ラグドールはふわふわとした被毛と、人懐こい性格を合わせ持つ非常に人気の猫種です。
今回はそんなラグドールの子猫の値段相場と、毛色や模様毎の画像、また似ている猫種との違いなどを紹介していきます。
ラグドールに興味がある方は是非楽しんでいってください!
目次
ラグドールの子猫の値段相場
ラグドールは日本でもトップクラスの人気を誇る猫種であるため、飼育しているブリーダーの数は多いです。
多くのペットショップでも同様にラグドールが販売されているため、探すのに困ることはそうないでしょう。
そんなラグドールの子猫の値段相場は以下になります。
購入元 | 値段 |
ペットショップ | 20万~30万円 |
ブリーダー | 10万~30万円 |
ラグドールは人気の猫種のため、ペットショップでは高めの価格設定をされていることが多いです。
基本的にはブリーダーの方が、ペットショップから購入するより安価になります。
ただブリーダーやペットショップどちらから購入するにしても、大切なのは信頼できる人・店から購入することです。
良いブリーダー・ペットショップの選び方はこちらから確認できます。
また購入するのではなく、里親制度を利用するのも一つの手です。
里親制度を利用する場合は、基本的に購入費などは発生しません。
ただこれまでにかかったワクチン代金などは負担することになります。
猫を入手する方法の一つとして、里親募集サイトを利用するのも是非考えてみてください。
ラグドールの模様×毛色の種類(多数画像あり)
ラグドールはポイント模様が有名ですが、模様の種類は主に3つに分けられます。(※ソリッドはラグドールとしては、あまり主要な毛色ではありません。)
- ポインテッド&ホワイト(バイカラー)
- ポインテッド
- ミテッド
それぞれの画像は以下になります。
上から順にシールバイカラー、シールポインテッド、シールミテッド、ソリッド(単色)のラグドールとなります。
それぞれ特徴が異なります。
ポインテッド&ホワイト(通称バイカラー)は、ラグドールの中でも最も多い模様なのではないかと思われます。
バイカラーの簡単な見分け方としては、顔の内側から胸にかけて白く、顔の外側から上の部分に色がついているということです。
ポインテッドは「シャム猫」のような模様を想像すると分かりやすいです。
顔と足の先っぽの色が同じで、胴体のみ異なる色となっています。
ミテッドはあごから胸のよだれかけにかけての部分と、足の先っぽのみ白いです。
そして顔の前の方と、足の白い部分の隣が濃い色となっています。
ミテッドは文章ではうまく表現しずらい模様をしているため、画像を見て頂く方が理解が早いかと思われます。
ソリッドは超簡単です!
全身単色ならソリッドです(笑)
具体例としては、黒猫や白猫のラグドールがソリッドです。
また全てのラグドールが、必ずしも上記の説明に当てはまるわけではありません。
皆がみんなきれいに、規定通りの模様が出ているわけではないからです。
そして毛色は全部で6種類です。
- シール(ブラック)
- チョコレート
- レッド
- ブルー
- ライラック
- クリーム
以下、何種類かの模様×毛色のラグドールを紹介していきます。
※チョコレートリンクスポインテッド
縞模様が入っていることです。
※ブルーリンクスポインテッド
※クリームリンクスミテッド
※ブルーバイカラー
※ブルーポインテッド
※ブルーミテッド
※レッドリンクスポインテッド
※ライラックリンクスポインテッド
※キャリコバイカラー(三毛)
※チョコレートバイカラー
※ホワイトソリッド(真っ白)
画像は以上となります。
皆さんのお気に入りの模様×毛色はどの子でしょうか?
個人的には三毛模様のラグドールなんかは、温かみがあってかなり可愛いと思いました(^O^)
ラグドールに似ている猫種との違い
ラグドールとバーマン・ヒマラヤンは、それぞれとても似た外見的特徴を3つ持っています。
- 長毛種
- サファイヤブルーの瞳
- ポイント模様
以上の3点です。
ラグドールとバーマン・ヒマラヤンの見分け方を紹介していきます。
またバーマン・ヒマラヤンとはまた違いますが、ラガマフィンもラグドールに似ています。
ラグドールとバーマンの違い
ラグドールと「バーマン」が似ているのは、ラグドールの生い立ちにあります。
ラグドールは人為的に作られた猫種ですが、その交配の過程にバーマンも入っています。
そんなバーマンとラグドールは足元を確認することで、違いを見分けることができます。
バーマンは4本の足全てが、足先のみ白くなっています。
バーマンと同じように、足の先っぽだけが白くなっているラグドールは多いです。
ただ後ろ足の先っぽだけが白くなっているラグドールは、ほとんどいません。
ラグドールとヒマラヤンの違い
ラグドールと「ヒマラヤン」が似ている理由は、ヒマラヤンがペルシャとシャムの交配種だからです。
一方ラグドールはペルシャとバーマンから生まれた子猫に、「バーミーズ」を交配させてできた猫種です。
どちらにもペルシャの血が入っているという近い血筋から、ラグドールとヒマラヤンは似ているのです。
そんなヒマラヤンとラグドールは顔立ちと足元を見ることで、違いを見分けることができます。
ヒマラヤンはその顔立ちに、ペルシャの特徴である潰れ鼻を受け継いでいます。
一方ラグドールの鼻筋は通っているため、違いが見分けられます。
またラグドールのように、足先だけが白くなっているヒマラヤンは見当たりませんでした。
ラグドールとラガマフィンの違い
※ラガマフィン
「ラガマフィン」はラグドールの子供にあたるような猫です。
ラガマフィンはラグドールを基に「ペルシャ」やヒマラヤン、ターキッシュアンゴラなどの長毛種の猫を交配させ出来た猫種です。
そういった背景もあり、ラガマフィンはラグドールの特徴を色濃く受け継いでいるのです。
そんな彼らの違いは認定されている模様の種類の多さです。
ラグドールの場合、一般的に認められているのは「バイカラー」「ポインテッド」「ミテッド」の3種類の模様のみです。
一方ラガマフィンは、ほとんど全ての毛色と模様のパターンが認められています。
しかしラグドールを代表する模様ともいえる、ポイント模様はラガマフィンにはないようです。
まとめ
ラグドールは日本でもトップクラスの人気を誇っていることから、ペットショップなどでも高い価格設定をされていることが多いです。
できるだけ安価に手に入れたい方は、ブリーダーからの購入、里親制度の利用をおすすめします。
毛色と模様の種類が多い猫種でもあるので、飼う際はどんな子にするかじっくりと考えてみてください(^O^)
ラグドールについてより詳しく知りたい場合は、下の記事も確認してみてください。
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photo credit:Vancouver Film School by EBM Student Photo Shoot for Kitten Album Cover、Ragdoll kittens、WJ van den Eijkhof by Nena、Meredith P. by Lamb