飼い猫と仲良くしたいと思っていたが、気付いたら嫌われてしまっていた。
あなたはそんな状態になっていないですか?
猫から嫌われる人は、猫が嫌がる特徴を持っていたり、行動を取っているでしょう。
猫はかなり野性的な動物なので、危機管理の意識が強い生き物です。
そのため、嫌われる理由と言うのはたいていが彼らにとって「脅威」になるからです。
なるべく「自分が生き延びるためにどうしたらいいのか?」というのを本能レベルで感じ取っているのですね。
そんな用心深い猫から嫌われないようになるためには、彼らの嫌いなこと(いわゆる危険だと思われる行動)を学ぶ必要があります。
今回ご紹介する「猫の嫌いな人の9つの特徴」を読んで猫に嫌われないようになりましょう。
目次
猫に嫌われる人の9つの特徴・動作
1.食事中や毛づくろい中に触る
何かに集中している時に触られると、猫は落ち着けなくなります。
自分のペースを乱されたり、落ち着けない状態になるのを猫は嫌がります。
そのため、何かに集中している時は、放っておいてあげるようにしましょう。
私のいる猫カフェでも、食事中に触ると露骨に嫌がり、人がいなくなってからまた食事をする子もいます。
猫によって性格は異なるので、嫌がる場合は尊重しましょう。
2.無理やり抱っこをする
多くの猫は抱っこが好きではないです。
なぜなら身体の自由が奪われた状態では、自分の身に何かがあったり、危険を感じた際にすぐ行動に移すことができないからです。
そのため、抱っこをするのは猫があなたに気を許すようにしてからにしましょう。
ろくに気を許されてない状態で抱っこをしても、たいていの猫は嫌がって逃げてしまいます。
3.突然大きな声を出す。
突然大きな声を出してくる生き物って怖いですよね。
まして、猫のような小さな生き物にとって、人間と言う大きな生き物が「可愛いー」と叫びながら近寄ったりするのがどれほど怖いか想像すれば分かるかと思います。
もちろん触る時に軽く声かけしてあげるのは良いことですが、急に大きな声を出したりするのは彼らにとって「危険な人物」だと認識されてしまいます。
猫の近くでは、極力大きな音・声を出さないようにしましょう。
4.しつこく触る
猫は自由を愛する生き物です。
そんな彼らは皆さんもよくご存じのように、限りなくマイペースです。
そのため彼らの意向を無視して、しつこく触ってくる人を猫は嫌います。
「嫌がられるのが分かっていても触りたい」という気持ちも分からなくはないですが、しつこく触ると本当に高確率で特定の猫からは嫌われます。
というより、逃げられるようになってしまうのですね。
近づくだけで逃げたりするようになってしまうので、そうなりたくないのであれば、しつこく触るのは止しましょう。
5.耳やしっぽやお腹を触る人
猫には、触られて嬉しい場所と触られて嫌な場所があります。
簡単な解説をすると、耳やしっぽやお腹を触られるのは嫌がる子が多いので注意しましょう。
耳はそれほどでもないかもしれませんが、しっぽを触られるのは本当に嫌がる子が多いです。
あとお腹も猫にとっては急所にあたるため、触られると逃げていく子が多いです。
6.タバコや香水のキツイ香りがある人
猫は犬ほどではないにしても、とても鼻が利きます。
そのため、キツイ匂いの人などはそれだけで避けられるようになります。
特にレモンやオレンジなどの柑橘系の匂いや、タバコの匂いなどは嫌がられるため気を付けましょう。
猫の嫌いな匂いを更に詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
7.目をじっと見つめる人
猫にとって目をじっと見つめられるのは、喧嘩を売られていることを意味します。
たとえあなたに喧嘩を売るつもりが全くなくても、猫はそう捉えてしまうのです。
可愛いから見ていたい気持ちは、本当に理解できます。
私も猫を見ているだけで何時間も過ごせます(笑)
ですが、猫にとっては不快なので、じっと見つめるのはやめましょう。
とっても簡単です。
猫を見つめながらゆっくりと瞳を閉じて、また開けるのです。
それだけで、猫に「愛してるよ」(敵じゃないよ)と伝えることができます。
キャットダディと呼ばれる、ジャクソンギャラクシー氏紹介のコミュニケーション方法です。
ぜひ試してみてください!
8.予測不能な行動をする人
急に大きな声を出したり走り回る人が近くにいると、猫は落ち着けません。
あなたが公園のベンチに座って読書をしている際に、声をあげながら走ってくる2m超えの人がいたらどうでしょう?
とっても怖いですよね。
実は猫カフェなどで「可愛い~!!」と言いながら猫に走り寄る人と言うのは、猫目線からすると先ほどのシチュエーションと全く同じと言えるのですね。
これほど怖くて、危険を感じられる状況と言うのはありません。
だからこそ、猫に対しては、ゆっくりと、優しい声を出してコミュニケーションを取ることが大切なのです。
9.上から撫でようとする人
猫は自身の目線の上から撫でられるのを怖がることがあります。
猫にとって自分の目線より高い位置から何かが来ると、自身にとって大きな脅威と認識してしまうのです。
これまで高い位置から撫でようとしていた人は気を付けるようにしましょう。
遊ぶ際は手だけでなく、目線も猫と同じ位置まで下げることをおススメします。
まとめ:猫は予測不可能な”子供”が苦手?
これまで述べてきた嫌われる人の動作は、ほとんどが”人間の子供”に見られるような特徴です。
子供は急に泣き出したり、走り出したりします。
もちろん今回紹介したような行動を全ての猫が嫌うわけではありませんが、たいていの猫は嫌いでしょう。
だからこそ、猫に接するときは「子供のように」ではなく、「上品な大人のように」接することが大切ですね。
猫から好かれる人は総じて、一緒にいて落ち着ける特徴を持っています。
より詳しく知りたい方は、下記の記事に詳細をまとめているので参考にしてみてください。
猫の気持ちをより詳しく理解したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください!