猫は生活を変えます。
彼らがいるだけで生活は色づいて、自然と日常の中に笑顔が増えることでしょう(^O^)
そんな猫が大好きだ!というかもう飼いたくて仕方ない!!
あなたはこんな風に考えていませんか?
猫を飼うことで確かに、猫の魅力を存分に感じることができることは間違いなしです。
ですが、猫を飼うということは同時に、飼う猫の一生の責任を受け持つことにもなります。
まずは一度、猫を飼うということが改めてどんな意味合いを持つのかを確認してみませんか?
猫を飼う際の注意点を読むことで、現実的に猫を飼うのが可能かどうかの判断の助けになると思います。
飼えるか不安という人のちょっとした手助けとなれば、一人の猫好きとして幸いです(^^)
目次
猫を飼いたい人のための7つの注意点
1.ペット可の家に住んでいますか?
そもそもの話ですが、賃貸アパートやマンションはペット不可のところが多いです。
自分の住んでいる家で飼っても大丈夫かは確認するようにしましょう。
一軒家ならOKです!
猫を飼う際は、周りに迷惑をかけないようにするのが前提となります。
飼いたいから飼う!ではなく、飼えるのかどうかを冷静に判断してから飼うようにしましょう。
2.猫を飼う経済的余裕はある?(ペット保険は加入必須)
猫を飼うにあたって、最も大きなハードルになる部分がこの「金銭面」についてです。
飼う前に一度、「今の自分が猫を飼うことができるのか?」見直すと良いかと思います。
猫を飼うことで毎日のエサ代やトイレの砂はもちろん、猫用品の購入など費用がかかります。
さらに言えばほとんどの人が避妊や去勢手術の費用、猫ちゃんが病気になった際の医療費などもかかります。
参考として猫1匹を飼うことでかかる月の平均費用は3,000円~5,000円というデータもあります。
ちなみにこれは猫が何も病気をしていない時のデータであって、病院に行く場合などはこの金額は跳ね上がります。
ペット保険に入ったり、療法食を食べさせる場合は、月1万円近くはかかるでしょう。
猫の病気の場合の治療費に関して、参考までに申し上げると、私の愛猫わたげが「尿路結石・腎不全・膀胱炎」を併発したときは、2週間ほどの治療で約40万円かかりました。
猫の診療費は自由診療なので、人間と比べてかなり高額になります。
基本的にはどんな方であっても、ペット保険には必ず入った方が良いでしょう。
ペット保険は月々2,000円程度ですが、いざと言う場合に50~70%ほど負担を軽減してくれます。
入らないという選択肢は、後々必ず後悔することになります。
私自身がそうだからです。
こういったお金の問題は、愛情だけではどうにもできない部分があります。
どれだけ愛情があっても、食べさせるものがなければ、猫は死にますし、病気になったときに治療させてあげられるお金がなくても猫は死にます。
そんな事態に直面したら猫ちゃんはとても辛いですし、飼い主さんも後悔してもしきれないことになるでしょう。
さらに詳しくどの程度のお金がかかるか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
猫を飼う際にかかる費用などがまとめられています。
3.猫の世話やしつけなどはしますか?
猫を飼ったら当たり前のことですが、「猫のいない生活」→「猫のいる生活」へ変化します。
猫のいる生活というのは、自分の時間を割いて猫のために色々する必要があるということです。
例えば猫の食事を用意するのはもちろんのこと、トイレの砂を変えたりブラッシングなどもしてあげる必要があります。
それ以外にも猫には毒になる特定のアロマオイルを炊いてはいけない。
毎日遊ぶ時間をある程度確保してあげる必要がある。
などなど、色んなことを気にする必要がでてきます。
こういった世話はもちろんのこと、しつけもする必要があります。
猫がしてはいけないことをしたら都度叱るなど面倒なこともあります。
よく子供とお母さんのやり取りでこんなシーンがありますよね?
