ロシアンブルーは気品ある佇まいとそのエレガントな容姿からとても人気の猫種です。
今回はそんなロシアンブルーの体重や平均寿命、飼い方などを紹介していきます。
目次
ロシアンブルーの体重
ロシアンブルーの平均体重は以下になります。
- オス 3~5kg
- メス 2.5~5kg
猫の平均体重は4kgほどです。
やはりロシアンブルーはスリムでシュッとしたイメージからもわかるように、若干平均体重よりも痩せ型ということが分かります。
ロシアンブルーの寿命
現在飼っている方、これから飼う方ともに寿命のデータについてはあまり知りたくない方も多いと思います。
ただいつかはお別れの日が来てしまうのも事実であるため、あくまで一つのデータとして参考にしてみてください。
ロシアンブルーの平均寿命は11~14歳程度となります。
猫の平均寿命が15歳であるため、平均寿命は若干ですが短いです。
ただ猫の寿命は飼い方によるところが大きいです。
ロシアンブルーは警戒心が強く神経質な面も持ち合わせているので、安心できる環境を整えることを意識しましょう。
ロシアンブルーの飼い方
夏の暑さに注意
ロシアンブルーはロシア出身の猫ということもあって、寒さには強いです。
ただその分夏の暑さには弱いです。
ロシアンブルーはサラリーマンなど1人暮らしの方でも飼いやすい猫です。
ただ夏の日中に部屋を閉め切ってエアコンをつけないのは危険です。
夏などは出かけるときもエアコンをつけて快適に過ごせるようにしてあげましょう。
ブラッシングの頻度
ロシアンブルーは短毛種であるのと同時に抜け毛がかなり少ない猫なので、ブラッシングはそこまで必要ありません。
1週間に1回程度で大丈夫です。
ただブルーの毛並みをしっかりと整えて見栄えよくしてあげたい場合は、毎日ブラッシングとコーミングをするようにしましょう。
ただ見栄えを良くするしないに限らず、春や秋の換毛期は抜け毛が多くなるため2,3日に1回はブラッシングをするようにしましょう。
遊び(運動)
ロシアンブルーは孤独に強いため、日中家を留守にするような人でも全く問題なく飼うことができます。
ただ運動不足にならないように、キャットタワーなどを用意してあげましょう。
また孤独に強いと言っても、毎日全くコミュニケーションを取らないような生活をしていると絆は失くなってしまいます。
必ず遊ぶ時間は作るようにしましょう。
かかりやすい病気
ロシアンブルーがかかりやすい病気は以下になります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
- 尿路結石
- 糖尿病
尿路結石
尿路結石は膀胱や尿道に結石が詰まってしまう病気です。
症状としては、血尿やおしっこの中にキラキラと光る結晶状のものが混ざっている、トイレ意外の場所でおしっこをしてしまうなどです。
重度の尿路結石の場合は、尿管が結石で完全に詰まってしまい、排尿できなくなる「尿道閉塞」という状況になってしまいます。
おしっこを2日以上出せないと、猫は死んでしまいます。
尿路結石になった猫は症状のサイン(血尿やトイレに行っても排尿を少ししかしないなど)があります。
しっかりと気付いてあげられるようにしましょう。
尿路結石の予防方法としては、普段から水をしっかり飲むようにしてミネラル分の高い食事は控えるようにすることです。
糖尿病
糖尿病とはホルモンの一種であるインスリンの働きが鈍くなり、血液中の糖が多くなってしまう病気です。
糖尿病の主な症状としては、水を大量に飲むようになる、食べる量が増えるなどです。
糖尿病はそれ自体が怖いというよりかは、糖尿病になることで様々な病気を併発してしまうことが危険なのです。
肥満にならないようにするのが、間接的に糖尿病の予防になります。
肥満の猫が糖尿病にかかる確率は、標準体重の猫の5倍と言われているため、普段から運動をさせるようにしましょう。
ロシアンブルーは元々そこまで食事量を必要としませんが、出されれば出された分だけ食べてしまいます。
そのため毎日与えるご飯の量を決めたり、運動をさせるようにしましょう。
ロシアンブルーがかかりやすい病気を、早期発見するためにも定期的な健康診断が大切です。
まとめ
ロシアンブルーは孤独にも強く、飼い主にも従順なため1人暮らしの人でも飼いやすい猫種です。
冬の寒さには強いですが、夏の暑さには弱いため気をつけましょう。
病気を予防するためには定期的な健康診断が大切になります。
ロシアンブルーについてより詳しく知りたい場合は、下の記事も確認してみてください。
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photo credit:Winter Cat via photopin (license),Mila via photopin (license),Nao Kitano by 今日のにゃんこ達