一般に猫といえば小柄で敏捷な体を持つツンデレを想像される方が多いのではないでしょうか?
ただ実際のところ純血種の猫の中には中型犬ほどの大きな体を持つ猫種もいるのです!
そこで今回は大きな体を持つ猫種ランキングトップ10を発表します!
大型猫へのモフモフ好きな方はもちろん、これまでは小型の猫とばかり遊んでいたよという方も是非どの猫がランキングに入るか予想してみてください(^O^)
今回こういったランキング記事を作成するにあたって、出来るだけ独断と偏見をなくしたかったため、様々な記事を参考にさせていただきました。
参考記事に関しては、一番下にリンクを貼らせていただきました。
大きな体を持つ猫種ランキングトップ10!
10位.ターキッシュバン
泳ぐ猫として名高いターキッシュバンは自然育ちの中大型猫です。
名前の通りトルコのヴァン湖に暮らしていた彼らは、元々狩りをして生きてきたため高い運動神経を備えています。
じっとしているよりかは遊んでいる方が好きで、飼い主のしつけをよく聞く利口な子が多いです。
平均体重は4~6.5kgほどで、猫としては中大型の体重をしていると言えるでしょう。
9位.ブリティッシュショートヘア
ブリティッシュブルーとも呼ばれるこの大型の猫は、広い胸と大きく丸みを帯びた顔つきで広く知られています。
ブリティッシュショートヘアは穏やかで物静かな性格に加えて、留守番なども得意なため手のかからない猫種という評判が高いです。
ただ他の猫や動物に対して威圧的な態度を取ることもないため、多頭飼いも問題ありません。
実はしつけをしやすい猫としても有名で、映画やCMの現場にも度々登場することがあります。
最近ではキャットフードブランドの一つである、「シーバ」のCM(Youtube)の猫もブリティッシュショートヘアです。
正に紳士の国出身の猫と言った感じですね(^^)
8位.アメリカンボブテイル
ポンポンとした尾っぽが注目されがちなアメリカンボブテイルですが、実は体の大きさもかなりのものです。
アメリカンショートヘアと同じように、とても頑丈な体を持っており成猫になるまで3~4年と長い月日を必要とします。
他の猫に比べて特徴的なのは広く豊かな胸です。
社交的で遊び心豊かな猫種であるため、飼う際は笑顔の絶えない家庭を作ることになるでしょう(・∀・)
7位.サイベリアン
ロシアのプーチン大統領が秋田県知事「佐竹敬久」さんに贈呈した猫、「ミールくん」の猫種として有名なサイベリアンも大型の猫種の一つです。
ロシア生まれということで、当然寒い環境対策の豊かな防水の被毛を持っています。
愛情深い猫種としても知られており、初対面の人や猫に対しても愛想よくコミュニケーションを取ることができます。
現在人気上昇中の猫種の一つです(^^)
6位.チャウシー
山猫と家庭猫の交配種であるチャウシーも、大型の体を持つ猫種の一つです。
飼い主と一緒に遊ぶのが大好きな猫種で、山猫の血が濃いためか狩りの才能は抜群です。
他の猫と比べると足がとても長く、すらっとしたモデル体型の大きな体を持っています。
5位.ノルウェージャンフォレストキャット
北欧の厳しい寒さの中生き抜いてきた大型の猫が、ノルウェージャンフォレストキャットです。
彼らはその豊かな被毛とエレガントな容姿などから、日本国内でもとても人気が高い猫種の一つです。
雪国を生きてきたこともあってか防水の被毛を持っており、天候や寒い気候にはとても強いです。
飼い主への愛情は深いですが、ベタベタと触られるのを良しとしないツンデレのツン要素が多めな子も中にはいるようです(^O^)
4位.ラガマフィン
ラグドールが基になってできたラガマフィンも、ラグドール同様大型の猫種です。
抱っこされることが好きな子が多く、飼い主に対して犬のような従順さを持ち合わせております。
同時に協調性が高い猫種でもあるため、猫や犬などとの多頭飼いも問題ありません。
ラグドールと違うのはラガマフィンは様々な毛色×模様の種類がいる点です。
またラガマフィンとは英語で「いたずらっ子、ぼろを着た少年」という意味を持っております。
なかなかユニークな意味の名前ですよね(^^)
3位.ラグドール
