あなたは猫ちゃんと散歩には行きますか?
猫は犬と違って散歩は必ずしも必要ではありません。
ただ、元々野良猫だった猫ちゃんは外に出たがることが多いです。
そもそも猫にとって散歩をすることのメリット・デメリットとはなんなのでしょうか?
また実際に散歩をするにあたって、注意すべきことを紹介していきます。
目次
猫に散歩はいらない?
猫にとって散歩は必ずしも必要ではありません。
ほぼ毎日散歩をしなければいけない犬に対して、猫は家の中で色々と済んでしまうからです。
そもそも犬の散歩をする目的は主に2つあるそうです。
- 運動するため
- ストレス解消を図るため
猫に関して言えば、運動は室内でも毎日10分程度遊んであげれば大丈夫です。
また散歩に行かなくとも、ストレスが溜まる猫はあまり多くありません。
ただ運動量の多い猫の場合は、散歩してあげた方がストレス解消につながります。
元野良猫などは「外に出たい病」になるかもしれませんが、元々室内飼いの子はほとんどなりません。
室内でも上下運動ができるようにしてみてあげたり、たくさん遊ぶように意識してあげることで、ストレスはあまりたまらないのです。
このように猫にとって散歩は、必ずしもしなければならないことではないのです。
散歩に出ることのメリット・デメリット
メリット
- 猫によってはストレス解消
- 運動になる
- 気分転換になる
デメリット
- 猫によってはストレスになる
- 脱走の危険性がある
- ノミやダニなど寄生虫につかれる可能性がある
- 病気をもらう可能性がある
- 他猫とのケンカや、交通事故で怪我をする可能性がある
箇条書きにするとデメリットの方が多いですが、だからと言って散歩が悪いわけではないです。
猫が散歩を楽しみ、飼い主さんがしっかりと注意をするのなら散歩はありだと思います(^^)
散歩のデメリット自体、飼い主さんがしっかりと注意をしておけば、ほとんどが防げるものですしね。
ですが逆に猫が楽しめないようだったら、いくらあなたが猫と一緒に散歩をしたくてもそうすべきではないと思います。
元々室内飼いの猫にとっては、ベランダから少し外の世界を見れるくらいでも満足するのです。
ベランダに出す際は、猫が危ない目にあわないようネットなどで必ず対策は取ってください。
それでもやっぱり散歩に行かせてあげたい!という場合は、以下の注意点を参考にしてみてください。
猫と散歩をするときの6つの注意!
1.嫌がる場合はすぐやめる
猫が散歩を嫌がる場合はすぐにやめましょう。
散歩は猫にとって必ずしなければいけないことではありません。
おすすめは子猫のときに一度散歩に連れていくことです。
子猫は成猫よりも他のものに対する好奇心が強いため、外に出るという一種の冒険もすんなり受け入れやすいです。
逆に成猫になるまでほとんど外に出たことがないと、外に出ることをとても怖がったりしてしまいます。
2.ハーネスをつける
猫と散歩をするときはハーネスを付ける必要があります。
リードでは猫が急に動いたときなどに、首を絞めつけてしまうので、あまりおすすめできません。
ハーネスの場合、体へより均一に力が分散されるため安全です。
ただほとんどの猫はハーネスを付けられることを嫌がります。
散歩にはハーネスに慣れてから行くようにしましょう。
ハーネスに慣れさせて、散歩に行くまでのステップはこちらから確認してみてください。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
3.毒性のある植物を食べないように
ガーデニングしているお家は今ではそれほど珍しくありませんよね。
実は猫は食べてはいけない植物が多いため、道先で植物を食べさせないように注意しましょう。
猫が食べた場合、重症になる危険のある植物も数多くあります。
公園にも猫にとって危ない植物が生えているかもしれません。
くれぐれも気を付けましょう。
4.散歩コースを決めておく
散歩をする前に、あらかじめ散歩のコースは決めておきましょう。
猫の散歩は近場を少し歩く程度で大丈夫です。
散歩のコースには、できるだけ以下のような道は避けてください。
- 人通りが多い道
- 自転車・自動車が多く通る道
人が多いと猫は疲れてしまいます。
また自転車・自動車が多いと怪我をしてしまう危険がより増えます。
おすすめは人通りが少ない閑静な道です。
5.無理して歩かせないようにする
猫との散歩は、犬の散歩のようにスムーズに進むことは少ないです。
自由気ままな猫であるため、散歩だからと言ってスイスイ進むとは限りません。
猫が付いてこないからといって、ハーネスを無理やり引っ張るようなことはやめましょう。
どうしても戻りたいときなどは、猫を抱っこして家まで戻りましょう。
6.散歩後、シャンプーなどで体を洗う
猫が外に行くことで、当然ですが体は汚れます。
草原などに行くと高い確率で、ノミやダニも体についてしまいます。
外から戻ってきたらきれいにするために、シャンプーや体を蒸しタオルで拭いてあげるようにしましょう。
よく散歩に行くようであれば、ノミ・ダニ・フィラリア予防薬である「レボリューション」を定期的に投与するのがおすすめです。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
まとめ
猫にとって散歩は必ずしも必要なことではありません。
飼っている猫が散歩好きな場合は、しっかりと注意をしたうえで外に出かけましょう。
以下が散歩をする際の注意点です。
- 嫌がる場合はすぐやめる
- ハーネスをつける
- 毒性のある植物を食べないように
- 散歩コースを決めておく
- 無理して歩かせないようにする
- 散歩後、シャンプーで体を洗う
散歩をしている途中で猫が動いてくれなくなっても、ゆっくりと見守ることが大切です。
また家に急いで帰らなければいけない場合は、抱っこして戻りましょう。