ベンガル猫は野性のアジアンレパードを祖先に持っていることもあり、非常に丈夫で健康な体を持っています。
今回はそんなベンガルの大きさや飼い方、平均寿命などを中心に紹介していきます。
ベンガルを飼おうか悩んでいる方は一つの参考にしてみてください。
ベンガルの体重

ベンガルの性別毎の平均体重は以下になります。
- オス 4~6kg
- メス 3~5kg
猫の平均体重は4kgほどです。
そのためベンガルは平均より少しだけ重い体重をしていると言えます。
体自体はきれいなラインを描いていますが、骨太で筋肉質なボディを持っているためがっしりしています。
ベンガルの寿命
平均寿命については知りたくない方も多いと思いますが、いつかは分かれの時がくるものです。
ですのであくまで1つのデータとして参考にしてみてください。
ベンガルの平均寿命は13~15歳となります。
猫の平均寿命が15歳程度であるため、ほとんど平均と同じ長さの寿命と考えていいでしょう。
ただ猫の寿命は飼い方によってかなり変わってきます。
ベンガルを長生きさせたい場合、バランスの良い食事と適度な運動が大切になります。
運動はストレスを溜めないように、キャットタワーや毎日しっかりと遊びの時間を取るのが大切になってきます。

ベンガルの飼い方

ブラッシングの頻度
ベンガルは短毛種であり、抜け毛も取りたてて多くないためブラッシングは週に1回程度のペースで問題ありません。
ただ春や秋などの換毛期は抜け毛が多くなるため週に2・3回程度するようにしてあげましょう。
またベンガルのゴージャスな被毛を入念にケアしたい場合は手で撫でてやったり、セーム皮で撫でてあげましょう。
ベタベタと触られるのは嫌がりますが、ゆっくりしている時にしてあげれば喜んでくれます。
運動(遊び)
ベンガル猫を飼う際に最も気をつけるべきなのが運動量です。
ベンガルはとても活発で家の中を動き回ります。
その際家が狭かったり、キャットタワーなど上下運動ができるようなものがないとストレスを溜めてしまいます。
ベンガルはストレスを溜めてしまうと、問題行動を起こすようになるのでしっかりとストレス発散をしてあげる必要があります。
毎日少なくとも30分はしっかりと遊ぶ時間を取って楽しんでもらいましょう。
かかりやすい病気
ベンガル猫はアジアンレパードの子供たちであることもあってか、非常にがっしりとした頑丈な体を持っています。
そんなベンガルでも以下のようにかかりやすい病気があります。
- 肥大型心筋症(心臓病)
- 末梢神経障害
肥大型心筋症とは心臓の筋肉が肥大化して、一度の収縮で体に送る血液の量が減ってしまう病気です。
原因ははっきりとわかっていませんが、肥満が相関関係を持っていると考えられています。
末梢神経障害とは体の様々な部位と、その司令塔の役割を持つ中枢神経系の間にある末梢神経で障害が起きる病気です。
症状は発祥する体の部位によって様々です。
「糖尿病」や感染病の一種である「トキソプラズマ」なども、末梢神経障害によって併発されうる病気です。
猫に異常が見られたら、かかりつけの獣医さんに診てもらうことを強くおすすめします。
まとめ
ベンガル猫は基本的には頑丈で健康な体を持っています。
手入れなども特別なことは必要なく、そういった意味では非常に飼いやすいと言えます。
ただベンガルを飼う場合は、ジャンプなどもできる3次元的に広い飼育スペースとたっぷりの愛情が必要になります。
飼うことになったらとことん可愛がって遊んであげましょう(^O^)
ベンガルについてより詳しく知りたい場合は、下の記事も確認してみてください。
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photo credit:Nacho Castejón Martínez by Zephyr 2 meses、Mike Sutton by Schrody my bengal、Rosana Prada by mel