【超簡単】1分でできる猫の肥満度チェック!

1分あれば、あなたの猫が肥満かどうかが分かります。

最近飼っている猫が太ってきた気がする。。。
こんなことになっていないですか?
実際現在は食べ過ぎや運動不足から肥満のぽっちゃり猫ちゃんは増えています。

せっかくですから、あなたの猫は肥満じゃないか簡単なチェックをしてみましょう!
3種類のチェック方法がありますが、一番のおすすめは③の「胴回りと後ろ足の長さで分かる肥満チェック!」です。

 

超簡単!3つの肥満猫チェック方法!

①.見た目で分かる肥満チェック!

あなたの猫がどんなカテゴリに入るのか見た目で分かります。
もし痩せていたり、太っている場合は何らかの対処が必要になります。

photo credit:pet’s friend

痩せている(1,2)

  • お腹周りを触らなくても肋骨が出てるのがわかる。
  • 横から見ると骨の隆起が見える。
  • 上から見るとお腹の部分が細くなっている。
適正体重(3)

  • お腹周りを触ると脂肪の下の肋骨があることがわかる。
  • 横から見て腰のくびれが見える。
  • 上から見るときれいなくびれ直線となっている。
太っている(4,5)

  • お腹周りを触っても肋骨のある場所が分かりにくい。
  • 横から見るとお腹が下に垂れているのがわかる。
  • 上から見ると樽やヒョウタンのようにお腹が横に出ている

 

②.1歳当時の体重から分かる肥満チェック!

猫によって適正体重は異なるため、4歳のオス猫は何kgが適正体重、2歳のメス猫は何kgが適正体重などとは一概に言えません。

ですが、その猫が1歳になった時の体重が適正体重だと言われています。
1歳になったばかりの体重というのは、無駄な脂肪がついていないため理想的な体重と言えるんです。

適正体重より15%以上太っていると、その猫は肥満と言われています。
つまりその1歳の頃の体重に1.15(115%)をかけた体重以上の場合、肥満と言えます。

1歳当時の体重×1.15=肥満ライン

説明だけだと若干分かりにくいと思いますので、下記の具体例を見てみましょう。

具体例

あなたは現在2歳の黒猫を飼っているとします。
その黒猫は1歳になったときは体重が3kgでした。
2歳となった現在の体重は3.6kgです。

この場合その黒猫は肥満と言えるでしょうか?
この場合のその黒猫の肥満ラインは、
3×1.15=3.45㎏となります。

つまり現在の体重は肥満ラインである3.45kgを超えているため、肥満であると言えます。

この方法を使えば簡単にあなたの猫が肥満かどうかを判断することができます。
ですが、1歳の頃の体重を記録されている方は少ないと思います。
そういった場合は、次の肥満チェックを行ってみてください。

 

③.胴周りと後ろ足の長さで分かる肥満チェック!

これは体脂肪率の表を使った肥満チェックとなります。
胴回りと後ろ足の長さを測る必要があるため、メジャーが必要になります。

下のグラフの「胴回りの長さ」と「後ろ足の長さ」が一致する部分を見ることであなたの猫が肥満かどうかが分かります。

例えば胴回りが40cmで後ろ足の長さが12cmだった場合、グラフで交わるのは34(%)となります。
つまりこの場合は猫の体脂肪率が34%で肥満ゾーンに入っていることから、太っているということが分かります。

 

まとめ:肥満だったらダイエットを!

ぽっちゃり猫は見た目はとても可愛いですが、実際のところ肥満は多くの病気の可能性を引き上げてしまいます
糖尿病のリスクは標準体重の猫の約4倍、関節炎のリスクは標準体重の猫の約5倍になるなど肥満はとても危険です。

あなたがもし飼育している猫を長生きさせてあげたいなら、ダイエットさせてあげる必要があります。
ダイエット方法についてはこちらから確認できます。

【ペット栄養士監修】結果にコミット?デブ猫ダイエット、成功までの4つの流れ!

しっかりとしたプロセスを踏んで安全なダイエットに励みましょう。

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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