少し前にキラキラネームが問題になったように、名前というのはかなり重要ですよね。
飼い猫にとってもそれは同じで、名前はその猫を表す大切なものです。
今回はどんな猫の名前が日本で人気なのか、またどんな付け方ができて、名前を付ける際に気をつけるべきことを紹介していきます!
目次
日本で人気な猫の名前ランキング!
名前をつける際に注意すべきことや、どんな名前の付け方があるかの前にまず、どんな名前が日本で人気なのかをざっと紹介しようと思います。
以下の表はオス・メス別の2022年猫の名前人気ランキングです。
雄(オス) | 雌(メス) | |
1位 | レオ | きなこ |
2位 | まる | むぎ |
3位 | むぎ | ルナ |
4位 | ココ | ココ |
5位 | そら | ミミ |
6位 | ソラ | ルル |
7位 | 琥珀 | ベル |
8位 | ノア | メイ |
9位 | ラテ | くるみ |
10位 | ルイ | メル |
引用:【2022年最新】猫に名前を付けるなら?人気の名前ランキング!猫の名前の付け方を教えて
こうしてみると、やはりどの名前も呼びやすいもののように感じられます。
「ココ」「ミミ」「ルル」などの同じ文字を続ける名前、「きなこ」「むぎ」「琥珀」などの和風な名前は特に人気ですね。
名前を付ける際に気をつけるべきこと
名前を付ける際に2つだけ注意をしてもらいたいことがあります。
そもそも名前の付け方にルールがあるわけではないので、こんなことを言うのも何ですが、できるだけ猫に覚えてもらうための2つのポイントです。
極力短い名前にするようにしよう!
猫は名前を覚えます。
繰り返し呼んでコミュニケーションを取ることで、自分がどんな響きの言葉で呼ばれているかを理解していくのですね。
ただ残念なことに覚えられる名前は短いものだけになります。
長い名前は覚えられないのです。
そのため名前は2文字~4文字くらいの、短めの名前にしてあげることをおすすめします。
せっかくつける名前ですし、やっぱり覚えてもらいたいですよね?
自分の付けた名前に反応してこちらを振り返って、「ニャ?(何?)」といった表情で見つめられるのはとても幸せなシーンです。
そんな微笑ましい幸せを味わうためにも、できるだけ短い名前にすることをおすすめします。
以前、一部ネットで有名になった「めけめけ王子3世」などの長い名前は、恐らくフルネームを覚えてもらうのはかなりハードルが高いかと思います。
(多頭飼いの場合)区別がつきやすい名前にする
猫を飼っている方の中には、2匹以上の多頭飼いをしている方も多いと思います。
多頭飼いをする際に名前が似たような響きだと、猫は呼ばれた名前をうまく判断することができないかもしれません。
2匹とも「呼んだ?」とならないように区別が付きやすい名前にすることをおすすめします。
例えばココ、モモなどはどちらも似た響きになりますよね。
できるだけ混同してしまいそうな名前は避けた方が良いかもしれません。
猫の名前の付け方一覧!
名前と一口に言っても、どんなコンセプト・意味を込めたいかで様々な付け方をすることができます。
以下ではどんな名前の付け方があるか紹介していきます。
和風・古風な名前
猫の名前人気ランキングでも証明されたように、和風な名前はとても人気ですよね!
オシャレで背伸びしていない雅といった印象があるように思えます。
例:ハル、ゲン、コテツ、コタロウ、リン、シグレなど
和風な名前については一口に和風と言っても、様々な分け方ができるため別ページに詳しくまとめました。
良かったら下の記事も確認してみてください。
花や木の名前
花や木の名前をつけるのは定番ですね。
もちろんどの花や木の名前にするのかは悩むところだと思いますが、花言葉の意味で選んでみてもいいかもしれませんね。
例:コウメ、サクラ、バニラ、ヒマワリ、キクなど
同じ文字を続ける名前
こちらは特に女の子の猫に多い名前の付け方という印象があります。
名前ランキングでも女の子では、上位に入っていることが多かったですね。
例:ココ、モモ、ナナ、ミミ、ララ、キキなど
毛色・柄をベースにした名前
その猫の毛色や柄をそのまま名前にするのは、昔よく使われていた印象があります。
例えば、黒猫ならクロ、白猫ならシロ、三毛猫ならミケといった名前の付け方です。
シンプルイズべストって感じですね!
