「初めて猫を飼うけど、何を調べておけばいいか分からない!」
誰でも最初は初心者なので、焦る必要はありません。
今回はそんな猫初心者の方が、猫を飼うにあたって必ず調べておくべき情報をまとめていきます。
目次
猫を飼う人が調べておくべき情報9選!
これから猫を飼うという場合は、ペット用品や心がまえなどもそうですが、猫を飼う際に必要となる情報を整理しておくことも大切です。
これから猫を飼うという人は、以下の情報を調べておくようにしましょう。
- 自宅近くの動物病院
- 夜間診療可能な動物病院
- ワクチン接種について
- 去勢・避妊手術について
- 毎月どのくらいの出費がかかるか?
- ペット保険について
- 最低限の健康チェックの仕方
- ご飯の与え方について
- 猫が食べてはいけないものを知る
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.自宅近くの動物病院
まず第一に調べておくべき情報は、「自宅近くの動物病院」についてです。
動物病院の場所だけでなく、営業時間・休みの日なども調べておくようにしましょう。
電車などを使わず、徒歩で手軽に行ける範囲内だと好ましいです。
ただ車をお持ちの場合は、よっぽど遠くなければ気にする必要はないでしょう。
猫は環境の変化によって、体調を崩してしまいやすい生き物です。
そのためこれから猫を飼う方は、事前に自宅近くの動物病院の場所を調べておくようにしましょう。
※動物病院の営業時間などは紙に書いて、冷蔵庫にマグネットで貼っておくのをおすすめします。
2.夜間診療可能な動物病院
動物病院も当然24時間営業ではありません。
ただ猫が夜間に、明らかに危険な症状を見せることもあり得ます。
そんな時は朝まで待っていると危険でしょう。
そんなわけで、夜間でも診察可能な動物病院の場所を調べておくことをおすすめします。
こちらについてもできる限り、自宅近くだと好ましいです。
夜間診療可能な動物病院については、「電話番号」「営業時間」「住所」の3点は最低でも紙に書いて見えるところに置いておきましょう。
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3.ワクチン接種について
猫の健康管理をするためにも、ワクチンの予防接種を受けさせることは飼い主さんの大事な務めと言えます。
費用はかかりますが、ワクチンの予防接種は必ず受けさせるようにしましょう。
子猫の場合、ワクチンを打つスパンは以下になります。
- 1回目:生後60日ほど
- 2回目:生後90日ほど(1回目のワクチン接種から1カ月後)
- 3回目:生後120日ほど(2回目のワクチン接種から1カ月後)
※過剰摂取による副作用を避けるため、3回目のワクチンは打たず2回で済ますことも多いようです。
それ以降は1年に以下のペースで予防接種を打つことになります。
ワクチンの種類も様々で、基本は3種混合ワクチンです。
ただ5種や7種混合ワクチンなどもあるため、どのワクチンを打つかは獣医さんと相談して決めるようにしましょう。
費用は3種が4,000~7,000円ほど、5種が6,500~10,000円ほどです。
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4.去勢・避妊手術について
基本的には子供を作らないのであれば、去勢・避妊手術は受けさせるようにしましょう。
去勢・避妊というと抵抗感を感じる方も多いと思いますが、交尾したいときに交尾できないのも猫にとってはつらいでしょう。
また去勢・避妊手術をすることで、「スプレー行為(マーキング)」「異性を求めての鳴き声」などの問題行動を防ぐこともできます。
猫と人が共生するためにも、去勢・避妊手術を受けさせることは大切です。
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去勢・避妊手術のタイミングとしては主に以下になります。
- 雄(オス):生後6~8か月
- 雌(メス):生後4~7カ月
ただ猫種や個体差によって、手術を行う時期は異なります。
例えばシャム猫などは早熟な子が多く、比較的早い時期に手術を受けさせることが多いようです。
また費用はそれぞれ以下のようになります。
- 去勢(オス):1~3万円程度
- 避妊(メス):2~5万円程度
区によっては去勢・避妊手術に対する助成金制度を設けているところもあります。
例として足立区や横浜市などでは、4~5千円程度の助成金制度が出来ています。
飼い主さんの住んでいる区でも助成金制度はあるかもしれないので、調べてみることをおすすめします。
こちらのサイトで、自分の住んでいる地域で助成金制度があるかどうかを調べることができます。
5.毎月どのくらいの出費がかかるか?
