あなたの家の猫はよく寝てますか?
実は猫は1日の3分の2近くを寝て過ごす「睡眠の達人」だったのです!
「羨ましいなー」という気持ちもありますが、なぜ猫はこれだけ毎日寝ているのでしょうか?
実は猫の睡眠時間が長いのにはある理由があったのです!
猫はとにかく睡眠時間が長い?
成猫は1日に13~16時間、子猫に関しては1日19時間は寝ると言われています。
また老猫になると睡眠時間が増えるようです。
これだけ睡眠時間が長い理由というのは、猫が肉食動物であるためです。
猫のような肉食動物は摂取する栄養が高い分、狩りをするとき以外はゆっくり体を休めて、無駄なエネルギー消費を抑えるのです。
逆に草食動物は一回の食事で取れる栄養が少ないため、寝てるとき以外は長い時間食事をしなければいけないということです。
また一般的に猫の睡眠時間帯は不定期ですが、飼い主に合うようになります。
元々猫は夜行性であるため、夜中に起きて暴れていること(通称:夜の運動会)が多いです。
ですが人と共同生活をしていくうちに、元々夜起きてた猫も飼い主の寝る時間に睡眠を取るになるようです。
逆に最も活発な時間帯は早朝や夜中が多いようです。
猫の寝る姿勢で部屋の温度が分かる?
猫が寝ている姿勢でその部屋の温度が分かるという説があります。
猫のポーズによってその部屋の暖かさ、寒さが分かるというのですね。
ちょっとしたトリビアですね(・∀・)
温度が13℃以下の場合、猫は頭を体にぴったりと潜り込ませて丸くなります。
温度が上がるにつれて猫の体がほどけていきます。
21℃以上になると、猫は前脚を前に出して体を伸ばします。
自分が安全と感じていて部屋も暖かければ、脚を空中に伸ばしたり、完全に横になって眠ることもあります。
つまりすんごい無防備なポーズで寝るってことですね(^ω^)
それぞれの猫にはお気に入りの寝るポーズがあり、それは飼い主のみ知っているものです。
あなたの飼っている猫ちゃんのお気に入りの寝方はどんなものでしょうか?(^^)
一度意識して見てみるのもいいですね。
猫の寝方でその部屋の温度が推測できますが、寝方から分かるのはそれだけではありません。
なんと猫の寝方から気持ちも読み取ることができるのです。
詳しくは下記記事を確認してみてください。
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猫の睡眠は人間の睡眠に似ている?
眠っているとき、猫の脳は人間のそれと似た電気活動を見せることが分かっています。
猫の睡眠も、人間の睡眠の特徴であるレム睡眠(浅い眠り)、ノンレム睡眠(深い眠り)に分かれているのですね。
眠ってから最初の15~20分間、猫は首の周りと頭がかなり緊張していて、ちょっとした音や突然の音にもすぐに目を覚まします。(レム睡眠時)
それから猫はリラックスし、6~7分間横向きになり、ヒゲ、しっぽ、足先が痙攣したようにぴくぴく動きます。(ノンレム睡眠時)
この痙攣のような動作はちょっと怖いですが、特に病気などではありません。
睡眠中に痙攣するようにぴくぴくしているのは夢を見ているからです。
主に猫の夢の中では体を動かしたりしていると言われています。
ぴくぴく動いているところを見ると、夢の中ではかなり激しく動いているのでしょうね(^^)
猫は1日に13~16時間眠ります。
より細かく分けると、レム睡眠(浅い眠り)が1日12時間、ノンレム睡眠(深い眠り)が1日3~4時間なのです。
この深い眠りが毎日しっかり3~4時間取れないと、猫は寝不足になってしまうのです。
しっかり寝てもらうためにも快適な寝床を用意してあげましょう。
子猫は生後1カ月までは浅い眠り(レム睡眠)は体験しません。
浅い眠りを制御する脳の中枢が、生後5週間くらいになるまでは発達しないからです。
猫の好む寝床とは?
猫のベッドを置く場所には安心と暖かさが必要です。
具体的に安心とはどういったものを指すかというと以下の2つのことを言います。
- 高い位置にある場所
- 静かで身を隠せる場所
高い場所にあることで、世界を安全に見下ろせます。
また「寝ている」という無防備な状態では、静かな場所に身を隠す必要があるのです。
それに加えて、日が差していたり、暖かければいうことなしの寝床になるでしょう。
とはいっても猫はお気に入りの寝床をいくつか決めるため、一つの場所でだけ寝るということはありません。
そのため猫用の高級なベッドを一つ用意するよりかは、簡素なものでもいくつか寝床を用意してあげましょう。
より詳しく猫の快適な寝床について知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。