【模様の種類毎の画像あり】ベンガル猫に多い6つの性格と特徴!

ベンガルはヒョウを思わせる野性味あふれる容姿と、活発な性格が特徴的な猫です。
身体能力もとても高く、家の中を活発に動き回ります。

今回はそんなワイルドなベンガルの性格と特徴、また模様の種類毎の画像を紹介していきます。
ベンガルを飼おうか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

 

ベンガルの歴史

ベンガルはアメリカのブリーダーによって、人為的に交配し作られた猫種です。
野性のアジアンレパードキャット(ベンガル山猫)を基に、様々な品種の猫と配合を重ねられて作られました。

1970年代に猫白血病に対抗遺伝子を持っていた、アジアンレパードキャットの遺伝子を上手く取り入れるために交配が重ねられました。

そこで「アメリカンショートヘア」「アビシニアン」「エジプシャンマウ」「シャム猫」などと交配を重ねられ現在のベンガルとなっています。
品種として認められたのは1983年になってからです。

名前の由来はインドのベンガル河から来ています
ベンガルの祖先であるアジアンレパードを初めて観察したとされる欧米人が、ベンガル河の近くで観察を行ったことからその名前が来ています。

 

ベンガルに多い性格

ベンガルに多い性格は以下になります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。

  • 好奇心旺盛で遊び好き
  • 注目欲求が強い
  • イタズラっ子
  • とても愛情深い
  • 非常にアクティブ
  • 水遊びを好む

好奇心旺盛で遊び好き

ベンガルはアジアンレオパードの血筋が混ざっている猫であるため、他の純血種の猫に比べてより野性味の強い猫です。
性格は基本的にとても好奇心旺盛で遊び好きです。

何か動くものがあれば、無我夢中でじゃれつき遊びます。
家の中を全速力で駆けたり飛び跳ねるのも大好きなので、飼育スペースが広くないとストレスを溜めてしまいます。

 

注目欲求が強い

どんな学校のクラスにも目立ちたがり屋で、何か不満があると「俺を見て!」とでも言いたげに問題行動を起こす子はいますよね。
ベンガルも必ずしもそうとは言いませんが、そういった傾向の子が多いようです。

具体的には飼い主さんの注目が得られていないと感じると、問題行動を起こしてでもあなたの注目を引き付けようとするのです。
そのため1人暮らしで、日中家を空けるような人にはあまり向いていない猫だと言えます。

 

イタズラっ子

注目欲求が強いベンガルほど、あなたに対してイタズラをする傾向があります。
ベンガルは非常に利口な猫であり、あなたのして欲しくないことを敏感に察知します

そのして欲しくないことをあえてするようなことがあるのです。
なぜそんなことをするかというと、嫌がられることをすれば、あなたの注目を得られることを彼らは分かっているためです。
この文章だけ読むと、わざと好きな子をいじめるガキ大将の子みたいな感じですね(笑)

 

とても愛情深い

ここまで書いてあることを読むと、「飼うのが大変そう」であったり「懐いてくれないのではないか?」と思う方は多いと思います。

性格が穏やかな猫に比べると家を走り回り、問題行動も起こす傾向があるため飼うのはちょっと大変だと思います。
特に猫を飼ったことがない初心者さんには少し大変かもしれません

世話の焼ける面もありますが、とても愛情深く家族によく懐きます
注目欲求が強いのも、全て家族が大好きで一緒に遊びたいからなのです。

こういったとても可愛いわがままっぷりを感じられるという点では本当に愛らしく、世話のしがいがある猫と言えるかもしれません(^^)
総じていうならば、「とってもかわいいやんちゃないたずらっ子」といったところでしょうか(・∀・)

 

非常にアクティブ

ベンガルは人と遊ぶこと自体は好きですが、それはゆっくりとじっとして優しく撫でられるといったことを指すわけではありません。
そういったことによって喜びを見出すのではなく、遊びで体を動かすことで気分が良くなるのです。

ベンガルは人見知りをするタイプではなく、じっとして家族の一員になる猫種でもありません
大好きな家族の愛情を求めて、非常に活発に行動することでそれを示すのです。

活動量が多いため飼育スペースがそこそこ広く、猫に向けるエネルギーが有り余っているような家庭には向いています
ただ子供との同居は得意ではないため、小さいお子さんがいる家庭や一人暮らしの家で飼うのは控えた方が無難でしょう。

 

水遊びを好む

ベンガルの祖先はインドやタイなど、東南アジアの森林地帯に暮らすアジアンレパードという野性の猫です。
彼らが高温多湿な地域で暮らしていることもあってかベンガルも水遊びを好みます
そのためシャワーやお風呂を嫌がられて、暴れられることは心配しなくて大丈夫です。

 

ベンガルの特徴

ベンガルの特徴は以下になります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。

  • 3種類の被毛の模様(種類毎の画像あり)
  • 卓越した運動能力
  • シルクのような被毛

3種類の被毛の模様(種類毎の画像あり)

ベンガルの被毛はスポッテッドと呼ばれる斑点模様が有名ですが、実はベンガルの模様は3種類あるのです。
以下がベンガルの模様ごとの種類と画像になります。

  • スポット(斑点)
  • ロゼット
  • マーブル

スポット模様は恐らく一番数も多いタイプです。
被毛の模様の特徴としては、小さな斑点のように黒く小さな点が体にポツポツとあることです。

ロゼット模様はいわゆるヒョウ柄で、スポット模様とは違って1つ1つの模様が円形になっています。
円を覆う枠線とその内部で色が違っており、そのコントラストがとても美しいです。
このロゼット模様が出るのは野生種の血が入った猫種のみであり、ベンガルも必ずしもロゼット模様になるわけではありません。

マーブル模様は体の黒い部分と、それ以外の部分が混ざりあっているような柄となっています。
ベンガルとしては比較的珍しい種類と言えます。

この3種類の被毛の模様で一番人気があるのはロゼット模様で、よりきれいなロゼット模様であればあるほど値段も高くなります

 

卓越した運動能力

アジアンレパードの子供たちということもあって、ベンガルはとても高い運動能力を持っています
アジアンレパードが森林地帯で暮らしていたことからか、ベンガルは木登りも大の得意であり上下運動はお手の物です。

ベンガルを家で飼う場合は、上下運動をするためにもキャットタワーは必須で用意しておきましょう
狩りごっこをして遊ぶ際も、上下運動を意識して遊ばせてあげるとストレス発散につながります。

 

シルクのような被毛

ベンガルの被毛はスポット模様だけでなく、その肌触りでも有名です。
シルクのような滑らかな肌触りをしていて、光沢もあります。
体自体も小さなヒョウのように滑らかで美しい流線形の体つきです。

 

まとめ

ベンガルは決してゆっくりしたタイプの猫ではなく、とてもエネルギッシュなタイプの猫です。
現在では品種改良も進められ以前より大分飼いやすくなってるようですが、それでも野性味あふれる性格は健在です。
飼い始める場合はたっぷりの愛情と時間をかけて育てるようにしましょう(^^)

ベンガルについてより詳しく知りたい場合は、下の記事も確認してみてください。

【性格・値段相場・飼い方など】ベンガル猫についてまとめ!

ベンガル猫の寿命・体重やかかりやすい病気とは?

ベンガルの子猫の値段相場、3種類の模様で価格が変わる?

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この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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