猫におすすめの暖房グッズまとめ!冬の留守番時に安全な猫の暖房は?

猫の暖房って何を使えばいいか迷いますよね。
猫も品種によっては寒さにかなり弱い子もいるため、暖房を使って暖かい環境を作ってあげるのは大切です。

そこで今回は猫におすすめできる暖房と、そうでない暖房を分けて紹介していきたいと思います。
猫の留守番時に安全に使える暖房なども紹介していきます!

 

猫におすすめの暖房グッズ

北国などは防寒対策がしっかりしているようですが、東京や大阪などは冬だと家の中も寒くなりますよね。

寒さに強い猫なら大丈夫かもしれませんが、子猫だったり、寒さに弱い猫を飼っているとどんな暖房を用意すればいいか考えてしまいますよね
そこで今回は、猫にどんな暖房器具がおすすめかを紹介していきます。

猫の暖房としておすすめできる器具は以下になります。

  • 湯たんぽ
  • こたつ
  • ホットカーペット(ペット用ホットカーペット)
  • エアコン

1つずつ詳しく見ていきましょう!

猫にとっての適温は?
猫にとっての適温は、大体18~26℃前後のようです。
これだけ差があるのは、猫の品種によって寒さに強い子、弱い子の違いなどがあるためです。
メインクーンノルウェージャンフォレストキャットなどは特に寒さに強いです。

 

湯たんぽ

ドギーマン 遠赤外線レンジでチンしてぽっかぽか スウィートハート(Amazon)

湯たんぽは猫の暖房器具として、とても優秀です。
なぜ湯たんぽが猫の暖房器具に向いているかというと、以下のポイントを持っているからです。

  • 電気を使わないため、留守番時の使用に向いている
  • 飼い主が寝た後の使用に向いている

簡単に言ってしまうと、電気を使わないため、飼い主さんが見ていない状況でも使いやすいのが良いのですね。
もちろんそのまま使うと猫がやけどしてしまうため、毛布などを巻いて温度を調整しましょう

またお湯だと万が一こぼれてしまった際に、やけどをしてしまう危険がありますが、最近では「充電タイプの湯たんぽ(Amazon)」や「電子レンジで温めるタイプの湯たんぽ(Amazon)」など種類も豊富にあります。

 

こたつ

 

こたつ布団 星柄ワインレッド 正方形(80×80cm) 星柄 省スペース コンパクト 抗菌綿入り(Amazon)

猫がこたつ好きな動物であることは有名ですよね(^^)
実際こたつは、猫の暖房器具としてかなり優秀です。

最近では画像のように「猫用こたつ」という、一般的なこたつよりもかなり小さいサイズのこたつも販売されています。
机の部分も暖かくなるため、3~4匹程度は一緒に使うことができます。

ただこたつを使うことができるのは、あくまで飼い主さんが見ている時だけです。
猫が留守番をしている時や飼い主さんが寝ている夜などは、火事の危険があるため電源をつけたままにすることは出来ません

人がいる時は問題なく使うことができます。
猫がこたつを使う際の注意点などもあるため、興味がある方はこちらから確認してみてください。

こたつが大好きな猫は注意?低温やけどやコードかじりが危険!

 

ホットカーペット(ペット用ホットカーペット)

 

ペットヒーター ペット用ホットカーペット GagaKing ペット電気ヒーターマット(Amazon)

ホットカーペットも猫の暖房器具としておすすめです。
ストーブなどと違って、じんわりとした暖かさになるのが特徴です。

ただホットカーペットを使う際に、気をつけたいのが「低温やけど」です。
若い猫などは熱くなったら、適度に体を冷ましにいきますが、老猫などは多少熱くても動こうとしないことがあります

低温やけどを防ぐためには、温度設定を低めにすることをおすすめします。
また最近ではペット用に、熱くなり過ぎないホットカーペットも売っています。

ペット用のホットカーペットを薄い毛布で覆ってあげると、くつろぎ心地も最高になります
これはペットショップなどでも採用されている方法なので、特におすすめです。
私宅でも猫の暖房として採用していますが、見事に使ってくれています(^^)

 

エアコン

エアコンは他の電気を使う暖房とは違って、低温やけどの危険がないことが特に大きいですね。
ただもちろん他の暖房と比べると、電気代は高くつきますし、空気も乾燥します

お金に多少余裕がある場合は、猫の留守番時などはエアコン+加湿器をつけておいてあげると良いでしょう。

 

猫にあまりおすすめできない暖房グッズ

ここまでおすすめできる猫の暖房器具を紹介してきましたが、一方であまりおすすめできない猫の暖房器具は以下になります

  • 石油ストーブ
  • ガスストーブ

1つずつ詳しく見ていきましょう。

石油ストーブ

▲気持ちよさそうですが、湯たんぽなどと比べるとちょっと危ない?

石油ストーブは本体がかなり熱くなるため、猫がうっかり触ったりするとやけどの危険があります
直接触ってしまうような子はほとんどいませんが、それでもこれまでに紹介した暖房と比べると危険だと言えるでしょう。

やけど報告もかなり挙がっているため、猫が安全に使える暖房という点で見るとあまりおすすめできません。
ただストーブ周りを柵で覆ったり、ストーブから少し離したところに猫用ベッドを置くことで多少は安全になりそうです。

 

ガスストーブ

ガスストーブは石油ストーブほどではありませんが、やはり猫がやけどしてしまいやすいです。
ガスストーブを使う場合も、少しだけ離れたところに猫用ベッドを置いてあげると多少安全です。

猫にとっての暖房という点で見ると、ストーブやファンヒーターは少し危険ですが、やはりすぐに部屋を暖められるため、できれば使いたいところですよね。
ちょっとしたジレンマです(笑)

 

猫の留守番中に安全に使える暖房

軽く書いてきましたが、ここで改めて猫が留守番中(飼い主が寝ている時)に安全に使える暖房を紹介していきます
留守番時におすすめの暖房は以下になります。

  • 湯たんぽ
  • エアコン
  • ペット用ホットカーペット
  • 防寒ベッド

【湯たんぽ】
湯たんぽはコンセントを差さないで使える暖房であるため、不在時も安全です。
やけどが心配な方は、お湯タイプのものよりも、充電式や電子レンジで温めるタイプの湯たんぽをおすすめします。

【エアコン】
エアコンは電気製品ですが、他の暖房器具とは違って、猫の低温やけどや安全を心配する必要はありません。
ただ電気代がかなり高くなるため、湯たんぽの方がリーズナブルと言えます。

【ペット用ホットカーペット】
ペット用ホットカーペットを猫の留守番時に使う際は、低温やけどを避けるためにも、必ず出力を「弱」にしましょう。
またペット用ホットカーペットのコンセント部分は、一般の電化製品と比べてかなり丈夫にできているためよっぽどのことがなければ壊れたりしません。

【防寒ベッド】
暖房なしでも、ダンボールハウスにモフモフとした毛布を敷き詰めたり、暖かい防寒ベッドを用意することで多少は暖かく過ごせます。
また寝床は床が冷たいと底冷えするため、100円ショップなどで売っているアルミの断熱シートなどを敷いてあげるだけでかなり暖かくなります。

 

まとめ

猫に暖房は必ずしも必要というわけではありません。
ただ留守番時に、寒い思いをさせてしまうのは出来るだけ避けたいですよね。
そこでおすすめできるのが「湯たんぽ」「エアコン」「ペット用のホットカーペット」「防寒ベッド」です。

個人的には湯たんぽを使うのが最もおすすめです。
最近では様々な種類の湯たんぽが売られているため、是非チェックしてみてください!

また猫と一緒に暮らす際の冬の注意については、こちらから確認できます。
興味がある方は是非確認してみてください!

【猫は冬用の毛が生える?】冬の2つの寒さ対策と4つの注意!

photo credit:Yasunobu HIRAOKA by ストーブの前で眠る猫。、Motohiro Takayama by 実家に贈った最強エアコン、Yasunobu HIRAOKA by 猫、ストーブの前。Tatsuo Yamashita by 加湿空気清浄機とガスファンヒーター(サイズ比較)

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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