例:クロ、シロ、ミケ、ぎん、ぶち、しまたろうなど
身体的な特徴由来の名前
その猫の見た目の特徴をそのまま名前にしてしまうのも一つの方法ですね。
例えば純血種の猫でも、スコットランド出身の折りたたまれた耳をしているから「スコティッシュフォールド」、パーマをしたような被毛だから「ラパーマ」といったように、見た目由来の名前は多いです。
例:チビ(体が小さいから)、シマ(縞々模様をしているから)
外国語や洋風な名前
猫の名前に外国語を使ってみようという飼い主さんは多いですよね。
例えば飼い主さんがフランス語を学んでいれば、フランス語で語呂や良い意味の言葉なんかを使って、名前をつけたくなることもあると思います。
私の日本好きなロシア人の友達は飼っているうさぎに、「ウサギ」と名付けていました。
日本人からすると「えっ?そのまま?(笑)」みたいな感じになりますが、ロシアの人にとってはなかなかオシャレみたいですよ?(^^)
猫は外国語で「チャット(フランス語)」、「ガット(イタリア語)」、「コート(ロシア語)」となります。
このように自分の馴染みのある国の言葉で、猫を意味する言葉や何か素敵な意味を持つ言葉をそのままつけるというのも良いかもしれませんね。
例:アリス、ローラ、リリー、クロエ、パック、フィンなど
また海外で人気な猫の名前に関しては、かなり豊富になるため別ページにまとめさせていただきました。
猫の血統や名称に由来する名前
飼う猫が純血種の猫の場合、すでに名称がついていますよね。
有名どころでは、「ロシアンブルー」や「アメリカンショートヘア」など。
そういった既にある名称や、出身国などを元にした名前を付けるのも素敵ですね。
ロシアンブルーを飼う場合はロシア出身の猫と言うことで、「ウォッカ」なんて名前をつけたらなかなかオシャレじゃないですか?(^^)
もしくはアメリカンショートヘアなら、そのまま略して「アメ」とつけるのも良いかもしれません。
食べ物由来の名前
食べ物と同じ名前を付けることで柔らかい印象にすることができます。
また猫の意外な好物という理由から、こういった名前を付ける人もいますよね。
例:ウニ、いくら、もち、パスタ、トマトなど
鳴き声由来の名前
猫の鳴き声と言えば一般的に「ミャー」や「ニャー」が有名ですが、実際のところ聞こえ方は猫によって様々です。
その猫の鳴き声でこう聞こえたというのをそのままつける方法です。
例:ナー、マオ、アー、ナオなど
好きなキャラクターの名前
自分の好きな人物やキャラクターから名前を取ってくるというのもありですよね
私は「僕は勉強ができない」という小説が好きなのですが、その小説の主人公は「秀美(ヒデミ)」と言う名前です。
そのため飼い猫の名前をそのまま「ヒデミ」にするといった付け方ですね。
例:ロハン(ジョジョの奇妙な冒険)、エド(鋼の錬金術師)など
映画などに出てくる猫の名前を頂くのも一つの方法ですよね。そういった作品の中に出てくる猫の名前はこちらから確認できます。
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他の動物の名前
私は個人的に好きなのですが、飼っている猫に対して「クマおいで!」なんてやりとりはどうでしょうか?笑
このように猫に対して他の動物の名前を付ける人は意外と多いですよね。
外国でもこういった名前の付け方はあるようで、タイガーやパンダといった名前はなかなか人気のようです(^^)
例:トラ、カラス、シャチ、カツオ、サンマ、ツバメなど
性格・印象を受けたエピソードの名前
その猫の性格や、ちょっとしたエピソード由来の名前を付けるという人もいますよね。
もしくは見たときにびびっと浮かんだ印象を、そのまま名前にしてしまうという飼い主さんもいるようですね。
いつもむっくりとしているから「ムック」、やくざのようにとても怖い目つきをしてるから「やーさん」といったように、この付け方ではどんな名前でも付けることができますね。
例:ボス(我が道を突き進む感じ)、ダン(ダンボールが大好きだから)など
まとめ
猫の名前は飼い主さんによって様々です。
和風な名前を好む飼い主さんもいれば、洋風な名前にしたいという人もいます。
基本的にはどんな名前でも大丈夫なので、飼い主さんの気に入った名前にするのがおすすめです。
余談ですが、私自身記事を作るにあたって名前を色々と考えるのはとても楽しかったです。
現在飼い猫にどんな名前を付けようか悩んでいる方も、気負わず楽しんでみてください(^^)
猫の名前に関して悩んでいる方はこちらも参考にしてみて下さい!