猫を飼う以上、毎月の出費はつきものです。
必ず必要な出費としては、「食費」「猫砂代」(「ペット保険代」)などが挙げられます。
1カ月で4~5千円程度の出費は必要だと考えるべきでしょう。
どうしても飼い始めの1年目はワクチン接種や去勢・避妊手術、必要な道具を揃えたりなど、出費が増えやすいです。
猫を飼うのにどの位のお金が必要かを、より詳しく知りたい場合はこちらから確認できます。
6.ペット保険について
動物病院は意外と高くつきます。
それというのも動物病院の料金設定というのは、ペット保険の負担を考慮して、初めて妥当な料金設定となっているからです。
ペット保険に加入していないと、かなり高い費用が掛かることもあります。
ペット保険に加入するかどうかは人それぞれですが、子猫を飼い始めてからの1年間は少なくとも加入することをおすすめします。
成猫になれば免疫力もつき、病気にもかかりにくくなりますが、子猫はどうしても免疫力も弱く、体調を崩しやすいです。
そういったことを考えると、最低でも生後1年間はペット保険に加入した方が良いでしょう。
7.最低限の健康チェックの仕方
猫を飼うのが初めてであっても、最低限の健康チェックは出来るようになりましょう。
毎日必ず、以下のポイントをチェックするようにしましょう。
- しっかり形のあるウンチをしている(下痢や軟便は要注意)
- ちゃんとオシッコをしている(オシッコのポーズだけの場合は、膀胱炎などの疑いあり)
- ちゃんとご飯を食べている
- 咳やくしゃみをしていない
- ジュクジュクとした目やにが出ていない
オシッコやウンチは健康のバロメータになります。
特に子猫の場合は、ウンチやオシッコをしっかりしているかどうか、そして出されたご飯を食べているかどうかをチェックすることはとても大切です。
8.ご飯の与え方について
基本的に猫を飼うにあたって、毎日すべきことは大きく4つあります。
「ご飯・水を与えること」「トイレを掃除すること」「最低限の健康チェックをすること」「愛情を注ぐこと」です。
そしてご飯に関して、新たに子猫を飼い始めた場合、子猫用のフードを与える必要があります。
一点注意として、子猫が1日ご飯を食べないのは、私たち人間が3日間何も食べないのと同じくらい危険なことなのです。
そのため子猫が食ムラを持っている場合でも、必ず何かしらは食べさせるようにしましょう。
ドライフードが好きじゃなく、缶詰じゃないと食べないという子もいます。
場合によっては、ミルクなどの栄養補助材を使うのも一つの手です。
またご飯を何回に分けて与えるかは人それぞれですが、1日最低2回はご飯を与えるようにしましょう。
ご飯を与える量は商品パッケージに載っている、1日に与える量を参考にしましょう。
9.猫が食べてはいけないものを知る
猫は人間の食べ物を食べたがりますが、その多くは猫にとって良くないものです。
猫を飼う際は、基本的に人の食べ物は与えてはいけないと考えておきましょう。
特に猫にとって危険な人間の食べ物は以下になります。
- ネギ類
- チョコレート
- アルコール類
- ブドウ、レーズン
- 牛乳
- イカ、タコ、エビ
- 人間の薬
ここで挙げたのはあくまで一例です。
このように普段私たちが気にせず食べるものは、猫にとっては有害なのです。
その他にも猫にとって危険な食べ物は多くあるため、より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
まとめ
猫を飼うのは決して簡単というわけではありませんが、それほど気負う必要のあることでもありません。
調べるべきこと・準備すべきものを用意して、あとは色々と失敗しながら飼い主さんも猫と共に成長していくものです。
愛情をもって楽しい毎日を過ごすようにしましょう!
猫を飼おうかどうか悩んでいる方は、こちらの記事を読むことをおすすめします。
猫を飼うにあたって必要なものが知りたい方はこちらの記事から確認できます。
現在すでに子猫を飼っていて、何をすればいいか分からない方はこちらを参考にしてみてください。