子供A「ママー猫ちゃん飼いたいよー!」
お母さん「良いけど。。世話はA君がちゃんとするのよ?」
子供A「うん分かった!ちゃんと世話する!!」
そして3か月後。
お母さんがエサをあげ、お母さんがトイレの砂を替える、お母さんが。。。
みたいなことはありがちですが、だめなんです(-_-;)
人の助けを借りること自体は問題ありません。
ですが、しつけや世話は基本的にあなた自身が責任を持つようにしましょう。
4.引越しは大変
犬は人に付き、猫は場所につくと言います。
実際その傾向は強く、猫は飼っている人に懐くというよりかは、飼われている場所に愛着を持ちます。
そのため住んでいる場所が変わる引越しは猫にとってとてもストレスのかかる行為なのです。
近々引越しをする場合などは、猫を飼うのは引っ越してからにしましょう。
もし現在猫を飼っており、引越しをする場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
5.預け先の確保をしないと長期間の旅行は難しい
当たり前のことですが、猫を家に置いたまま旅行をする際は長期間の旅行はできません。
もし長期間の旅行をする際は、猫の世話をしてくれる人がいたり、飼育サービスに依頼するなどが前提となります。
1日2日程度であれば、しっかりと準備をしたうえで、猫ちゃんだけの留守番をお願いしても大丈夫でしょう。
6.老猫になっても介護しますか?
老猫になることで、若い時よりも病気にかかったり体が弱くなります。
そんな中でちゃんと面倒を最後まで見れるでしょうか?
大分先の話にはなると思いますが、老後もしっかりと見る気持ちがなければ、飼うのは諦めた方が良いでしょう。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
ちなみに老猫だけでなく、病気にかかった場合の看病は想像を絶するほど大変です。
私自身もわたげの「膀胱炎・尿路結石」治療を行っていた際は、2週間ほど付きっ切りで看病していました。
とても楽しい時間がある一方で、こういった大変な時間を過ごす可能性も考慮に入れる必要がありますね。
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7.家族の許可は貰えてる?
あなたが猫を飼いたいと思っても、家族が猫嫌いだったら猫を飼うのは避けた方が無難でしょう。
また家族に猫アレルギーの人がいると症状の差にもよりますが、かなり飼うのは難しいです。
飼いたいと思っていてもアレルギーなどはどうしようもないので
「家族のOKをもらっているか」「自分を含む家族に猫アレルギーの人がいないか」の2点は必ず確認するようにしましょう。
軽度の猫アレルギーであれば、場合によっては飼うことも可能かもしれません。
飼う猫を選ぶ
猫を飼うには大きく分けて2つの選択肢があります。
お金を出してペットショップやブリーダーから購入する方法と、里親や保護施設にいる猫を引き取る方法の2つです。
個人的には里親や保護施設を通して猫を飼うのがおすすめです。
一般論になってしまいますが、現在猫の殺処分数が年に約10万頭にも上る。と言われているからです。
ペットショップやブリーダーを通して猫を飼いたい場合は、しっかりと店員さんやブリーダーと相談した上でどの猫を飼うか選ぶようにしましょう。
ペットショップなどで猫を選ぶ際にありがちなのが、「目が合った」からなどです。
これは衝動買いにつながってしまいます。
そうではなく自分の求める条件や性格などを店員さんに伝えつつ、自分の気に入った猫ちゃんを選ぶのが大切です。
まとめ
猫を飼いたい場合は、下記の注意点を満たしていることが求められます。
- ペット可の家に住んでいますか?
- 猫を飼う経済的余裕はある?
- 猫の世話やしつけなどはしますか?
- 引越しは大変
- 預け先の確保をしないと長期間の旅行は難しい
- 老猫になっても介護しますか?
- 家族の許可は貰えてる?
この7つの注意点が満たされていないと、実際に飼い始めてから猫ちゃんのみならずあなたも後悔してしまう結果になることが予想されます。
双方ともに幸せな生活を送れるように飼い始める前に、今一度考えるようにしましょう。
また私が実際に猫を飼っていて、大変に感じたことはこちらの記事から確認できます。