ぬいぐるみのように抱っこしても体を預けてくることから、「ラグドール(英語でぬいぐるみの意)」という名前を付けられた大型猫です。
大きくモフモフとした体で、抱っこされることを全く嫌がらない猫種のため、日本ではトップクラスの人気を誇ります。
飼い主への愛情が深く、部屋を移動すると付いてくることも多々あるようです(^^)
ただほかの人に対しても優しく人見知りをしないため、多頭飼いをする場合でも問題はありません。
2位.メインクーン
「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨人)」の通称を持つメインクーンが2位です。
メインクーンは良く飼われている一般的な猫種としてはとても大型の体を持つ猫で、大きい子では10kgを超えることもあるようです。
性格は穏やかで優しく、多くの場合他の猫や子供とも仲良くできます。
成長期間が他の大型猫と同じように3~5年と長いのも特徴の一つになります。
また2位(メインクーン)~7位(サイベリアン)までは、ほとんど同じ程度の平均体重を持つ大型猫となります。
メインクーンはその大きさから、ギネス世界記録の常連猫にもなっています。
詳しく見たい方はこちらをチェック!
1位.サバンナ
野性猫のサーバルと家庭猫の人為的な交配種であるサバンナキャットが第1位です。
彼らはとても特殊な猫種の一つで、同じサバンナキャットの中でも更にF1~F7という分類分けをすることができます。
どんな分類かというと、Fのあとにつく数字が小さいほど野性の血を色濃く受け継いでいるということなのです。
F1~F3までのサバンナは半分以上が野生猫のサーバルの血が入った子になるため、日本でF1~F3のサバンナを飼育する際には、都道府県知事の飼育許可が必要になるのです。
ただ性格自体はベンガルなどと似ています。
知能が高く飼い主さんへの構って精神が強いため、愛情が足りないと問題行動を起こすこともあるんだとか(^^)
また元々サーバルの平均体重が9~18kgであるため、サバンナも猫種の中ではとても重い猫種です。
大きい子では14kg程度の体重になることもある大型の猫です。
大型猫の特徴とは?
大柄な猫にはいくつかの共通点があります。
- 穏やかでゆったりとした性格の子が多い
- 長毛種が多い(サバンナやチャウシーやブリティッシュなどは例外?)
- 抱っこ嫌がらない子が多い?←(個人的な印象)
小型の猫が普段から俊敏な動きをするのに対して、大型猫は普段はゆったりとした動きを基調としています。
私の猫カフェでも、大型猫たちは普段の動きはゆっくりで、狩り遊び中は俊敏というような、動きの早さにメリハリがあるような気がします。
また、これは個人的なイメージなのですが、大型猫の方が抱っこを嫌がらない印象があります。
ラグドールはもちろんのこと、他の大型猫たちもそれほど抱っこされることに対して嫌がるイメージがありません。
逆にベンガルやシンガプーラなど、動くのが好きなタイプの子達は抱っこ嫌いな子が多い印象があります。
もしかしたら、「大型猫=抱っこOKな子が多い」と言うよりかは、
- 「大型猫=性格がゆったりしている→抱っこOKな子が多い」
- 「動き回るの好きな猫=せわしない子が多い→抱っこ嫌いな子が多い」
という感じなのかもしれませんね。
もしお家の子で是非抱っこをしたいという場合は、こちらにHowtoを載せているので、参考にして頂ければと思います。
まとめ
小型でスリムな猫も素敵ですが、全身モフモフと抱きしめることができる大型の猫もとても魅力的ですよね(^0^)
特に抱っこをしても嫌がらない大型猫が欲しい場合は、ラグドールを強くおススメします。
また当サイトでは他にも様々な分類でランキング記事を作っているので、興味がある方は参考にしてみてください!
参考記事:Iheartcats、pet360、kittylovernews、vetstreet
photo credit:Jorbasa Fotografie by Lieblingssofa – favourite sofa、purrfectcatbreeds、torbakhopper by the height of luxury : american bobtail manx