【ルディ・レッド・フォーン・ブルー】アビシニアンの種類毎の画像と子猫の値段相場

アビシニアンは中世的な美しい容姿をしており、日本での人気も高い猫種です。
そんなアビシニアンは「ルディ」「レッド」「フォーン」「ブルー」と4つの色の種類がいることをご存知でしょうか?
今回はそんな種類ごとの画像と、アビシニアンの子猫の値段相場を紹介していきます。

 

4種類のアビシニアン(被毛の色)

アビシニアンは4つの毛色の種類がいます。
「ルディ」「レッド」「フォーン」「ブルー」です。
それぞれの参考画像は以下になります。

ルディやフォーンなど「なんだそりゃ!?」と思うような言葉も混じっていますが、以下のように考えるとスッキリすると思います。

  • ルディ:黒混じりの茶色
  • レッド:赤みがかった茶色
  • フォーン:クリーム色+薄い茶色
  • ブルー:青みががかった灰色

もちろんアビシニアンは全身の色が統一されているわけではなく、見る角度によって色合いも違ってきます
ただ大まかには上記のような考え方をすると分かりやすいと思います。

実はこの毛色は、アビシニアンの値段にはほとんど影響を与えません
純血種の猫の場合、被毛の色が値段に大きな影響を与える猫種も多いです。
ただアビシニアンはどの色も人気であることから、値段にはほとんど差が出ていないと考えられます。

 

アビシニアンの子猫の値段相場

アビシニアンは日本でも人気の高い猫種です。
ペットショップなどでは人気の高い猫種ということもあり多くの店で展示していますが、ブリーダーは取り立てて多いというわけではありません。

そんなアビシニアンの子猫の値段相場は以下になります。

購入元値段
ペットショップ20万~30万円
ブリーダー10万~25万円

ペットショップからの購入の方が、手数料なども増えることから購入費用は高くなります。
ブリーダーは仲介業者(ペットショップ)を間に挟まない分、より安く引取ることができます。

続いてどんな要因から、アビシニアンの値段が変わってくるかを紹介していきます。

 

アビシニアンの子猫の値段を左右する要因

アビシニアンの値段を左右するのは以下の要因になります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。

  • 容姿、毛並み
  • 月齢
  • 血統

容姿、毛並み

アビシニアンはその美しい容貌に惹かれて購入を決断したという方が多いようです。
そのためより美しい子であればあるほど、高い値段がつくのは当然と言えます。

アビシニアンの被毛は、毛の1本1本が3~4色の濃淡があるティックドコートとなっています。
見る角度によって、違う色に見えるのはこの被毛によるものです。
この「アビシニアンコート」とも呼ばれる、独特の被毛模様がきれいに出ていると値段も高くなります

 

月齢

アビシニアンに限った話ではありませんが、純血種の猫は月齢が短い猫ほど高い値段が付く傾向にあります
生後3カ月と6カ月の子なら、生後3か月の子の方が高くなる傾向が強いということです。

 

血統

血統が優れていると考えられる場合は値段が高くなります。
例えば親がキャットショーのチャンピオン、毛色が同じ親猫から生まれた場合などです。

一例として、父猫母猫ともにアビシニアンの「ブルー」の毛並みを持つ場合、子猫はとてもきれいなアビシニアンブルーになることが考えられます。
このように血統が優秀だと高い値段になるのです。

 

ブリーダー、ペットショップのメリット・デメリット

主に純血種の猫を購入する際は、ブリーダーかペットショップのどちらかから購入することとなります
それぞれにメリット・デメリットがあります

ブリーダーからの購入の場合、より質の高い子猫をもらえること、将来の姿を想定して親猫を見れることなどが強みになります。
デメリットは見学などが気軽にできないということです。

ペットショップは立地の良さから、何回でも見学をすることができるのが強みです。
逆に何種類ものペットを販売していることから、感染症が蔓延してしまいやすいなどのデメリットがあります。

どちらから購入する場合でも大切なのは、悪質なブリーダー・ペットショップから購入しないことです
良いブリーダー・ペットショップの見極め方は、かなり長くなるため下のリンクから別ページにてまとめています。
ブリーダー、ペットショップのメリット・デメリットに関しても詳しく書いているため、是非参考にしてみて下さい。

猫のブリーダーのメリットデメリット、ブリーダーとペットショップの違いとは

 

またペットショップやブリーダーからではなく、里親制度を使うのも一つの選択肢です。
里親制度を利用してアビシニアンを引き取る場合は、基本的に引き取り料金は無料となります。
ただ別途これまでのワクチン代金などは払うことになります。

里親制度は無料でアビシニアンを引き取れる代わりに、やはりデメリットもあります
それでもアビシニアンを里親制度を通じて引き取りたい場合は、こちらのページを参考にしてみてください。

 

まとめ

アビシニアンはその上品な容貌と、持ち前の人懐っこさから非常に人気の猫種です。
大きく「ルディ」「レッド」「フォーン」「ブルー」と4種類の色のタイプがおり、どれも異なる魅力を持っています。

アビシニアンは甘えん坊気質なため、飼った際はたっぷりと愛情を注いじゃいましょう(^O^)
アビシニアンについてより詳しく知りたい場合は、下の記事も確認してみてください。

【体重・寿命・飼い方など】アビシニアンについてまとめ!

【凶暴化の噂は本当?】アビシニアンに多い5つの性格・特徴とは

他の猫種についても知りたいという方はこちらからどうぞ!
世界の猫種一覧まとめ!

photo credit:Alex Brown by Kitten & BaroloJohn Morton by Daisy resting.、K. Kendall by Chloe sits 001、Andrew by Blue three months old、grebo guru Big Stretch、 FurLined Theo via photopin (license)

この記事を書いた人

島崎 塁(ミツバ)
ペットショップ、ペットホテル、猫カフェで店員をしていました。仕事とプライベートでの飼育経験から得た猫に関する知識を、余すところなく公開していきます。

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