ね~こはこたつで丸くなる~♪
童謡でも歌われているように、猫は古くからこたつ好きとして知られていますね(^^)
こたつは猫にとっての楽園になりますが、ちょっとした危険もないわけではありません。
そこで今回は猫がこたつで休む際に、どんなことに気をつけるべきなのかを紹介していきます!
目次
猫がこたつで注意するべきこと
猫はこたつ好きであるため、冬なんかは気付いたら中でくつろいでいるなんてこともよくありますよね(^^)
そもそもなぜ猫がこれほど、こたつが好きなのかについてですが、こたつは猫が好む場所の条件を見事クリアしているのですね。
こたつは「狭くてくらい」です。
それに加えて冬は寒いため、必然的に暖かいところを猫は探り当てます。
元々野性で暮らしていた本能から、猫は狭くて暗い場所が安心できる場所だと分かるのです。
そのため猫はこたつが大好きなのです!
そんな猫にとって相性抜群のこたつは、ほとんどの場合問題ありません。
ただまったく危険がないというわけではなく、少ないながらも死亡報告もあります。
こたつ好きな猫を飼っている場合は、主に以下のことに気をつける必要があります。
- 猫を踏んでしまう
- こたつのコードかじり
- 低温やけど
- 乾燥・脱水症状
- (こたつの種類によっては)一酸化炭素中毒
1つずつ詳しく見ていきましょう!
猫を踏んでしまう
▲見事にフィットしていて、歩いている際に気をつけないと危険?
こたつと直接関係あるような、ないようなといった感じですが、おそらく現実的にはこれが最も注意すべきことです(^^;)
猫がこたつから顔をちょっとだけ出しているのに気づかず踏んづけてしまうと、猫が怪我をしてしまうことがあります。
踏んでしまうと骨折をしたり、その後ずっと嫌われてしまったりすることもあるのです。
そんなことにならないためにも、猫がいる家庭ではこたつ布団は踏まないように歩くことをおすすめします。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
こたつのコードかじり
こたつ好きの猫を飼っている場合、猫を踏んでしまうことの次に注意すべきなのが、この「コードかじり」です。
飼い猫にかじり癖はありませんか?
電源コードなどを噛む癖を持っている子は、こたつ好きでも入れないようにした方が良いです。
こたつのコードを噛んでしまうことで、最悪火花などがでてしまい火事の危険もあります。
他にも感電や放電の危険もあるため、猫のみならず家族全体が危険だと言えるでしょう。
コードはなるべくこたつの上部を通して、邪魔にならないように工夫することをおすすめします。
またコードが壊れかけていたら、新しいものに買い替えましょう。
コードは800円程度で新しいものに替えられます。
電気カーペットをつけて座布団をこたつの中に入れると、それだけでかなり暖かくなります。
※こたつをつけて座布団を中に入れるのは火事の危険があるため、やってはいけません。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
低温やけど
冬場に低温やけどになる猫は意外と多いようです。
低温やけどの原因となる暖房は湯たんぽやヒーター、電気カーペットなど様々な種類がありますが、こたつもその中の一つです。
猫がいる家庭ではこたつを使う際に、低温やけどをできるだけ避けるために、設定温度は「弱か中」程度にしておくことをおすすめします。
若い猫は熱くなったら、自分から外に出ますが、老猫などはあまり動きたがらないため、特に気をつける必要があります。
低温やけどは被害の強さによって分けられますが、重い場合には手術が必要になってしまうこともあります。
軽度の場合は猫自身が低温やけどに気付かないこともあるため、普段から猫の行動や皮膚に異常がないかを注意するようにしましょう。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
乾燥・脱水症状
こたつの中は暖かく、極度に乾燥した環境になっています。
そのためこたつの中にずっと閉じこもっていると、脱水症状になりやすいと言えます。
とはいえ水が欲しくなったら、猫も自然と飲みに行くことでしょうから、これについてはそれほど心配しなくても大丈夫だと思われます。
唯一心配と言えば、こたつダラダラ猫になってしまい、水を飲みに行くのもめんどくさいとなってしまうことでしょうか(笑)
(こたつの種類によっては)一酸化炭素中毒
「掘りごたつ」「豆炭こたつ」「練炭こたつ」「木炭こたつ」など、電気こたつでないものを使っている場合は、一酸化炭素中毒に注意する必要があります。
炭を暖かさの元としているこたつの場合は、布団が閉じられていると猫が一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
対策としては、暖かくなりにくいのが難点ですが、こたつに空気が入るように多少布団の隙間を作っておくようにしましょう。
もしくは定期的に換気をするようにしましょう。
猫用こたつのすすめ
最近では画像のように、猫用の小さなこたつも販売されています。
猫用こたつのメリットは、人間のこたつが占領されたり混雑しなくなることです。
猫専用こたつは上の板の部分も暖かくなるようなので、多頭飼いをしている場合でも3~4匹までなら、問題なくみんな使えるようです。
また「家にこたつはいらないけど、猫用の暖房が欲しい」と思っている場合も、良いかもしれませんね(^O^)
まとめ
多くの猫はこたつが大好きです(^^)
こたつは基本的には安全ですが、使い方を誤ったりすると危険なものにもなります。
特に「こたつから頭を出している猫を踏んでしまう」「こたつのコードかじりからの火事」には、気をつけるようにしましょう。
また冬の季節に気をつけるべき、猫の注意についてはこちらから確認できます。
その他にも身の回りに危険は潜んでいるものです。
心当たりがあったら要注意です!
photo credit:Daniel GrandeCastelo by Gatos da Gah、Marieve 瑞香 Inoue by cat under kotatsu、Justin Doub by Kotatsu Neko