オス猫・メス猫どっちが飼いやすい?性格の違いを比較してみた!

猫は純血種だと種別によってある程度性格の違いもありますが、性別によっても性格の違いは現れやすいものです。
そこで今回はオス猫・メス猫、それぞれの性格や特徴などを紹介していきます。
これから猫を飼おうと思っている方は、是非自分にどっちが合っているか想像しながら読んでみてください!

 

オス猫・メス猫の性格と特徴の違い!

それでは早速オス猫・メス猫の性格の違いを紹介していきます。
ただ性格は当然のことながら、個体差が大きいですし、純血種の場合、種類などによっても変わってきます。
更に去勢・避妊手術などによって変わることもあるので、あくまで皆が下記のような性格をしているわけではありません。

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オス猫の性格・特徴

オス猫は一般的に、以下のような性格の子が多いと言われています。

  • 甘えん坊
  • より甘え方がストレート
  • 行動派
  • やんちゃ

オス猫はメス猫と比べると、より甘えん坊な性格をしている子が多いです。
愛情表現もとても分かりやすいです。

私は現在1匹のオス猫を飼っているのですが、かなり典型的なオス猫らしい性格をしています。
とても甘えん坊で愛情表現もストレートです。

私がリビングに行けば、リビングについて来ますし、玄関に行けば、同じようについてきます
果てにはトイレの中にも入って来ようとします(笑)
そしてなんといっても嬉しいのが、お帰りのお出迎えをしてくれることです(^O^)

また運動量もそこそこ多いように感じられます。
猫と言うこともあって、昼間はゴロゴロしていることが多いですが、スイッチが入るとかなり長い間おもちゃを追い掛け回しています

最後にやんちゃさと言う点ですが、飼っている子に絞るのであれば、やんちゃすぎると言っても過言ではないでしょう。
一度狩りスイッチが入ると、脚や手も問答無用でかなり強く嚙みついてきます
普段はあんなに優しくて懐こいのに、ときどき嘘のように凶暴な面を覗かせることがあります。

またここまでは飼っているオス猫の話でしたが、私は現在猫カフェでも働いています。
上記の一般的なオス猫の性格と、猫カフェにいるオス猫の性格を照らし合わせても、半分以上当たっているように感じます

猫カフェにいるオス猫の中には、スタッフの肩に登ってきて、ずっと顔をなめ続けるという何とも分かりやすい愛情表現を取る子もいます。
ただここまでストレートな愛情表現の子は、それほど多くはないと思います(^^)

 

メス猫の性格・特徴

メス猫は一般的に、以下のような性格の子が多いと言われています。

  • ツンデレ
  • 大人しい
  • さりげない愛情表現

先ほども書いたように、私は現在猫カフェで働いており、うちの猫カフェはメス猫が多いです。
そんな環境で働いている私の感覚としては、やはりメス猫はツンデレタイプの子が多い気がします

「遊んで遊んで!」と言った感じで寄り添って来る子も中にはいますが、多くは「何か用?別に触ってもいいけど。」と、ちょっと斜に構えているように振る舞う子が多いです(^^;)

愛情表現もさりげなくこちらを伺いつつ、近寄ってくる子が多いですね。
ただその分、時折見せてくれる優しさというか、甘えがかなりキュンとくるものです(笑)

また大人しさに関しても、普段はゴロゴロしており、大人しい子が確かに多いです。
ただメス猫であっても、ベンガルなどの運動量が多いタイプの種類はかなり活動的です。(※少なくともうちの猫カフェのベンガルはかなり活動的です。)

 

オス猫とメス猫、飼いやすいのはどっち?

結論から申し上げると、飼いやすさという点では断然「メス猫」だと私は思います

まず性格的にオス猫は愛情深いですが、その分かまってちゃんが多いです。
私自身、家の中ではパソコンを使うのも一苦労です。(実際この記事もファミレスで書いています。)
家でパソコンを使っていると、「何してんの?暇なんだけど!」とパソコンの上や、その近くで休むことが多いです。
とても可愛いのですが、家で何かに集中したいという人には、あまりオス猫はおすすめできないかもしれません

一方メス猫は愛情表現がさりげなく、自立心が強い子が多いです。
簡単に言ってしまうと、ツンデレタイプが多いからこそ、手間がかかりにくいのですね。
「遊んで遊んで!」となることがそれほどないため、家の中であっても何かに集中しやすいと言えるでしょう

習性的な面から見ても、オス猫に比べてメス猫の方が飼いやすいと考えられます
オス猫は成長してくると、去勢手術をしないとほぼ100%スプレー(オシッコのマーキング)をするようになります。

もうこれだけでかなり飼うのが大変なことが分かると思います。
メス猫の中にもスプレーをする子は時折いますが、オスと比べると割合として少ないと言えるでしょう。

以上のことから飼いやすさと言う点では「メス猫」を推させていただきます。

ただオス猫はそれを補って余りある愛情表現が魅力です。
やっぱり飼うならたくさん遊んだり、甘えてくれる子が欲しいというのであれば、オス猫がおすすめです。

実際私自身、今飼っている子がメスになって欲しいとはちっとも考えません。
やっぱりどんな子でも飼っていると、本当に可愛く愛おしく思えてくるものなのです。(恐らく飼い主さんのほとんどがそうだと思います。)

 

オス猫・メス猫の去勢・避妊手術

オス猫は去勢手術、メス猫は避妊手術を受けさせることができます。
去勢・避妊手術をすることで、以下のようなことにつながります。

  • 繁殖期特有の問題行動の防止
  • 性格の安定
  • 病気の予防
  • 望まぬ妊娠の予防

こういったメリットがあるのですが、去勢・避妊手術をするのは飼い主さんの判断によります。
ただオス猫に関して言えば、去勢手術をしないと、かなり飼うのが大変になってくるでしょう。

より詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。

猫の飼い主必見!去勢・避妊手術のメリット・デメリットとは?

 

オス猫・メス猫の見分け方!

最も簡単なオス猫・メス猫の見分け方は「睾丸があるかないかを見る」です。

▲オス猫の睾丸

顔や体つきなどからも、ある程度オス猫・メス猫によって特徴があります。
オス猫・メス猫の顔と体つきの違いに関しては、下記ブログがとても詳しく紹介しているため、気になる方は参考にしてみてください。
猫のオスとメスの見分けるコツ〜成猫編〜【ネコペディア】

 

まとめ

それぞれオス猫・メス猫がどんな性格をしているか、なんとなく分かっていただけたかと思います。
これから猫を迎えるという方には、一つの判断指標にもして頂けるかと思います。

ただ一つだけ覚えておいていただきたいのは、やはりどんな子でも飼い始めると本当に可愛く感じるということです。
これを言ってしまうと元も子もないのですが、大切なのはどの子を飼うかよりも、どんな子が来てもたっぷり愛情を注いであげることなのかもしれませんね(^O^)

これから猫を迎える予定の方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。

飼い主の体験談!猫を飼う中で実際大変だったこととは?

絶対に後悔しないために。猫を飼う際の7つの注意点!

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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