猫の糞3つの処理方法!ウンチは燃えるゴミ?水洗トイレ?おすすめの捨て方も紹介!

皆さんの家では猫の糞をどうやって処理していますか?
我が家では、基本的に燃えるゴミとして一緒に出しています。
ただ調べてみたところ、猫糞の処理方法の候補はいくつかあるようです。
そこで今回は猫糞の処理方法のあれこれを紹介していきます!

 

猫の糞はどうやって処理すればいいの?

我が家では現在、燃えるゴミとして猫糞を処理しています。
※後ほど我が家で行っている猫糞処理方法を紹介します。

ただそもそもの疑問なのですが、猫糞はどうやって処理すればいいのでしょうか?
基本的には猫糞を処理するのには3つの選択肢があるようです。

  1. 人間の水洗トイレに流す
  2. 燃えるゴミとして処理する
  3. 生ごみ処理機を使用する

やはりウンチという枠組みで考えると、水洗トイレに流しても良さそうですが、詰まってしまうなんて話も聞いたりしますよね。
燃えるゴミは燃えるゴミで、ウンチをそういったゴミとして出していいのか、若干の疑問が残る部分です。

そして生ごみ処理機に関しては、、、そもそもめんどくさそうな感じがしますね(笑)
実際どうやって処理すればいいのか、ひとつずつ確認していきましょう。

 

猫糞は水洗トイレに流していい?市役所・水道局に尋ねてみた!

まずは水洗トイレに流す処理方法です。
猫糞をトイレに流していいのかどうかがよく分からなかったため、市役所(区役所)・水道局に実際に尋ねてみました!

尋ねた区役所は私が現在住んでいる、東京都荒川区になります。
また水道局は、東京水道局です。
まずは荒川区の担当者様とのやり取りです。

荒川区担当者との質疑応答

私:現在猫を飼っていて、猫の糞の処理をどうすればいいのか教えていただきたいのですが。

担当者:基本的に猫ちゃんのうんちは、水洗トイレに流していただいて大丈夫です。

私:そうでしたか!ただネットで調べていたところ、水洗トイレに流すと詰まってしまうというようなことを見たのですが。

担当者:そうですね。猫ちゃんのうんちに何か別のものが付いていると、詰まりの原因になってしまうかもしれません。例えば、猫砂やペットシーツのようなものですね。トイレに流していただく際にうんちだけなら大丈夫です。

私:分かりました。ちなみに燃えるゴミとして糞を出しても大丈夫ですか?

担当者:基本的には水洗トイレに流すようにしてください。猫ちゃんのうんちは、人間の赤ちゃんのうんちと同じように考えてください。赤ちゃんのうんちも基本は水洗トイレに流して、残ったオムツなんかを燃えるゴミとして出してもらう必要があります。

私:分かりました。ありがとうございます!

このように私の住んでいる荒川区では、基本的に水洗トイレに流すのを推奨しているようです。
ただ「仕方なく残ったウンチは燃えるゴミとして出してもいいですよ。」といった感じですね。

続いて、東京水道局の担当者様とのやり取りです。

東京水道局担当者様との質疑応答

私:現在猫を飼っていて、猫の糞の処理をどうすればいいのか教えていただきたいのですが。

担当者:猫ちゃんのウンチはトイレに流してしまって大丈夫です。

私:分かりました。

担当者:ただ、マンションやアパートに住まれている場合は、一度私さんに相談した方が良いかもしれません。

私:そうですね。ありがとうございます!

水道局としては「水洗トイレに流しても問題ないですよ。」という感じでした。
結果的にはどちらも「水洗トイレに流して良い。」という立場を取っていましたが、やはり猫糞がトイレに詰まってしまわないか心配なところではあります。

猫がウンチをするのは砂の上なので、少なからず猫糞には砂が付いていますし、実際詰まってしまったという方の体験談もあるのが気になる点です。

詰まる原因としては、猫のウンチは毛づくろいで取れた抜け毛が中に入っており、またウンチには猫砂もついています。
猫のうんちはそれ自体水に溶けにくい性質であるのに加えて、抜け毛・猫砂などが合わさることによって、トイレ詰まりの原因になってしまいやすいからです。

一軒家の場合なら、まだトイレが詰まってしまっても家内の問題で済みます。
ただマンション・アパート住まいの場合は、水道が詰まってしまうと他の人たちにも大きな迷惑がかかります

また気になる水道管詰まりの修理費用ですが、最安で5000円、高いと1万円ほどかかることもあるようです。

 

燃えるゴミとして猫糞を処理する際の注意点!

