「一人暮らしだけど子猫を飼ってみたいな。」
こんなことを思っている一人暮らし中の方は多いのではないでしょうか?
一人暮らしでもポイントをしっかり押さえれば、飼うことは出来ます。
ただあくまで今回ご紹介するのは、生後2カ月以上の子猫を飼う場合の方法です。
また子猫でなく、成猫を飼う場合もほぼ共通しています。
これから子猫を飼う一人暮らしの方はぜひ参考にしてみてください!
丁度今日猫を引き取ったばかりの場合はこちらの記事がおすすめです。
目次
一人暮らしの子猫の飼い方!
一人暮らしで子猫を飼う場合に大切なことは、大きく2つに分けられます。
- 家にいる時に何をすればいいのか?
- 留守番時の注意・準備
この2つです。
今回は順に何をしていけばいいかを紹介していきます!
これから子猫を飼う一人暮らしの方、子猫を飼いたいと考えている一人暮らしの方などは是非参考にしてみてください。
もちろん一人暮らしの方以外でもお役に立てるように解説していきます!
家にいる時に何をすればいいのか?
家にいる時は以下のことをしてあげましょう。
1つずつ確認してみてください。
- ご飯は朝と夜帰ってきてからの2回
- 飲み水の補充・入れ替え
- しっかり遊んでストレス発散
- 動物病院の調査
- ワクチンの予防接種や定期健診
- 去勢・避妊手術のすすめ
ご飯は朝と夜帰ってきてからの2回
まずは健康的な生活を送るために、最も大切なご飯についてです。
子猫の場合はできれば3~4回程度に小分けしてご飯を与えた方が良いでのすが、一人暮らしだとそれも難しいと思います。
そのためご飯は基本的に、「朝晩の2回」を目処にあげるようにしましょう。
長い時間仕事などに行っている人の場合は、朝家を出る前に一度あげてください。
そして帰ってきたらすぐに夜ご飯分をあげるようにしましょう。
ただ夜勤の仕事をしている方や、シフト制の仕事で家に帰ってくる時間が不規則な方の場合は、自動給餌器を使う必要があります。
自動給餌器を使うことで、設定した時間にご飯をあげることができます。
子猫は特に栄養摂取をしっかりする必要があるため、規則的な食事時間にするよう心がけてあげましょう!
飲み水の補充・入れ替え
続いて飲み水についてです。
飲み水は家を空ける時にも、常に一定量入った状態にしておく必要があります。
ただ猫は新鮮な水を一般的に好みます。
そのため家にいる間は、こまめに飲み水を取り替えてあげるようにしましょう。
特に夏場などは長時間水を放置しておくと水が腐ってしまうため、気をつけるようにしましょう。
しっかり遊んでストレス発散
多頭飼いなどをしない限り、猫にとってはあなたしか遊び相手がいません。
そのため家にいる間は多少疲れていても、しっかり遊んであげるようにしましょう。
子猫は特にわんぱくで遊びたい盛りの子が多いです(^^)
あまり遊んであげる時間が取れなかったりする場合は、多頭飼いを検討する必要もあるでしょう。
爪切りや歯磨き・ブラッシング
爪切りや歯磨きの習慣は子猫の頃からつけることが大切です。
成猫になってからでは、嫌がってしまう子が多いため子猫の頃から習慣にするようにしましょう。
またブラッシングは長毛種の猫の場合は毎日必要になります。
ただ子猫の場合はまだそれほど毛が生えていないと思うため、少しずつ慣らしていきましょう。
動物病院の調査
子猫を育てるにあたって、動物病院の情報を調べておくのはとても大切なことになります。
主に調べておく必要があるのは下記の2点です。
- 普段使いの動物病院
- 閉まっている時用の動物病院(夜間も)
動物病院はまずかかりつけの獣医さんを作ることが大切です。
よく見てもらう獣医さんに定期的に診察を受けることで、体調の変化などにも気付いてもらいやすくなるからです。
続いてよく行く動物病院が閉まってるときに、自宅の近くではどの動物病院が空いているかを調べておくようにしましょう。
夜間診療可の自宅近くの動物病院なども調べておくようにしましょう。
いざ何か起こってから調べることになると焦ってしまうものです。
事前にメモ帳などに必要なことをメモしておくのがおすすめです。
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ワクチンの予防接種や定期健診
定期的に病院に通って、健康か確認してもらうようにしましょう。
そうすることで、ちょっとした変化にも獣医さんが気付きやすくなります。
ワクチンの予防接種も基本的には定期的に打つようにしましょう。
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また猫が病気にかかった場合の医療費は、場合によってはかなり高額になることがあります。
ひと月で3万円以上の治療費がかかることもあります。
こういったお金を払えるか自信がない方は、ペット保険に入っておいた方が良いでしょう。
病気などにかかった場合も、医療費の何割かを負担してくれるようになります。
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猫にどれだけのお金がかかるかはこちらのページから確認できます。
去勢・避妊手術のすすめ
生後半年~1年ほどで猫が発情してきます。
発情してくると猫は発情期特有の行動をするようになってきます。
例として、メスは「大声で鳴く」、オスは「マーキング(スプレー行為)」など様々です。
一人暮らしの方の場合はアパートやマンションなどの賃貸住宅で暮らしている方がほとんどだと思うので、基本的に去勢・避妊は必要になるでしょう。
去勢や避妊手術に関して、詳しくはこちらから確認できます。
留守番時の注意・準備は?
