【動物介護士解説】猫と暮らす上で注意している5つのこと

 

もうすぐ3歳になる愛猫(茶トラ)と暮らしているウェブライターの築山と申します。

私には猫を飼うと決めた時から心に誓っていることがあります。

それは「健康に長生きさせる」こと。

我が家の猫は保護猫です。保護当時生後2か月ほどだった愛猫は、左うしろ足を骨折しており、目は結膜炎で全く開かない状態でした。

私たちと出会ったことで助かった小さな命。必ず天寿をまっとうさせる、そう心に決めて日々の生活を送っています。

そんな私が猫と暮らす上で注意していることを5つご紹介したいと思います。

▼ 我が家の猫(茶トラ)

 

猫と暮らす上で注意している5つのこと

①人間の食べ物は食べさせない。

猫に食べさせてはいけない食べ物として有名なのは玉ねぎ・ブドウ・チョコレートです。

なぜ上記の食べ物を食べさせてはいけないかというと、猫は人間に比べ、食べ物の成分を分解する機能が低く排出に時間がかかるので、その間に有害成分が体に蓄積し、中毒症状を起こすからです。

玉ねぎ・ブドウ・チョコレート以外にも人間の食べ物は塩分や糖分が高いものが多く、猫が食べたそうにしているからと頻繁に与えてしまうと、肥満になったり内臓に負担をかけたりと健康に害を及ぼす可能性があります。

人間の食べ物に興味を持たせないようにするのは難しかったですが、健康に長生きしてもらうためにも、猫には猫用のごはんやおやつだけを与えるようにしています。

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②清潔を保つ

猫は綺麗好きな生き物です。

毎日自分の体を丁寧に毛づくろいし、トイレが汚れた状態だと排泄を我慢してしまうこともあります。室内飼育が推奨される猫にとって、生活空間が清潔であるということはとても重要です。

ですので、猫のトイレ掃除や床の掃除機がけはこまめに行っています。

我が家の猫は、冷蔵庫の上や玄関のたたきもお気に入りなのでほこりや汚れがたまらないように気を付けています。

litter box wc

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③猫の行動範囲をせばめない

我が家は3人家族です。

お世辞にも広いとは言えないマンションの一室で一緒に暮らしているので、トイレと浴室以外は猫が自由に出入りできるようにしています。

特に押入れの中がお気に入りなので、押入れは常に開けっぱなしです。除湿剤は誤飲・誤食の可能性があるので置かず、布団や衣類は猫の毛だらけにならないよう収納ケース入れるなどの対策を行いました。

この部屋はダメ、ここもダメ、と猫の行動範囲をせばめるのではなく、猫が立ち入ってもいいように生活空間を整えることが大切だと考えています。

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④日当たりの良いところに猫の居場所を作る

猫がひなたぼっこをしている姿ってとても癒されますよね。お日さまに暖められた猫をなでると幸せな気持ちになります。

室内飼育が推奨される猫にとって、太陽の光を浴びたり風を感じたりすることはとても良い刺激になりストレス軽減にもなります。

猫に限らずペットの飼育に最も大切なことは「ストレスの少ない生活環境をどのように整えるか」だと私は考えています。

日当たりの良い場所だけでなく、押入れの中のような人目につかない静かで暗い場所も用意して、猫が落ち着いて過ごせるようにしています。

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⑤要求にはなるべく応える

猫はとても甘え上手な生き物です。

どのように接すれば飼い主が自分の要求をかなえてくれるかよく分かっています。我が家の猫もなでてほしい時は目の前でゴロンとしますし、布団に入りたい時は前足で布団をちょんちょんしてアピールします。

すぐに応えてあげられる時もあれば、手が離せなかったり気が付かなかったりする時もあります。

いつでも何でもすぐ要求に応えて甘やかすというよりは、適度に待たせることや諦めさせることも大切だと考えているので、「なるべく応える」というスタンスで接しています。 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

私が猫と暮らす上で注意している5つのことについてご紹介しました。ペットの飼育については育児と同様、人それぞれに様々な考え方があると思います。

どれが正解・不正解ではなく、猫の性格に合わせた暮らし方を試行錯誤することが大切だと考えています。

これから猫を飼う予定のある方や、猫と暮らしてみたい方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

築山 優希愛玩動物飼養管理士2級 動物介護士 ペット看護士
奈良県で、小学生の娘と5歳になる保護猫(茶トラの女の子)を育てています。 動物好きの娘を犬や猫と触れ合える場所に何度も連れていくうちに、自身の猫に対する苦手意識を克服し、猫を飼いたい!とまで思うようになりました。 その直後に現在の愛猫を自宅近くで保護し、一緒に暮らすように。 猫に長生きしてもらいたい一心で取得した資格を活かし、読みやすい記事をお届けしたいと思います。

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