区役所の方曰く、基本的には燃えるゴミとして猫糞を処理しないで欲しいということでした。
ただ現実問題として、中には燃えるゴミとして出している方もいると思います。

そのため白ではないが、黒でもないグレーゾーンの処理方法と言えるでしょうか。
※余談ですが、我が家も燃えるゴミとして出してしまっています。

ただ燃えるゴミとして猫糞を処理する際は、最低でも守るべきルールが3つあると思っています

  • ウンチ袋をしっかりと密閉しておくこと
  • ビニール袋が破れてしまっても大丈夫なように、2重にしておくこと
  • ゴミの日の当日朝にゴミを出すこと(前日夜には出さないこと)

最低でも以上の3点を守れば、それほど迷惑をかけることはないと思っています。

 

最も推奨されている?生ごみ処理機

水洗トイレでも燃えるゴミとしてでもなく、生ごみ処理機を使用するのも一つの手のようです。
ただ実際調べてみると、なかなか面白いことが分かりました。

そもそも生ごみ処理機とは、密閉式のゴミ箱のようなものに入れることで、「生ごみを乾燥」、もしくは「バイオの力を借りることで二酸化炭素と水に分解することができる」というものです。

生ごみ処理機には、乾燥タイプとバイオタイプの2つがありますが、乾燥タイプは主に室内向けで値段も高いです。
バイオタイプは微生物の力を借りて、生ごみを処理するもので、大体3000円ほどと安価な物が多いです。

ただやはり猫糞を処理するだけなのに、わざわざ生ごみ処理機を使用するのは「ほとんどの家庭には向いてないのではないか?」と思わざるを得ないです。

東北環境 生ゴミ処理機 ペットのフン処理ロボット

中にはペットの糞用生ごみ処理機もありましたが、価格が88800円とかなり高かったです。
お金があればまだしも、ちょっと現実的な価格ではないですよね(^^;)

 

結局どうやって猫糞を処理すればいいのか?

ここまで猫糞の処理の仕方を3つ紹介していきましたが、結局のところどうやって処理したらいいのでしょうか?
結論としては、以下のグラフのようになります。

処理方法\住まい一軒家アパート・マンション
水洗トイレ
燃えるゴミ
生ごみ処理機

※○は大丈夫、△はグレーゾーン(一応大丈夫?)です。
燃えるゴミはグレーですが、まあ大丈夫ということとして考えましょう。

一軒家で詰まっても修理するなら、水洗トイレでも大丈夫です。
アパート・マンション住まいの人は、水洗トイレにウンチを流す前に私さんに大丈夫かどうか必ず聞いておくようにしましょう

 

我が家で実践!おすすめの猫糞処理方法!

個人的におすすめする処理方法は以下になります。
大枠として、我が家では「燃えるゴミ」としてウンチを処理しています

また前提として、我が家では使っているトイレはシステムトイレであるため、オシッコの処理はほとんどしません。
ウンチは毎日1回か2回ほど取り換えるといった感じです。

猫のトイレと猫砂はどんな種類があるの?おすすめの選び方も!

必要なものは、「蓋の閉じられるゴミ箱」と、「(あれば)そのゴミ箱用の消臭剤」、そして「ビニール袋」の3つです。

基本的な考えとしては、大きなビニールの中に、都度猫糞を処理した小さなビニール袋を入れていくといった感じです。
小さなビニール(猫糞が入っているビニール)は必ず、一つ一つ口をきつく縛りましょう。

最近では100円ショップなどに、蓋つきゴミ箱につける用の消臭剤も売っているため、併用するとかなり臭いを防げると思います。

このように2重にして猫糞を隔離することによって、かなり臭い漏れが防げます
またゴミとして出す際も、大きなビニールの口だけ縛れば、それで完了なのでかなり楽ですよ!
是非試してみてください\(^o^)/

▲蓋つきゴミ箱

▲蓋つきゴミ箱の内部

▲最後は大きなビニール袋の口だけ縛って、一つのゴミとして扱います

ちなみに最近ではウンチが臭わない、防臭ビニール袋なんてものも販売されているようです。
興味がある方は一度試してみるのもありかもしれませんね!

驚異の防臭袋 BOS (ボス) うんちが臭わない袋

 

まとめ

猫糞の処理方法は大きく3つに分けられます。

  • 水洗トイレに流す
  • 燃えるゴミとして処理する
  • 生ごみ処理機を使って処理する

それぞれメリット・デメリットがありますが、やりやすい方法で処理して基本的には大丈夫でしょう。
また猫がトイレを上手く覚えてくれないという場合は、こちらを参考にしてみてください。

子猫、成猫のトイレのしつけ方!2日でトイレを覚えてもらう方法とは?

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

失敗しない保険選び

【FP監修】失敗しない猫の保険の選び方とは!?