなどして行いましょう。
お尻周りの汚れを取る際に使えるグッズ紹介!
続いて、今回紹介したお尻周りの汚れ取りに役立つグッズをいくつか紹介していきます。
実際に私が使ったり、職場で使っているものを中心に紹介していきます。
アイリスオーヤマ ペット用ウエットティッシュ
ウエットティッシュは正直ペット用の物であれば、何でもいいです。
個人的には、セットで買った方がお得というイメージがあります(^O^)
ぺティオ のみとりコーム柄つき
コームはちょっとした軟便汚れなどを取るために、一つ揃えておいて損はしません。
ぺティオのコームは持ちてがついているため、他のコームに比べて持ちやすく、使いやすいです!
ぺティオ スリッカーMサイズ
スリッカーブラシがあることで、毛に絡まった固いウンチ汚れなどは簡単に取れます。
また、毛玉になりかけの毛をほぐしたり、シャンプー後に絡まらないようにケアするのにも使えます。
ペティオ 乾電池式バリカン
ぺティオのバリカンは若干音がうるさいため、嫌がる猫ちゃんは多いです。
ただ使いやすさは抜群の為、2人1組でお尻周りの毛を刈り取る場合は、このバリカンで十分でしょう。
ゾイック キャッツシャンプー
リンスインシャンプーのため、手軽にシャンプーを済ませることができるのでおすすめです。
速乾性もあるため、長毛猫の場合に特におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫のお尻周りは長毛の子だと、特に汚れてしまいやすいですよね。
ちょっとした汚れであれば、ウエットティッシュやブラシを使った方が楽にきれいにできますが、かなり汚れてしまっているのであれば、無理せずシャンプーをすることをおすすめします。