留守番時の注意や準備は子猫を飼う場合、特に重要になってきます。
1つずつ見ていきましょう。
- 季節ごとの室温管理
- 戸締まりの注意
- 誤食・誤飲に気をつけて!
- 遊び場の確保・室内インテリア
- 寝床・トイレ・爪とぎなどの準備
- 旅行や帰省で家を空けたいときは?
季節ごとの室温管理
子猫は成猫に比べて体が出来ておらず、体調も崩しやすいです。
日本はほとんどの地域で夏は高温多湿、冬は寒くどちらも子猫にとってかなり厳しい季節です。
まず夏は出来る限り快適な涼しい環境を作ってあげる必要があります。
猫は砂漠出身の動物のため暑い環境には強いですが、高温多湿な日本の夏は厳しいようです。
子猫は特に熱中症や夏バテしてしまいやすいため、必要な場合にはあなたが家にいない間もクーラーをつけるようにしましょう。
クーラーはつけっぱなしにしても、家によっては1日の電気代が180円とそれほど高額になることもないようです。
冬は生後6か月未満の子猫にとっては特に厳しい季節です。
出かけている間暖房などは付けなくても大丈夫ですが、必ず毛布を多めに用意するようにしましょう。
また心配な場合は、湯たんぽをタオルなどで包んで寝床に置いておくなど寒さ対策をするようにしましょう。
季節ごとにどのようなことに気をつけるべきかは、こちらのページにまとめてあります。
戸締まりの注意
子猫(成猫)が外に行ってしまったり、危ない部屋に入らないように気をつけましょう。
猫はとても器用で、中には人が使うドアや扉を難なく開けてしまう子などもいます。
家を出る際には窓と扉の鍵は閉めて、戸締まりに注意する必要があります。
また室内でも危ない部屋には入れないようにしましょう。
意外と危険なのがバスルームです。
お風呂にお湯が溜まった状態で風呂の蓋が敷かれていないと、最悪の場合中に入っておぼれてしまうことなどもあります。
誤食・誤飲に気をつけて!
留守番時に最も注意すべきことの1つが、猫の誤飲・誤食です。
猫はなんでも遊び道具にすることができ、赤ちゃんのように物を噛んだり一通り色々と試してみます。
特に子猫はほんとになんでも噛もうとします。
小物などは誤って飲み込んでしまうと、命を落とすことにもつながりかねません。
猫が飲み込んでしまいそうな小物などは家を出る前に片づけておくようにしましょう。
特にビニール袋や小さなアクセサリなどは、必ず猫の手の届かないところに片づけるようにしましょう。
また人の食べ残しなども、食べられないように片づけておく必要があります。
猫によっては人間の食べ物に興味津々な子も多いです(^^;)
ゴミ箱や三角コーナーも蓋つきのものにするなどしましょう。
遊び場の確保・室内インテリア
あなたが大学生や社会人どちらだったとしても一人暮らしの場合、家を空ける時間が長くなってしまうと思います。
成猫になると落ち着いていくものの、子猫は特に活発で遊び好きな性格をしている子が多いです。
あなたが家にいない時でもあまり退屈しないように、キャットタワーや一人で遊べるおもちゃを用意してあげましょう。
また家具などの配置替えをして、キャットタワーのように高い場所に行けるようにしてあげるのもおすすめです。
家具なども順々に高いところにいけるようにうまく配置することで、高いところまで行けるようになります。
基本的に猫にとっては横のスペースよりも、縦のスペース(高低差)の動きが大切です。
横にたくさん動けるよりは、縦に動ける部屋を意識してみましょう。
ただ飼い主さんが暮らせなかったら意味がないので、あくまでなるべくで大丈夫ですよ。
寝床・トイレ・爪とぎなどの準備
家にいない間に寝床やトイレ、爪とぎなどの準備をしておきましょう。
寝床は冬は特に暖かい毛布などを多めに用意して、防寒対策をしておく必要があります。
トイレは家にいる間にきれいに片づけておき、家に帰ってからも片づけるようにしましょう。
旅行や帰省で家を空けたいときは?
旅行などで何日か家を空けるのは、飼っているのが子猫のときは控えるようにしましょう。
成猫(生後1年ほど)になってからは、2泊程度なら家を空けても大丈夫です。
まず必要なのがたくさんのご飯(自動給餌器)、飲み水は皿を分けて多めに用意しましょう。
心配な場合は、軽く蛇口を開けておけば新鮮な水が飲めるようになります。
トイレなども多めに用意しておくのがおすすめです。
それ以上家を空ける場合はペットシッターにお世話をお願いするか、近所の人などに世話を頼むようにしましょう。
まとめ
注意として読むとかなりたくさんありますが、実際は失敗しながら学んで行くことの方が多いと思います。
恐らく大変なことあると思いますが、それ以上に子猫を飼うことは癒しになるでしょう。
猫は一人暮らしの方でも飼いやすい動物であると、個人的には思っています。
ぜひ猫を飼って、充実した毎日を過ごしてみてください!
子猫が成猫になるまでにすべきことなどについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
また一人暮らしに向いている猫の種類などもこちらのページでは紹介しています。
どんな猫種を飼おうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
また猫を飼いたいと思っている方は、こちらも合わせて読むことをおすすめします。
photo credit:Quinn Dombrowski by Upping the ante