猫が元気に長生きするにはストレスを溜めないようにすることが大切です。
猫が常にストレスを感じるような環境になってしまうと、病気になってしまうことも珍しくありません。
今回はどんな行動や環境が猫にとってストレスになるのかを紹介していきます。
目次
- 1 猫がストレスを感じる環境・行動
- 1.1 常に鳴ってる騒音などはないか
- 1.2 他動物との同居(多頭飼い)
- 1.3 引越しなどの家庭環境の変化
- 1.4 キャットフードの変更
- 1.5 猫の嫌いな匂いの充満
- 1.6 嫌がる場所を触っていないか
- 1.7 シャワーやお風呂が多くないか
- 1.8 触り過ぎてないか
- 1.9 外に来る野良猫を怖がってないか
- 1.10 パソコンや電化製品のノイズ
- 1.11 ペットシッターや旅行中の世話
- 1.12 訪問者は多くないか
- 1.13 家庭内の模様替え・変更
- 1.14 愛情は足りているか
- 1.15 ご飯や飲み水は十分か
- 1.16 室内は快適な温度か
- 1.17 猫のトイレは清潔に保たれているか
- 1.18 日光浴はできるか
- 1.19 去勢・避妊手術は済ませてあるか
- 2 まとめ
猫がストレスを感じる環境・行動
猫もストレスから様々な病気や体調不良になることがあります。
健康を守るためにも、普段から猫のストレスの元を取り除いてあげることが大切です。
もしあなたの愛猫がストレスを感じているように思われる場合、下記に記載してあることで思い当たることがないか一度確認してみましょう。
もちろん何にストレスを感じるかは猫によって違うため、必ずしもストレスの原因が書いてあるとは言えません。
それでも一般的にストレスを感じることは書いてあります。
またストレスが原因の病気などはこちらから確認できます。
常に鳴ってる騒音などはないか
猫は感覚器官の中でも耳を最も頼りにしています。
工事や何か騒音で常にうるさくなってはいないでしょうか。
常にうるさい騒音の中にいるのでは、猫も疲れてストレスを感じてしまいます。
他動物との同居(多頭飼い)
多頭飼いをしている場合や、猫以外の動物も一緒に飼っている場合うまくいっているでしょうか。
何頭かの猫を飼っていたり他の動物を同居させていることで、強いストレスを感じているような場合は部屋を分けて飼うことなどが必要になってきます。
引越しなどの家庭環境の変化
猫は極端な話、飼い主さんが変わるよりも居住環境が全く変わることでショックを受けやすい動物です。
引越しをする際はしっかりと注意したうえで行うようにしましょう。
キャットフードの変更
猫が普段からお気に入りだったキャットフードを変更することでストレスを感じることがあります。
フードの変更自体は全く問題ないです。
ただ変更する際は、急にすべてを変更するのではなく徐々に変更するようにしましょう。
猫の嫌いな匂いの充満
猫にとっては柑橘系の匂いや、タバコの匂いは苦手な匂いに分類されます。
あなたの家で何か猫の嫌いな匂いが漂っているということはないでしょうか?
タバコなどは猫のいない場所で吸うように気遣ってあげると良いでしょう。
同じように香水も猫にとっては匂いが強すぎます。
またアロマは猫にとって毒になるので気を付けましょう。
嫌がる場所を触っていないか
猫とスキンシップを取っている時に、猫の嫌がる場所を触っていないでしょうか?
猫によって個体差はありますが、一般的に苦手な部位としてはお腹やしっぽ、足の先など敏感な場所になります。
シャワーやお風呂が多くないか
猫は一般的に体が濡れるのが苦手です。
濡れてしまうと、自然界では生死を分けることもあるからです。
猫によってはお風呂が好きな猫もいますが、ほとんどの猫はお風呂が苦手です。
濡れるのが苦手な猫の場合、月に1回のシャワーは猫によっては多すぎます。
シャワーやお風呂だけでなく、蒸しタオルで体を拭くだけでも十分体を清潔にすることができます。
触り過ぎてないか
常に猫にかまったりしていないでしょうか。
ほとんどの猫は常にべたべたしてくる人が苦手です。
適度なスキンシップはストレス解消になりますが、スキンシップの取り過ぎは逆の効果を生み出すこともあります。
また食事中や毛づくろいをしている中でのスキンシップも避けましょう。
外に来る野良猫を怖がってないか
家の外によく来る野良猫を、飼い猫が怖がってることはないですか。
姿が見えずとも匂いや鳴き声から外にいる野良猫を怖がってしまうことはあります。
特に内向的な猫の場合、ストレスになりやすいです。
パソコンや電化製品のノイズ
パソコンや電化製品が発しているノイズが猫のストレスにつながることもあります。
特にパソコンなどは常に付けていることで、ファンの音がずっと鳴っていることもあります。
ペットシッターや旅行中の世話
旅行中の世話やペットシッターに世話を頼むことで、普段と違うことが出てくると猫が戸惑うことがあります。
できるだけ普段の生活と変わらないように注意をしてあげるようにすることが大切です。
ご飯を与える回数や与える量などには慎重になりましょう。
訪問者は多くないか
常に人の出入りが多く、落ち着けない環境だと猫のストレスはたまってしまいます。
社交的な猫ならば問題ありませんが、内向的な猫の場合、人が多い時に隠れられる場所を作ってあげる必要があります。
家庭内の模様替え・変更
引越しと同じように家庭内の模様替えや、レイアウトを変えることでストレスを感じてしまうことがあります。
同様に猫愛用の品を捨ててしまうことで、ショックを受けることがあります。
猫にとっては新しい物や配置となってることは関係なく、自分が気に入ってるかどうかが問題なのです。
愛情は足りているか
日頃から猫への愛情をたっぷりと注いであげましょう。
毎日ご飯と水だけ与えていれば、健康に育つということはありえません。
毎日退屈な時間を過ごしている場合、退屈からストレスを感じてしまっているかもしれません。
退屈させないのと同時に、スキンシップを取るため毎日最低でも15分は遊ぶ時間を取るようにしましょう。
ご飯や飲み水は十分か
ご飯や飲み水が足りていないと当然ストレスを溜めてしまいます。
ダイエットなどでご飯の量を少なくする際は、少しずつ少なくするようにしましょう。
また飲み水は日に2回は変えて新鮮なものにするようにしましょう。
室内は快適な温度か
部屋が極度に暑かったり、寒かったりしないでしょうか?
真夏や真冬は場所にもよりますが、しっかりと室温対策を取ってあげることが大切です。
真夏は主にクーラー、真冬は暖かい毛布を多めに用意するなど快適に過ごせるようにしてあげましょう。
猫のトイレは清潔に保たれているか
トイレが汚れたままだと、きれい好きな猫はストレスを感じてしまいます。
私たちも使われたトイレがそのままになっていたら気分が良くないですよね。
1日1回は最低でもトイレ掃除をして清潔に保ちましょう。
日光浴はできるか
薄暗い場所も必要になりますが、日光に当たってゴロゴロすることでリラックスできます。
家の中に少しでも日向ぼっこができるようなスペースがあると良いでしょう。
去勢・避妊手術は済ませてあるか
発情した状態で、異性猫との接触がないと発情期の猫は当然ストレスが溜まります。
子猫を育てるつもりがない場合は、去勢・避妊手術を考えましょう。
まとめ
猫が普段からストレスを感じないように目を配ってあげましょう。
基本的にはご飯、水をしっかり与えて、スキンシップを取ってあげることが最も大切になってきます。
また猫がストレスを溜めているように感じたら、ストレスの原因を取り除くのと同時にストレス解消も考えてみてあげてください。
猫のストレス解消方法はこちらから確認できます。